サブスクリプションの普及で、個人でいろいろなものを販売できるようになりました。中でも音楽はどんなシーンでも親しめる、サブスクリプションの代表選手です。楽曲を購入するときのジャケットのデザインはかなり重要!今回はココナラ出品者に配信用ジャケットデザインについて訊きました。
目次
配信用ジャケットの基本!
「音楽のジャケット」と言うと、いわゆるCDの「ジャケ写」を思い浮かべる人も多いでしょう。
しかし、配信用のジャケットデザインは、我々のイメージするそれとはちょっと違う模様……。
まずは配信用のジャケットの基本事項について、出品者の神原コウ先生(以下、神原先生)に伺いました!
配信用ジャケット写真の基本情報
私たちが思い浮かべる「ジャケ写」とは違い、デジタル上に存在する楽曲のジャケットのお話です。
1500px × 1500pxの正方形であり、1枚のアップロードでジャケットは完成します。
サブスクリプションによっては「カバーアートワーク」とも呼ばれています。
実はこのジャケットがかなりクセモノ!
著作権を始めとする審査が絡んでくるとジャケットが原因でリリース日に発売できなくなることもあるのです。
一応ロイヤリティフリーの素材もありますが、せっかくの楽曲が特徴のないまま終わってしまうのでできれば独自のモノを作りたいですね!
どんな人が買うの?目的は?
実際、配信用ジャケットをデザインしてもらうお客様はどのような人が多いのでしょうか?
神原先生の場合ですが、非常に興味深い回答が返ってきました。
デザインの具体的なイメージがあれば、遠慮せずにお伝えした方が神原先生のようにデザインがしやすくなるのです。
依頼するときは、ポップ、または可愛い系、それともクールなデザインなど大まかなキーワードを定めておくと良いかもしれませんね!
配信用ジャケット写真で最低限気をつけること
配信用のジャケットひとつで、その楽曲を購入してもらえるかが決まります。
もちろん、依頼者の持つ世界観も余すことなく形にしなければなりません。
把握したら自分ならではのアプローチで、どんどんプラスのアイディアを足していくようにしています。
大事なのは依頼者の持つイメージをいかに忠実に、いかに理想を越えて提供できるか。
ヒアリングをしっかりしたうえで、自分の今までの経験を活かして付加価値をつけていくことが重要なのです。
配信用ジャケットデザインのコツや注意点!
配信用ジャケットをデザインするにあたっていくつかコツや注意点があります。
知っているのと知っていないので、自分で作るにしても依頼するにしても出来上がるイメージが変わります。
アーティストの世界観が反映される世界であること、デジタルだからこそ注意すべきことも含めて気にする内容を伺いました。
ニーズは「オリジナリティ」
大前提として、配信用ジャケットデザインに求められることは「オリジナリティ」です。
神原先生も1年間の出品でそれを感じているとのことでした。
理由は推測ですが、1年前に比べると作品にオリジナリティが増してきたからだと思います。
音楽家の方の多くが「他とは被らない自己表現」を意識していると思っていて、その期待に応えられるようジャケットもこだわって作っています。
依頼主が直接言葉に出さなくても、そこには「オリジナリティ」を求めていると意識をしているそうです。
多くのお客様のジャケットデザインを手がけてきて培われる感性や技術を、フルに活かす必要がありそうですね!
紙媒体とは違って作ったそのままのデザインで発売される
CDなどで使われるジャケットとはまた違った特性があるとも、神原先生は言います。
なので紙媒体より納品がスムーズに行えます。
配信用ジャケットだと印刷の必要がないため、制作したイメージ通りの仕上がりとなります。
私のようなデジタルアーティストにとっては大変嬉しいですね。
紙媒体であれば、一度規格の紙に印刷をしてデザインを俯瞰する必要があります。
しかし、デジタルでのジャケットは1枚もので、完成=全体像なのでデザインが大きく崩れることがありません。
出来上がったデザインが無加工でジャケットとして販売できるのは、作った側もうれしいですよね。
ベースカラーの選び方には要注意!
非常に作り甲斐のあるジャケットデザインですが、配信版ゆえに気をつけることがあります。
アーティストによってはジャケットの色が配信媒体の背景と馴染みすぎることを気にする方もいらっしゃいます。
私も実際に「色の工夫をしてほしい。」とオーダーを頂いたことがあります。
ジャケットをしつらえてもらっても、販売先のサイトで色が被ってしまっては意味がありません。
どの媒体で販売するのかも考慮したうえで、配色の工夫を依頼するか、販売先のメインカラーを避ける必要もあります。
細かなルールかもしれませんが、気にかけておいて損はないでしょう。
配信用ジャケットをデザインする方法と費用
配信用ジャケットのデザインを自作しようと考える人もいれば、誰かにお願いすることを検討している人もいます。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、よく検討してどの方法をとるのかを明確にしましょう。
自作
自作する場合は、今までのお話にもあったとおり、大きさや配色に注意が必要です。
誰でも作れるような1枚ではなく、オリジナリティのある目立つジャケットのデザインが大切。
経験値もある程度必要になるので、チーム内にクリエイターがいなければ自作は避けた方がいいかもしれません。
制作会社
ジャケットデザイン専門の制作会社というわけではありませんが、依頼すれば配信用ジャケットを作ってくれる制作会社もあります。
クオリティが高いのはもちろんなのですが、費用面を考えるとあまり気軽にお願いできるものではないでしょう。
ジャケットのデザイナーやモデルなど、多くの人がかかわるためにその分の費用が高くなりがちな制作会社は、ここぞというタイミングのみお願いする形でもいいでしょう。
ココナラ
自作はできないけど、制作会社に頼む予算もない場合は「ココナラ」で依頼してみてはどうでしょうか?
クリエイターが数多くいるからこそ、自分にあったデザインをしてくれる人をじっくり選ぶことができます。
費用面も安く、神原先生の場合なら……。
紙媒体になってデザイン面が増えていくと、料金も増えていくシステムになっています。
紙媒体でも対応できるのはありがたいですね!
初めて依頼するけど費用が気になる人は、まずはココナラで依頼してみてはいかがでしょうか?
神原先生、お忙しいところ本当にありがとうございました!
ココナラの配信用ジャケットデザイナー10選!
編集部一押しの配信用ジャケットデザイナーを10人紹介します!
十人十色で非常に個性的。
自分の思い描く世界観に近いクリエイターに声をかけてみましょう。
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ほかにはないインパクトを与える必要があり、かつアーティストの世界観を表現しなければなりません。
オリジナル作品で出品するのもいいですが、クオリティの高いものを求めるならまずはココナラで依頼をしてみましょう。
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事務所に所属している方でも、配信用ジャケットのデザインに関しては実際に連絡を取り合うのがアーティストご本人の場合が多いです。依頼者であるご本人とやりとりできるからこそ、直接ご意見をいただけるのでデザイン作業も捗ります!