【声優】男性ナレーション｜利用シーンや依頼するときの費用を解説！

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ナレーションは「ただ朗読するだけ」の仕事ではありません。相手に何か伝えたいことがあり、その思いを声に乗せる大切な情報伝達の手段です。しかし、何がどう大切なのかピンとこない人もいるでしょう。そんな人のために、ココナラ出品者にナレーションのリアルなお話を伺いました！

1 男性ナレーションを利用するシーン
2 男性ナレーションを自分でするときのコツや注意点
3 男性ナレーションを外注するときの費用は？
4 ココナラの男性ナレーション出品者30選！
5 男性ボイスのナレーションならココナラにお任せ！

男性ナレーションを利用するシーン

ナレーションと言っても、男性と女性でどちらを採用するかで聴き手の印象はまったく違ってきます。
今回は男性ナレーションについてお話しますが、どんなシーンで依頼することが多いのでしょうか？
また、男性ナレーションの特徴は？

そんな疑問をココナラ出品者である石川航さんに伺いました！

教えてくれる人ナレーター

石川航さん

フリーランスのナレーター、声優、アクションマン。LIONルックおふろの防カビくん煙剤CM「防カビ大作戦」ナレーションやSEGA「龍が如く」シリーズ　声の出演多数。現在は自宅に録音ブースを導入し、主にナレーションに力を入れて活動中。

コロナ禍で増える宅録の限界

さっそくですが、石川さんのもとにお仕事のご依頼は増えたかどうかをお伺いしました。

メディアはどんどん増えていますし、YouTubeなどで個人でも企業でも動画を簡単に公開できるようになり、ナレーションの需要は高まっています。

やはり増えているとのこと。
その背景には、新型コロナウイルスが影響していると、石川さんは続けます。

雑音が入らないように密閉されているスタジオは密となるため、スタジオ録音自体が自粛傾向にあり、いわゆる宅録の依頼が急増していると感じています。

YouTubeの需要が高まり、そこに進出する人が増える一方で、自宅に録音機材がある人ばかりではありません。
しかし、コロナ禍で家から出ることができなくなり、今までのように録音ができなくなった人が増えているというのです。
そんな中、石川さんのようにナレーションを仕事とする人のもとに依頼が集中しているのでしょう。
自分で機材をそろえたり、場所を確保したり、練習することが難しい昨今ならではニーズと言えそうですね。

男性ナレーションはどんなシーンで依頼がある？

では、実際どんな依頼を石川さんは受けることが多いのでしょうか？

僕はストレートナレーションを売りにしているため、企業様からの商品やサービス、会社の紹介ナレーションのご依頼が圧倒的に多いです。
次いでそういった企業様から動画作成依頼を受けた映像制作会社様やココナラで動画作成を出品されている出品者様からのご依頼ですね。

「ストレートナレーション」とは、ニュース読みや各種アナウンスに使われるナレーションの手法のこと。
もっと平たく言えば、淡々と原稿を朗読することです。
実際、石川さんはテレビCMにもナレーションとして参加しています。

また、石川さんの仕事範囲はストレートナレーションだけではないそうです。

それ以外ですとYouTubeアニメやボイスドラマのCV、結婚式の余興映像や文化祭用の映像ナレーションなど個人の方からもご依頼をいただいております。

ナレーターは、ジャンル問わずさまざまなシーンで物事を伝える大事な役目。
TPOに応じてテイストを変える必要があるのも、ナレーションの難しいポイントかもしれません。

男性ナレーションは説得力が増す

男性ナレーションは主に、聴き手を説得したい場合に採用されます。
女性の声よりも声が低く、信頼感や説得力が増すと言われているのです。
そのため、石川さんのようにCMや企業PRに男性が採用されることが多いのです。

現場でも男性ナレーションのほうが重宝されるシーンはあります。
代表的なものが株主総会や新卒採用の説明会などのシーンです。
このように、男女のナレーションはうまく使い分けられているのです。

男性ナレーションを自分でするときのコツや注意点

男性ナレーションは、ただ朗読するだけではありません。
それを承知のうえで、自分でナレーションをする際のコツや注意点、石川さんが心がけていることを伺いました！

ナレーション上達はとにかく練習あるのみ！

ナレーションにおいて一番大事なことは何かを訊いたところ、石川さんご自身の経験も踏まえて教えてくださいました。

言葉をクリアに伝えるためには滑舌は良いに越したことはありません。
僕は「外郎（ういろう）売り」を高校生の時に暗記して、通学の自転車に乗っている時に言っていました。
今でもシャワーを浴びている時や運転中眠くなった時とか、事あるごとに暗唱しています。
僕は昔ラ行が苦手だったんですが、これでかなり克服できました。

「外郎売り」とは、ナレーターが発声練習する上でよく使われる歌舞伎の劇中のセリフです。
非常に長く、嚙みそうになりながら練習したのを元放送部の筆者も覚えています。

滑舌は舌の筋肉の問題なので、(発音する時の舌の位置が間違っていなければ)鍛えれば良くなります。逆に使わないと衰えてしまうので、「外郎売り」ではなくても良いのですが、日常的に滑舌練習はした方が良いと思います。

もし自分でナレーションをしようと思うのであれば、発音や滑舌の練習がかかせません！
言うまでもありませんが、一朝一夕にはできないので日々練習あるのみです。

一番伝えたいことは何かを明確にする

ナレーションのコツは何かをお伺いすると、経験に裏打ちされたであろう答えが返ってきました。

原稿を通して何を伝えたいのか、何が一番伝えたい事なのかを考え、そこへ集約していくようにどうやって読むか構成を組み立てることですかね。
また、どんな商品でどんな人が聞くか、その人に伝えるには何が必要かという事も大切だと思います。
対象としている相手が男性or女性、個人or企業、10代なのか50代なのかなど、相手に合った表現をすることが重要です。

ナレーションがただの朗読ではない意味がよくわかるお話です。
ナレーションをとおして誰に、何を、どう受け取ってほしいのか。
これを考えて朗読してこそ、伝わるナレーションができるのです！
またしても誰にでもできる内容ではないですね。

形のない商品だからこそ感じる難しさ

プロとして活動する石川さんに、ナレーションの難しさを伺うと、ナレーションならではのお答えをいただきました。

形あるものを納品するわけではないので、お客様のご要望もニュアンスになりがちです。こだわりのあるお客様ですと、ご要望を上手く汲み取って認識のすり合わせをしっかりしておかないと、イメージされているものに上手くたどり着けない点ですね。
表現は世の中にたくさんあり、日々新しいものが生まれています。
色々な引き出しを持っておかないと、ご要望にお応えできないという場面に直面するかもしれないということが怖いですね。

つまり、ナレーションにもトレンドがあり、それを把握していないと誰にも響かないとのこと。
元放送部の筆者も知らなかった、目からウロコの事実です！
ただし、決まった形がないものだけに、トレンドを追いかけるのは至難の業です。
ナレーションを「ただの朗読」と侮っていては、自分でするにしてもイイモノができないことを知っておきましょう。

男性ナレーションを外注するときの費用は？

自分でナレーションをすることが難しいとなれば、プロに依頼する以外方法はありません。
ただ、そんなに身近にできる人はいないでしょう。
依頼するとなれば、ナレーション会社かココナラの2択になるでしょうが、この2つの違いはなんなのでしょうか？
費用の話から見えるこの2つの違いについて、石川さんに伺いました！

ナレーション会社は多くの人が関わるため費用が高め

まずはナレーション会社に依頼する場合です。
一般的にクオリティが高く、希望どおりのナレーションをしてくれることがほとんどです。
ただ、その足かせになるのが費用。
だいたい400字（3分ほど）の収録で、15,000～30,000円と非常に高額です。
なぜこんなに高額なのでしょうか？

スタジオ代、録音･編集スタッフさんの人件費、事務所などの費用の差が出ているためだと思われます。

多くの人がかかわるから、クオリティの高いものはできますが、そうなれば自然と料金は上がります。
予算に余裕があれば依頼するのもアリですが、まずはしっかりと比較をしましょう。

ココナラで依頼する場合は安く済むが検討は大事

続いてココナラで依頼する場合です。
ココナラの出品者は、そのほとんどが音声関係の仕事をしたことがあるプロばかり！
それでもかなり費用はナレーション会社とはかなり差があるようで……。

現在は300文字ごとに1,000円を基本料金として、そこに整音作業やタイミング指定、納期などの条件によってプラスしていく料金体系で出品しています。
どんな状態にして納品してほしいかはお客様によって様々で、それによってかかる時間や手間も変わるので、あくまで目安となっております。

石川さんも、このような料金設定をしています。
その理由を伺うと、次のようなお答えが返ってきました。

ココナラの出品者さんの中にはスタジオ録音の方もいらっしゃいますが、私を含め多くの方はナレーター個人が自宅で録音することを前提としています。
その為スタジオ録音と比べると安価で、修正対応もすぐに行えるというメリットがあります。

個人でやっているからこそ実現できる価格なのですね。
予算が限られていたり、初めて依頼する人にはありがたい設定です。

ただし、一方で注意点もあると、石川さんは言います。

出品者さんによって持っている技術、機材や録音環境にも差があるため、音質など求めるレベルのものか事前に確認した方が良いでしょう。

出品者はサンプルボイスを出品画面に設定しています。
依頼する前には必ず確認し、イメージに合ったナレーションをしてくれる人を選びましょう。

石川さんからのお願い！

さて、詳しくお話を伺ってきた石川さんから、これから依頼をしようと思っている人にお願いがあるそうです。

人名、地名、専門用語、アルファベットなどには読み仮名を付けておいて欲しいです。
同じ漢字でも一般的な読みと、専門分野での読みが違う場合もありますし、簡単な英単語でもどうカタカナ表記するかによって音も異なって来ます。

【例】
「play」→「プレイ」or「プレー」
「PAD」→「パッド」or「ピーエーディー」

ナレーター側でも録音前に確認はするべきだと思いますが、気付けない場合や急ぎで時間の余裕がない場合などでトラブルのもととなります。
録音後に修正依頼となると料金のお話となってしまいますので、双方良い気持ちはしませんので、予め読み仮名を振っておいていただけると助かります。

これはナレーション会社に依頼する場合も、ココナラで依頼する場合も変わりません。
双方が気持ちよく仕事をできるように、このお願いは意識しましょう！

石川さん、最後までご丁寧にありがとうございました！

ココナラの男性ナレーション出品者30選！

ココナラには、多くの男性のナレーションを出品している人がいます。
今回はその中から特におすすめしたい出品者30人をご紹介します！
まずはサンプルボイスを聴いてみて、理想通りのナレーションかを確認しましょう。

男性ボイスのナレーションならココナラにお任せ！

男性ボイスのナレーションについてご紹介しました。
自分でやるにもハードルが高く、依頼するにも判断基準があいまいなナレーションについて詳しく教えてもらい、依頼のやり方もわかるでしょう。
これから収録を依頼するという人は、ぜひ参考にしてください。

男性のナレーションとひと口に言っても幅が広いです。
サンプルボイスを聴いて、誰に依頼するかしっかり検討してください。
依頼する側も石川先生からのお願いを意識して、気持ちのいいやり取りをしましょう！

男性ナレーションを利用するシーン

教えてくれる人ナレーター

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男性ナレーションはどんなシーンで依頼がある？

男性ナレーションは説得力が増す

男性ナレーションを自分でするときのコツや注意点

ナレーション上達はとにかく練習あるのみ！

一番伝えたいことは何かを明確にする

形のない商品だからこそ感じる難しさ

男性ナレーションを外注するときの費用は？

ナレーション会社は多くの人が関わるため費用が高め

ココナラで依頼する場合は安く済むが検討は大事

石川さんからのお願い！

ココナラの男性ナレーション出品者30選！

今回お答えいただいた石川 航さんへのご依頼はこちら！

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