登山はリフレッシュに最適なスポーツ。自然をめいっぱい感じるアウトドアな登山に憧れるけれど、始めるには何を準備したらいいのかわからない。そんな方のために、この記事では、登山に必要な持ち物と初心者さんにおすすめの山をご紹介していきます!
目次
登山に必要な装備とは
登山は普段と同じ装備では登れません。
そのために最低限の準備は必要です。
ここでは、登山をするときに欠かせない持ち物をご紹介します!
服装
登山をする服装として、おすすめなのが重ね着です。
登山中は暑くても、山頂や稜線などで風が吹くと寒く感じることも珍しくありません。
夏なのに、夜は氷点下になることも。
そんな気温変化に対応しやすいのが、重ね着です。
最低限、必要なものとしては次のものが挙げられます。
- 吸湿性に優れたインナー
- スポーツウェアのようなTシャツ
- 羽織るもの(レインウェアでも可)
- 足全体が隠れるジャージ(短パンにタイツでも可)
- 登山用の靴下(厚手のものを2足重ね履き)
- 登山用靴
タイツは足の保護の役割をしてくれます。
専門的なものだと、膝の動きや筋肉の動きをサポートしてくれるタイツも!
目的に応じて選びましょう。
また、重要なのが登山靴。
自分の足の形を測ってくれるお店もあります。
自分にあった登山靴を見つけましょう!
このほかにも、帽子やアームカバーなどの紫外線対策グッズもあると良いでしょう。
とはいえ、初めから全てを揃えるのは大変。
自分の持っているものを活用しつつ、徐々に買い揃えていく方が安心ですよ。
装備
丸腰で登山はできません。
最低限、登山に必要な装備は次の3つ。
- ザック(リュック)
- ザックカバー
- レインウェア
ザック
登山の三種の神器の1つとも呼ばれるザック。
サイズを中心に選ぶのが一般的です。
日帰りなら20L、山小屋泊なら40L、テント泊なら60L以上と、登る山の難易度に応じて変化します。
基本的に大きすぎて困ることはないので、困ったら大きめのサイズを買えば間違い無いでしょう。
ザックは実際にお店に行って背負ってみるのがおすすめです。
というのも、ザックはメーカーによって特色があります。
どんなにデザインが気に入っても、背負ってみるとショルダー部分が合わない場合も。
快適に登山をするためにも、ザックは自分の身体にフィットしたものを選びましょう!
ザックカバー
山の上は天候が変わりやすいです。
そのため、雨が降ってきたらザックにもカバーを付けましょう。
特に、テントを持っている場合は水を吸うと重くなります。
できるだけ軽くするためにも、ザックカバーは必須。
もし、買いたくないという方は、ビニール袋をザックに被せるのでも代用可能です。
ただ、ザックカバーの方がフィットして外れにくくおすすめですよ!
ザックの種類によっては、ザック自体にザックカバーが内蔵されているものも存在します。
その場合は、ザックカバーを買う必要はないので、ザックの機能を確認してから購入しましょう!
レインウェア
狭い登山道では、基本的に折り畳み傘を開けません。
そのため、レインウェアが必須。
また、レインウェアは防寒具としても活用できます。
防水機能に優れたものが◎
もし、どのレインウェアが良いのかわからないという方は「ゴアテックス」がおすすめです!
ゴアテックスは、防水性と透湿性に優れた特徴を持つ素材。
また、強度も強いため登山をするなら持っておきたいアイテムです。
山で絶対守りたい!登山ルール3選
登山は自然の中で楽しむもの。
そのため比較的自由度は高いですが、最低限のルールは存在します。
マナーを守って、皆が気持ちよく登山ができるようにしましょう!
人とすれ違うときは上りが優先
山では、上りと下りで登山道が同じことがあります。
そんな登山道ですれ違うときには、基本的に上りが優先というルールが存在します。
これは、上りの方が辛かったり、転倒する危険が高いことが理由として挙げられます。
とは言え、実際に登山をしてみると、上りの人が譲ってくれることも多くあります。
その場合は、ルールに囚われすぎずに臨機応変に対応しましょう!
すれ違うときに、道を譲る側の人は必ず山側に避けましょう。
これは、待っているときの滑落を防ぐためです。
すれ違うときは挨拶をする
知らない人に挨拶をすることは、普段では考えられないかもしれません。
しかし、登山では常識です。
挨拶をすることは、気持ちよく登山できるだけでなく、自分が遭難した際の情報提供にも繋がります。
挨拶は欠かさずに行いましょう!
偶然すれ違ったその女の子は挨拶をしていたため印象に残り、情報提供をすることができました。
自分のためにも、挨拶は必ず行いましょう!
落石に注意
山では落石というものが存在します。
落石を起こしてしまった際には、下にいる人が怪我をしないように、「らーく!」と叫びましょう。
小さな落石でも、連鎖して大きな落石になってしまうこともあるため、怪我人を出さないためにも必ず叫びましょう。
また、登山中は足元に注目しやすいです。
しかし、「らーく!」の叫び声が聞こえたら、周囲を見る癖を付けましょう!
初心者におすすめの山5選
ここまで、初心者さんの登山の始め方をご紹介してきました。
でも実際に、どの山が初心者におすすめなのかわからない人も多いはず。
ここでは、初心者さんにおすすめの山をご紹介します!
高尾山(東京都)
東京都八王子市に存在している高尾山。
観光に訪れる人も多く、リフトで山頂付近までいけちゃうので、初心者さんや山の雰囲気を楽しみたいという方におすすめです。
また、コースも多く自分にあったコースも選べますよ。
休憩スポットも多く、初心者にはうってつけの山です。
筑波山(茨城県)
「西の富士、東の筑波」と表されることも多い筑波山。
日本百名山の1つであることでも有名です。
筑波山は男体山と女体山の2つの山から成り立ち、2つの山を登頂することができます。
どちらから登頂するのかを決め、コースを選びましょう。
ロープウェイやケーブルカーも充実しているので、無理なく登山を楽しめますよ!
尾瀬ヶ原(福島県・新潟県・群馬県)
尾瀬の魅力は何と言っても、綺麗な景色。
尾瀬国立公園として日本百景にも選ばれています。
歩きやすく整備されており、ハイキングとしておすすめの場所です。
また、ルートも豊富で自分の好きなルートを選べます。
高低差が少なく、最も歩きやすい山と言えるでしょう。
会津駒ヶ岳(福島県)
先ほど紹介した、尾瀬国立公園の百名山である会津駒ヶ岳。
池塘が特徴的です。
標高差は比較的大きめですが、花が多く、楽しみながら登ることができますよ。
山頂からは、湿原を堪能することも。
標高は比較的高めですが、対策をすれば初心者でも登山が可能な山です。
これから、登山を本格的にやりたいという方には、登山の楽しみが味わえる山になっているため、おすすめですよ!
大山(神奈川県)
都心からのアクセスも良く挑戦しやすい大山。
夫婦杉や阿夫利神社、富士見台など、景色を楽しみながら登山することができますよ!
登山口から山頂までの高低差は900m程度のため、この中では難易度の高い山になるでしょう。
ケーブルカーをうまく利用して、自分の体力にあった登山にしてくださいね。
登山についてプロに相談しよう!
ここまで、登山初心者さんにおすすめの装備や山をご紹介してきました。
実際に登山経験者の話が聞きたい!相談したい!という方も多いはず。
ここでは、そんな登山経験者さんに相談できるサービスをご紹介します!
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楽しい登山ライフを
登山は自然を感じることのできるスポーツ。
苦労して、登り切った後の達成感は計り知れません。
自分にあったレベルの登山をして、楽しい登山ライフを送りましょう!