Live2Dでアバターを制作して、VTuberとして活動したい!だけど、どうやってアバターに動きをつけるのか分からないという方へ。この記事では、Live2Dアバターをトラッキングする方法と必要ソフト・機材についてご紹介します。
目次
トラッキングってなに?
Live2Dのアバターを使って、VTuber活動をしたい!
だけど、モデルを制作しただけだと、アバターの表情の動きが少し不自然。
実はアバターに自然な表情をつけるには、トラッキングという作業が必要です。
ここでは、トラッキング作業の概要とそのメリットについてご紹介いたします。
フェイストラッキング
トラッキングとは、表情などアバターに動きをつけること。
トラッキング専用のツールを用いて、中の人の動きとアバターの動きを連動させる作業です。
Live2Dアバターにトラッキングをする場合、バストから上を重点的に動きをつければOK。
というのも、2DVTuberは、ゲーム実況動画や考察・雑談動画がメインだから。
喜怒哀楽の表情とバストから上の動作があれば十分活動することができます。
トラッキングするメリット
トラッキングをするメリットは、精度の高い動作をつけられること。
イラストデータを取り込んだLive2Dの制作ツールでは、動作にやや不自然さが残ります。
Live2Dモデルは、綺麗で繊細なイラストでもトラッキングできるのがメリット。
また、少ない機材で簡単にトラッキングできるのも魅力的です。
トラッキングするのに必要なツールって?
トラッキングするメリットが分かったら、必要な機材とツールについて確認していきましょう。
2Dモデルは3Dモデルと違って、少ない機材でトラッキングできます。
なお、モデルとなるイラストは、あらかじめ用意しておきましょう。
Live2D Cubism
イラストをパーツごと分けて、表情など動きをつけるためのツールです。
Live2D Cubismは、無料版と有料版があります。
本格的にVTuberとして活動したい!なめらかに動かしたい!と思ったら、有料版を使うのがベターです。
Live2D Cubismでイラストにモーションをつける際は、テンプレートを使うのがおすすめ。
その際、1つ1つのパーツがしっかり動くかどうかをチェックしましょう。
Facerig
表情の細かな動きをつけるのに必要なのが、フェイストラッキング。
Live2Dでモデリングしたアバターにフェイストラッキングを行う際、使用されるのがFacerigです。
Facerigを使うことによって、より細かい部分までトラッキングできます。
FacerigはWindowsのみの対応なので、Macユーザーの方は購入しないよう注意しましょう。
Macユーザーの方は、3tenePRO+Live2Dを使うのがおすすめです。
PC
モデリング・トラッキングのみならず、アバター制作に欠かせないのがPC。
これからPCの購入を検討している方は、制作に必要なソフトがどのPCに対応しているかを確認するようにしましょう。
PCは配信だけでなく、動画編集にも必要なのでマストアイテムです。
webカメラ
フェイストラッキングをする際、必要なのがwebカメラ。
PCに取り付けて使用するビデオカメラのことです。
webカメラは数千円から購入することができるので、予算や性能といった観点から自分に合うのを購入しましょう。
本格的にVTuberとして活動するなら、Facerigでトラッキングするのが一般的。
ですが、お金をかけずに気軽にアバターを動かしてみたいという方もいるはず。
そういった方におすすめなのが、iPhoneとモデリング用のアプリを使用する方法。
スマホ一台で簡単にアバターを動かすことができます。
モデリング用のアプリは、VTubeStudioを使うのがおすすめです。
Facerigでトラッキングする方法
Facerigはあらかじめ手順を知っておくと、スムーズに作業が進みます。
ここでは、Facerigでトラッキングする方法についてご紹介いたします。
サクッと確認!2Dモデルの作成手順
Facerigでトラッキングするまでの制作の流れは下記の通り。
②レイヤー移動でイラストと3Dのサイズを統一する
③線画を描く
④イラストの塗りの作業を行う
⑤Live2Dに取り込む
⑥イラストにモーションを付ける
イラストを描く際のツールは、Clip Studio Paint Proがおすすめ。
自然で美しい描画に仕上げることができます。
トラッキングの手順
Facerigでトラッキングする手順は下記の通り。
②アバター変更でトラッキングしたいアバターを選択
③アバターギャラリーから表情の動きを設定する
④高度なトラッキング設定をする
⑤表情ユニットで動きの幅を調整する
⑥マッピングのずれをなくす
⑦⑥を1つ1つのパーツで行って完成
表情ユニットで動きの幅を設定する際は細かい確認が大切。
顔がどれくらい動いたらアバターがどれくらい動くのか、など都度確認しながら調整していきましょう。
また、トラッキングをする際、背景をグリーンバックにする必要があります。
グリーンバック背景を選択するのを忘れずに。
Live2Dの制作ならココナラにお任せ
ここまで必要機材とトラッキングの仕方についてご紹介してきました。
トラッキングの方法は分かったけど、一から2Dモデルを制作するのはハードルが高い。
理想のアバターを作れるか不安。
そんなお悩みは、ぜひココナラに相談してみましょう!
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ここでは、特徴別におすすめのクリエイターをご紹介いたします。
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イラストもとても可愛いのでにっこりがとまりません!
本当にありがとうございました!
理想の2DモデルアバターでVtuberとして活動しよう
2Dモデルのトラッキングする方法をご紹介してきました。
トラッキングという作業は地道で骨が折れるもの。
ですが、トラッキングが全て終わり、正常にアバターが動いた時の達成感は特別なものです。
オリジナルアバターを使ってVTuberライフを満喫しましょう。
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きっとあなたの力になるはず!
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