wordpressをカスタマイズする方法!テーマ、CSSやPHPについて徹底解説

wordpressをカスタマイズする方法!テーマ、CSSやPHPについて徹底解説

wordpressとは、誰でも簡単にHPやwebサイトが作れてしまうシステム(CMS)のこと。無料で使えるwordpressですが「テーマを追加する」「コード(CSS・PHP)を書く」などのカスタマイズをすれば、よりオリジナリティのあるサイトを作ることもできます。こちらでは、wordpressをカスタマイズする際に役立つノウハウをご紹介します。

この記事でわかること
  1. wordpressをカスタマイズするために必要な基礎知識がわかります
  2. wordpressをカスタマイズするために何をすればいいのかわかります
  3. 実際にwordpressをカスタマイズする方法についてわかります

wordpressをカスタマイズするってどういうこと?

wordpressをカスタマイズするってどういうこと? こちらでは、wordpressをカスタマイズするために必要な基礎知識をご紹介します。

そもそも「wordpress」とは

wordpressとは、誰でも簡単にHPやwebサイトが作れる無料のシステムのこと。

そのようなシステムは他にもたくさんあり、これらをまとめて「CMS(Contents Management System)」と呼びます。

【Q】CMSについてもっと詳しく!

【A】CMSとは、プログラミングに関する専門知識がない方でも簡単にHPを作ることができる仕組みのことです。

誰にもわかる簡単な仕組みで動いているHPであれば、業務の分担(分業)もしやすいのでおすすめです。

ちなみに、CMSは無料のものと有料のものがあり、もちろんwordpressは「無料」
同様に、「Wix」や「jimbo」もあるのでチェックしてみてはいかがでしょうか。

有料のものを使用すると、サポートがより充実しているなどのメリットもあるので、いくつか挙げて比較・検討してみるのもいいかもしれませんね。

wordpressを「カスタマイズする」ってどういうこと?

扱い方が簡単と言われているwordpressですが、それはテンプレートを選ぶだけで統一感のあるデザインがそのまま反映され、初心者に優しいところが理由のようです。
これについて、なかには「オリジナリティをもっと出したい!クオリティをもっと高めたい!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

そのような需要に答えられるように、wordpressには「カスタマイズ」できる拡張性があります。
カスタマイズの例の一つに、「テーマの導入」があります。
イメージとしては、SNSアプリ「LINE」の着せ替え機能のようなもの。

有料のものから無料のものまであるので、ぜひ試してみてください。

wordpressの本格的なカスタマイズ!CSSとPHPについて解説

wordpressの本格的なカスタマイズ!CSSとPHPについて解説 wordpressをカスタマイズする方法は、「テーマの導入」だけではありません。

実際に、コードを書くことでカスタマイズすることもできます。
そもそも、あらゆるHPやwebサイトは一連のコードによって記述されていて、本来はそれらを全て自分で書き上げなければなりません。

しかし、wordpressのようなCMSを利用するとことで、ビジュアル的にHP制作を操作できます。
それでも、簡単に作られたサイトの裏にはもちろんコードがあって、それを部分単位でもいいので加筆修正することで、オリジナリティのあるサイトに仕上がりますよね。

これもまた、一つのカスタマイズと言われています。
では、自分でコードが書けるようになるには、どうすれば良いのでしょう。

コードとは「複数の言語で書かれた文章」のようなもので、こちらではまず「言語」に注目してご紹介します。

wordpressの本格的なカスタマイズ①CSS

CSS(Cascading Style Sheets)とは、文字のスタイルを決める言語。

これは、よくHTMLという別の言語との対比で説明されることが多いのですが、HTMLが文字情報の「構造・配置」を決定する言語に対して、CSSは文字情報の「スタイル・装飾」を決定する言語といわれています。

例えば、一般的なHPは上部に「タイトル」があって、「目次(項目)」が横にあって、メインに「本文」があって……なんてものが想像つきますよね。
このとき、この文字を「タイトル」にする、この文字を「目次」にする、といった構造を決める言語がHTML。

対して、タイトルの文字の大きさを変えたり背景色を変えたり、あるいは文字にリンクを設定したりするような装飾をするための言語、それがCSSです。
まさに、オリジナルなサイトを制作するための「Customization(カスタマイズ)」に必要な言語といってもいいでしょう。

wordpressの本格的なカスタマイズ②PHP

PHP(PHP:Hypertext Preprocessor)とは、動的なwebページを作るために使われるサーバーサイドの言語。
整理をすると①動的とはなにか②サーバーサイドとはなにか、を知ることでグッとイメージが湧くはずです。

① 動的とはなにか

動的とは、「アクセスするタイミングによっては表示画面が変わる」ということです。
これだけを聞くと、普段サイトを閲覧している側からすれば「ほんと?」と思うような話ですが、実は皆さんがみている多くのwebページは「動的」に作られています。

例えば、wordpressを使ってブログを始めるとします。 新しく書いた記事が、自動的に「新着記事」として更新されているのは裏でPHPがあるからです。
もしそれが静的なサイトだったとしたら、コードを自分で書き換えない限り、「新着記事」には最初に設定した記事しか表示されないのです。

② サーバーサイドとはなにか

サーバーサイドとは、「提供する側で動く」ということです。

例えば、PHPに似た言語の一つにjavaがあります。
これは動的なwebページを作るために使われるクライアントサイド、つまり「提供される側で動く」言語です。

両者の比較は様々な観点で行うことができ、それぞれの言語に一長一短がありますが、一つ言えることとすれば、ユーザーの利用状況データを抽出するのにPHPは向いています。
ユーザーによってその言語が動く・動かない、みたいなことがあると、利用状況を正確に抽出してくることは難しいからです。

実際にwordpressをカスタマイズしてみよう

実際にwordpressをカスタマイズしてみよう 普段私たちが見ているHPやwebサイトの裏には、複数の言語によって書かれたコードがあります。

そのコードに書かれている言語、なかでもwordpressのカスタマイズに必要な「CSS」「PHP」がどういうものか、という視点でご紹介してきました。
こちらではその次の段階、「実際にその言語を使ってどのようなコードを書いていくのか」、ポイントをいくつかご紹介します。

1. 構成作り

まず、「自分がどのようなサイトを作りたいか」最終的な完成形を想像しておくことが大切です。

ある意味で、CSSやPHPで実際にコードを書く段階はあくまでも「想像をただ形にする作業」と位置付けておくのが、コーディング経験が少ない方にとっては負担が軽くなるかと思います。
ちなみに、誰かと一緒にカスタマイズを進めていくなら、想像している完成形を共有する必要がありますよね。

そんなときは、「xD」「indesign」を用いて、プロトタイプを作成しておくのがおすすめ。
実際にコードを書かずとも、画面遷移の様子などを作ることができるので、誰でも簡単に扱うことができます。

2. CSS/PHPをコーディングする際のポイント

初心者の方が気付きにくい注意点を挙げてみました。
コーディングの際に気をつけてみてはいかがでしょうか。

  • コード量は「減らそう」とする意識を持つ
  • 細部よりも枠組みから作るようにする
  • 画像に日本語名は使わず、半角英数を使用する
  • class名を分かりやすいものにしておく
  • <div>ばかり多用せず、文章を書く際には<p>を使う

カスタマイズの難しさ|実はデザインだけじゃない?

ここまで、オリジナリティのあるwordpressサイトを作るための知識をご紹介してきましたが、実はカスタマイズにおいて意識を払うべきはデザインだけではありません。

それが、「SEO(検索エンジン最適化)」です。
HPやwebサイトは、より多くの人の目に触れてこそ価値を発揮するもの。
SEOを意識したコーディングをすれば、特定のkwdで検索上位にくるようなことも可能です。

しかし、それには一定のスキルを身に付けることが必要で、一朝一夕に身につくものではありません。
そこで、ココナラというサービスを使って、wordpressのカスタマイズ能力に長けた方に依頼してみてはいかがでしょうか。

こちらでは、編集部おすすめの3名の方をご紹介。 ぜひ、チェックしてみてくださいね。

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まとめ

まとめ wordpressの扱いやすさの根本には「仕組み化」があって、しかしそれは、ある意味で没個性化したサイトになりやすいので、カスタマイズをすることで解消しましょう、このようなことをお話してきました。

そして、カスタマイズをするメリットはデザインだけではなく「SEO(検索エンジン最適化)」にもあるとした上で、頼れるエンジニアはココナラで見つけていただくことをおすすめいたしました。

ぜひ、こちらの記事を参考にwordpressのカスタマイズを実践してみてはいかがでしょうか。