プロのイラストレーターさんや漫画家さんのイラストは魅力的。そんなイラストに憧れてと絵を描き始めた方も多いのではないでしょうか。でも、イラストを上達させる方法がわからないため諦めてしまうという方も。そこでこの記事では、イラストを上達させるコツと練習方法をご紹介していきます。
目次
イラストの描き方
イラストはやみくもに描いてもなかなか上達しません。
では、どのようにイラストを描いていくのが良いのでしょうか。
まずはイラストを描く順番を改めて押さえていきましょう。
ラフ画
まず行うのはラフという作業。
基本的には描きたいイラストの構図などの確認を行うのが主な役割です。
始めはアタリなどを使って簡単な形で描いていき、その構図でよかったら細かくラフ画を描いていきます。
デジタルの場合は別レイヤーに。
アナログの場合は色を変えてラフの作業を行う方が多いです。
その場合は薄い水色で描くのがおすすめ。
印刷をした時に写りにくく、黒とのコントラストで見やすくなります。
線画の元となるイラストになるので、この時点で雰囲気を掴んでおくと今後の作業がやりやすくなりますよ!
もし、自分の構図に納得がいかない!という方は、プロの方に添削してもらうのも一つの手。
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構図の相談や作画添削を依頼して、自分が納得いく構図に近付けましょう!
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線画
ラフ画が完成したら線画に起こしていきます。
ラフ画で大まかに固めたものを、より詳細に描き込んでいきます。
線に抑揚がつくと、よりイラストのクオリティが上がりますよ!
色塗り
最後は色塗りです。
始めは大まかに色を乗せていき、ハイライトや影などで調整すると上手くいきやすいです。
デジタルの場合は、レイヤーを細かく分けたほうが手直しもしやすく便利。
そのため、細かくレイヤーを分けるのを忘れないようにしましょう!
色塗りの添削をプロに行ってもらいたい!という方は、こちらのフクオカニッキさんに依頼するのがおすすめ。
プロのイラストレーターの方に添削してもらえる機会は多く無いので、勉強になること間違いなしですよ!
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客観的にイラストを見て頂ける機会が全くないので、本当にいい刺激になりました。
モチベーションアップにも繋がりました。これからまた頑張って練習していこうと思います!
線画の練習方法
イラストを描いていて悩む方が多いのはラフ画や線画。
白黒のみで表現する必要があるので難易度が高いと感じる方が多いようです。
ではどのようにしたらラフ画や線画が上手くなるのでしょうか。
丸と直線を描く
ラフ画は上手だけど線画になると下手に見えるという経験はありませんか?
これは、ラフ画は何度も線を重ねるため、勝手に脳が良い線を認識してくれるからなのだそうです。
その良い線を線画に描き起こせないため、線画の方が下手に感じるのです。
これを解決するには、丸や直線などの簡単な図形を描く練習をしましょう。
自分が思った通りにペンを動かすことができるとイラストのクオリティがぐっと上がりますよ。
この練習方法は字を上手くする方法と似ています。
そのため、同じ方法で練習すれば字も上手くなるかもしれません。
一見地味に見えますが、効果抜群な練習方法です。
デッサンを行う
デッサンを行うことも効果的です。
人物を描く場合は服のシワの様子など、何故その形のシワになっているかなどを考えながらデッサンするのが◎
また、白黒で表現する必要があるため、光や影、色の違いなどを細かく捉える必要があります。
そのため、観察眼も鍛えられます。
始めは大まかな輪郭を捉え、細かい質感の違いなどを線で表現するというやり方から始めると、全体をみる力も養われますよ!
影を意識する
線画を意識する時に陥りがちなのが、輪郭のみで捉えてしまうこと。
輪郭を捉えてデッサンをするだけでは観察不足です。
また、輪郭を捉えようとすると、光源のみに目が行きがち。
全体の質感などを把握するためには、光ではなく影に目を向けるように意識しましょう!
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自分ではなかなか客観的にみることが難しいイラスト。
もしかしたら、自分では気にしていなかった部分が問題点かもしれません。
行き詰まったらプロのアドバイスに頼ってみるのも一つの手ですよ!
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また困ったときのでも見てあげてくださいませ。
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本当は今月もやりたかったですがコロナで仕事がなくなってしまったのでしばらく様子見で状況回復したらまた購入します!それまでに言われた直すポイントを復習しつつ頑張ります!
次購入した時にもっと上手くなってれる様にしますね!ありがとうございました!
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いつも丁寧に添削していただけるのはもちろんですが、雪代先生のお人柄がとっても素敵です。
メッセージのやり取りも楽しく、添削していただけることが楽しみになっています。
また近いうちにお願いしたいと思っております!よろしく願いいたします!
動きのぎこちなさや服のシワなど気になるところをお伝えしたところ、三枚にわけて修正していただきました。
それを元に自分で線画を起こしたのですが最初より大分改善してよかったです。
お値段も良心的でたすかりました。またリピートさせて頂きたいと思っています。
色塗りの練習方法
色塗りは白黒だったイラストに命を吹き込んでいくような大切な作業。
綺麗な線画が描けていても色塗りまで気を抜いてはいけません。
そこでここでは、どのような練習をすれば色塗りが上達するのかご紹介します!
自分が好きな色塗りを把握する
まずは、自分が描けるようになりたい!と目標にするイラストを決めると良いでしょう。
そして、そのイラストがどのような塗り方なのかを観察しましょう。
色塗りと一概に言っても厚塗りやアニメ塗りなど、塗り方には様々な種類が存在しています。
塗り方によって好みも様々。
自分がなりたい!と感じるイラストの塗り方を把握しておくだけで、練習もしやすくなりますよ!
他人のイラストを研究する
自分のイラストには何が足りないのかと考えたことはありますか?
その足りないものを補うために必要なのが、他人のイラストをみて、その技術を研究するというものです。
イラストの構図ではなく、どのような技術が使われているのかを研究するところがポイントです。
例えば、自分のイラストには重厚感が足りないと分析したら、重厚感があると感じるイラストを探します。
そしてそのイラストに重厚感があると感じたのは何故なのかを考えます。
このように他人のイラストの良いところを研究して取り入れることによって、自分のイラストが成長していきますよ!
光源を意識する
線画では影を意識するとご紹介しました。
色塗りでは光源を意識することが大切です。
光は基本的に一方方向から当たっているもの。
そのため、ハイライトの位置にも注意が必要です。
例えば、左右両方にハイライトがあると違和感が生まれてしまいます。
このような違和感を無くすことで、イラストの上達に繋がりますよ!
もし、意識するのが難しいという方は、光源の向きを背景に矢印で書き入れてしまうのも有効な手です。
上達して素敵なイラストを描こう!
イラストの上達には、正しいアドバイスと練習が必要不可欠。
素敵なイラストを描けるように練習していきましょう!
もし行き詰まったらプロに頼ってみてくださいね。
添削して頂いた絵も素晴らしく、関連して頂いた資料は大変豪華な内容のもので驚きました。
まるで今の私の為に必要な、絵を描く為の素敵なマニュアルを作って頂けたようなものでした。
でも、技術的なものだけなく、絵を描く事についてどのように向き合うか、という事を教えて頂いた事が自分にとって一番嬉しかったです。
引き続きお世話になりますが、宜しくお願いいたします!