起業したり独立したりして、ロゴを制作して看板などに掲げたい人も多いでしょう。ロゴを制作するには自作と外注の2パターンありますが、実際どちらの方がいいのでしょうか?ロゴ制作にまつわるいろいろなお話を、ココナラで出品中のクリエイターさんに伺いながら進めていきます!
目次
ロゴの持つ役割!そもそもなんで必要なの?
大前提に、なぜロゴを制作する必要があるのかを理解しておく必要があるでしょう。
果たす役割や意図・目的をわかった状態で作成すると、自然とどんなロゴがいいのかの大枠が決まるからです。
今回は、ロゴにまつわるあれこれを、ココナラの出品者であるS ART DESIGN先生に伺いました!
ロゴの持つ役割は?
そもそも、なぜロゴを制作するのでしょうか?
早速ですが、S ART DESIGN先生に「ロゴ制作の依頼を受ける理由で多いものを教えてください」という質問をぶつけさせてもらいました。
教えていただいた購入者のニーズから考えると、組織のブランディング化と事業拡大によるリニューアルが主な目的であり、ロゴの役割のようですね。
では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう!
組織や商品のブランディング化
ロゴには、言葉だけでは伝わりきらない思いを、見た人に与える力があります。
想像してみてほしいのですが、起業の看板に「わが社は○○を企業理念をしており、△△を行動指針として……」と書かれていたらどうでしょう?
ぶっちゃけ見る気は起きないでしょう。
そんな思いを1つにしたものがロゴなのです!
また、商品のロゴも同じ意味があります。
有名ブランドや自動車のエンブレムなどは、まさにその代名詞的存在。
見ただけでそれがどこの製品なのかわかるようになっています。
このように、ロゴには企業理念や思い、商品を連想させる効果を持たせ、ブランディング化することができるのです。
事業拡大によるリニューアル
もうひとつの目的は、事業拡大によってロゴをリニューアルすることです。
S ART DESIGN先生が受けるご依頼であれば、海外への進出に伴うロゴの再制作でしたね。
つまり、日本だけではなく海外でも通じるようなものにリニューアルしたいという依頼者も少なくないのです。
世間はネットによるグローバル化が進み、海外進出は今や誰でも簡単にできるようになりました。
最初は日本国内だけをターゲットにしていた企業や事業主でも、海外に焦点をあてることは少なくありません。
そのためにロゴを一新し、世界で通じるものに変更することも多いようですね!
ロゴが提供するサービスが何かを伝える
さらに付け加えると、ロゴのデザインによってはその会社が提供するサービス内容がわかるようなものもあります。
例えば音楽関係であれば音符やヘッドホンを、通信事業者であれば電波や鉄塔といった具合です。
ぱっと見てどんなサービスなのかがわかるので、集客効果も高いのが特徴です。
また、サービス内容ではなく所在地のランドマークを示しているものもあります。
国旗の要素を取り入れたり、地域で有名な県央物を模したりと、そのパターンはさまざま。
別名ロゴマークとも言われます。
ロゴによる顧客への印象付けはバカにできませんね!
ロゴを制作する方法別!それぞれのメリットとデメリットは?
ロゴの役割やニーズがわかったところで、ロゴ制作の方法について紹介しましょう!
それぞれにメリット・デメリットがあるので、その点も合わせてご紹介します。
自分で制作する場合
ロゴは自分で制作することもできます。
画像編集ソフトを使えば、極端な話ですがスマホでもパソコンでもオリジナルロゴを制作することは誰にでもできます。
S ART DESIGN先生も自作することには賛成とのこと。
その代わり、メリットデメリットがあることも教えてくださいました!
ロゴを自作する場合のメリット・デメリット
ロゴを自作する場合のメリット・デメリットにはどんなことがあるのでしょうか?
伺ってみました。
・デザインのコストを抑えられる
・自分好みのロゴが作成できる
・デザインスキルを高めることができる
ですね。
自作することで得られるメリットは、思いどおりのロゴが費用をかけずにでき、さらにスキルアップにつながるということですね。
では逆に、デメリットはありますか?
・デザインセンスによりクオリティが左右される
・デザイン制作に時間がかかり、その他の業務に支障が出る
・デザインによっては商品やサービス自体の価値を下げてしまう
です。
美術の成績が「1」だった筆者が作ったら、悲惨な結末しか見えません……。
このように、ロゴは自分で制作することで得られるメリットもあります。
決して簡単な作業ではありませんが、やりがいがあることなので、楽しんで制作するのもいいでしょう。
しかし、デザインによっては期待した効果が現れない可能性があることも忘れてはいけません。
外注する場合
筆者のように自作に自信がない人は、外注することをおすすめします。
ここで紹介したいのは、デザインを専門に請け負っている会社とココナラの2つです!
それぞれ特徴が異なるので、分けてお話していきます。
デザイン会社に依頼する
デザイン会社に依頼すると、ロゴが自分のデザイン能力に左右されることはありません。
当然のお話ですが、制作してくれるのはその道のプロ。
素人が逆立ちしても勝てるような相手ではありませんし、これこそが最大のメリットです。
しかし一方で、ロゴ制作に高い費用がかかるのも事実です。
また、依頼してから完成するまでに何度かやり取りをする必要もあります。
自作するときほど時間はかかりませんが、それでもスムーズなやりとりのためには欠かせない時間です。
費用の詳しい内訳はのちほどご紹介しますが、その分出来上がったロゴのクオリティが高いのはいうまでもないでしょう。
ココナラに依頼する
続いてココナラに依頼する場合です。
多くのクリエイターがいるココナラでは、費用はかかるもののデザイン会社よりは安く設定されています。
修正費用がかからないクリエイターもおり、それでいてデザイン力も高いのでコストパフォーマンスが高いのも魅力的です。
また、得意ジャンルや実際の制作したロゴが掲載されているため、依頼する側のイメージが湧きやすいのもメリットのひとつです。
デメリットとしては、人気のクリエイターだと「満枠対応中」ですぐに動き出せないことがあること。
時間を置いて依頼すればいいので、急いでいないのであれば待ってみるのもアリです。
またクリエイターとのやり取りはデザイン会社同様に必須なので、そのための時間確保は忘れずにしましょう。
ロゴ制作にかかる費用!いろいろ比較してみた!
ロゴ制作にかかる費用は、自作する場合とデザイン会社に依頼する場合、そしてココナラで依頼する場合で違います。
では、何がどのくらい違うのか、わかりやすく比較してみました!
ロゴ制作にかかる費用の内訳は?
ロゴ制作にかかる費用は、大きく次の3つです。
・デザイン費
・修正費
・商標登録費
最後の商標登録費とは、作ったロゴが第三者に真似されないように保護するために、特許庁に申請するためにかかる費用です。
商標登録には45にも及ぶ区分があり、出願する区分の数によって費用が違います。
例えば、オンラインでサービスを提供する区分で申請する場合は、約3万円です。
この商標登録を自分でするのか代行してもらうのか、それによってかかる費用が違うので注意しましょう。
もちろん必要なければ申請する必要はありません。
ただし、商標登録しておいたほうが、のちのち著作権をめぐるトラブルに巻き込まれても登録している証明が出るので安心はできます。
実際にかかる費用を比較してみた
では、それぞれでかかる費用はどのくらいなのでしょうか?
一覧表にしてまとめてみました。
なお、ココナラの参考元は、今回いろいろお教えいただいたS ART DESIGN先生でかかる費用です。
【ロゴ制作にかかる費用】
自作 | デザイン会社 | ココナラ | |
デザイン費 | 0円 | 5~15万円 | 5万円 |
修正費 | 0円 | デザイン費の約10% | 0円 |
商標登録費 | 3~5万円 | 10~15万円 | 依頼者で対応 |
自作する場合はすべて自分でするので、大きな費用はかかりません。
ただし編集する用のパソコンやソフト、素材費はこの中には含んでいないのであしからず。
気になるのは、デザイン会社とココナラの差です。
同じ外注なのに、なぜこれほどまでに価格に差があるのでしょうか。
それをS ART DESIGN先生に伺ったところ、次のような答えが……。
修正や変更などのアフターサービスもあり、商品やサービスのブランディングも考慮した汎用性の高いデザインが作れるからだと思います。
多くの人がかかわっているだけに、できることが多彩ですね。
ただ、オーダーに応じて追加費用がかかることは間違いないので、気軽に使えるサービスとも言いにくいです。
その点、ココナラでは修正回数に制限があったりしますが、無料で対応できる場合も!
S ART DESIGN先生はロゴのデータを看板や名刺に使えるようなイメージ画像付きでもお渡ししているので汎用性が高いのも特徴です。
どこまでしてくれるのかは出品者次第ですが、デザイン会社に負けない対応をしてくれるのがココナラのクリエイターなのです。
また、S ART DESIGN先生曰く
でもロゴデザインが企業やサービスの価値を決めるということは無いと思います。
自分でロゴを作成することでコストを抑え、かつ自分好みのロゴが作れるというのは良いことですし、ロゴをリニューアルするタイミングがあれば心機一転デザイナーの方にお願いするというのもいいのかもしれません。
一長一短、どちらをとるのかは皆さん次第ですね。
ロゴ制作で必要な準備物とは?
さて、ロゴを作ろうと思っても何が必要なのでしょうか?
具体的に準備物といってもなかなか難しいところですが、それについてもS ART DESIGN先生に教えていただきました!
自作する場合は画像編集ソフトが必要
自作する場合のお話ですが、デザイン費も修正費もかからないので実質一番安上がりです。
おまけに自分好みのデザインでロゴが制作できるので、これ以上のメリットはないでしょう。
しかし、初期投資、つまりロゴを制作する一番初めには必要なものを揃える費用がかかります。
これの費用がそれなりに必要で、パソコンを購入するだけでも5万円以上はするでしょう。
さらに画像を編集するためのソフトが必要になってきます。
直感的に図形やテキストのレイアウトができます。
操作も覚えやすく、様々な効果で細かなデザインを作成することが可能です。
さまざまある画像編集ソフトの中でも、S ART DESIGN先生はこちらをおすすめしています。
有料ソフトですがその使い勝手は非常に高いのが特徴です。
興味のある方はこちらから見てみてください。
習得期間は人それぞれですので、購入したらまずは操作を覚えるために使ってみることをおすすめします。
必要な物はデザインイメージやモチーフ
自作する場合も、外注する場合も、ロゴを制作する上で必要なのはロゴのイメージやモチーフです。
ロゴは、その会社をイラストやデザインで表現するもの。
デザインイメージやモチーフがなければ、最終形態がわからないため方向性がなかなか定まらなくなってしまいます。
もし外注する場合で、イメージやモチーフがない場合はどうしたらいいのでしょうか?
企業理念等をお伝えいただけるとさらに深い意味のこもったデザインになると思います!
会社名や業種は、ロゴを作成するうえで欠かせない要素だそうです。
また、企業理念などもあると、さらにイメージが湧きやすいとのこと。
イメージやモチーフが定まらなければ、一度相談してみるといいでしょう!
自分のアイディアが形になり、見る方を楽しませたり共感してもらえるようなデザインが作れると嬉しいです!
細かなモチーフがあればそれに越したことはありません。
しかし、もしそういったものがなくても、やりがいを感じてロゴを作成してくれるクリエイターが、ココナラにはたくさんいるのです。
ココナラのおすすめロゴ制作クリエイター10選!
では、最後に、ココナラにいるロゴ制作クリエイターの中でもおすすめの10人をご紹介します!
今回いろいろと教えてくださったS ART DESIGN先生を始め、多くのクリエイターがいますので、気になる人がいればぜひ声をかけてみましょう。
今回お答えいただいたS ART DESIGN先生はこちら!
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ロゴ制作は奥が深い
ロゴ制作に関わるあれこれをご紹介しました。
自作、デザイン会社、ココナラと、選択肢はたくさんありますが、自分に合った方法で制作するのもアリでしょう。
デザインのスキルを上げつつ自分で作ってみたい、インパクトのあるロゴをプロに作ってもらいたい、どちらも大切な思いです。
ロゴ制作は、思った以上に奥が深いものです。
費用面とデザイン面でちょうどいいニーズを見事に埋めてくれるココナラも、この機会に選択肢に入れてもらえると嬉しいです!
・会社設立の為新規にロゴを作成してほしい
・事業拡大、海外進出にあたり海外でも通用するロゴにリニューアルしたい
・サロン開業にあたりシンプルかつ高級感のあるロゴを作成してほしい
ですね。