高校生向け自己PRの書き方|添削の外注先と受験合格・就職内定に近づくコツ

自己PRがうまく書けない人
いざ自己PRを書こうと思ってもなかなか手が進まない……

就職や受験において重要視されている自己PR。しかし、「なんて書けばいいの?」「こんな内容で大丈夫?」と学生は不安でいっぱいのはず。自分の魅力を最大限に伝えつつ、志望理由をしっかりアピールすることは難しいですよね。

そこで今回は自己PRの書き方から例文、さらに添削してくれるおすすめのサービスまで詳しくご紹介します。

目次

受験や就職における自己PRの重要性

自己PRは事前に用意できるものだからこそ、時間をかけて改善を繰り返すことができます。合格に近づく自己PRには、何が必要なのでしょうか。

なぜ自己PRに力を入れる必要があるの?

自己PRは、あなたの「強み、良さ」を志望校に最もアピールできる書類。

学校生活における部活動や資格取得の実績、ボランティア・校外活動の実績、また性格や長所・得意なことをアピールします。

具体的なエピソードを踏まえることで、志望校や企業にあなたの勉強意欲を伝えることができますよ◎

自己PRの書き方が分かる簡単6STEP!

自己PRが欲しい人
自己PRなんて初めてだからどう書いていいのかわからない……

初めて書く自己PRだからこそ、どうやって書いたらいいのかわからないですよね。ここでは、そんな自己PRの書き方を6ステップでご紹介。

自己PRが書ける6STEP
  1. 企業の求める人物像を確認する
  2. 自分の長所を知る
  3. 求める人物像と長所を照らし合わせる
  4. 長所をより具体的に深堀りする
  5. 強みの理由や背景、エピソードを考える
  6. 構成を考えて書き出す

順を追ってご説明していきます!

学校や企業の求める人物像を確認する

まずは、志望する学校や企業の特色や理念を確認しましょう。

なぜなら、学校や企業が求める人物像と自己PRは合致している必要があるからです。

学校の場合はパンフレットや学校のHPなどに載っている教育理念などを参考にするのがGOOD。

企業の場合はどういった人材が活躍できそうかなどを、企業理念や企業が今後力を入れる事業などを参考に考えるのがおすすめです。

例:学校
【持って生まれたものを強く探って引き出す人】
→自分の特性・長所を理解・伸ばし、それを生かして社会貢献した経験
例:企業
【協働から価値を生み出せる人】
→チーム・周りとコミュニュケーションを積極的に取り、既存・新規のものに働きかけイベントやプロジェクトなどを行なった経験

自分の長所を知る

次に、自分の長所を紙に書き出しましょう。「人を笑顔にする」「ありがとうを伝える」「粘り強い」など。一人で考えるよりも、友達や家族、先生などに聞いてみるといいですね。

オススメの方法、普段の行動(動詞)を書き出して、特徴(名詞)に変換することです。自分では自信がないような小さなことでも、とりあえずすべて書き出してみましょう。

あなたには、あなたらしい素敵な良さが沢山あるはずです◎

  1. 提出物をきちんと期限内に出す・時間に遅れない→真面目・几帳面
  2. 初めてのコミュニティでも積極的に話しかける→コミュニケーション能力が高い
  3. 最初は成果が出なかったが、その後工夫して自学し学年1位の成績を取った→何事も最後まで諦めない
  4. チームを一つにまとめた→リーダーシップがある

とは言っても、自分で自分の長所を探すのは難しいですよね。

友達に聞くのも恥ずかしいという方は、客観視してくれる他人に長所を教えてもらうのもおすすめ。

他人の意見だからこそ、納得感のある意見が聞けるかもしれませんよ!

求める人物像と長所を照らし合わせる

長所を書き出したら、学校や企業が求める人物像と照らし合わせてみましょう。

例えば、「人をまとめるリーダーシップがある人」が求める人物像であれば、「部活動の主将の経験がある」など、合致している項目をピックアップ。

多少合っていなくても、関係しているようなものであればOK!

例①
求める人物像:変化を楽しみ、挑戦する人→長所:自分の殻を破り、新しいことに積極的に取り組み結果を出した経験がある
例②
求める人物像:チームで成果を出せる人→長所:部活を大学生活4年間継続し、地区大会2位の結果を残した経験がある

長所をより具体的に深堀りする

長所をピックアップしたら、次に長所をより深掘りしてみましょう。思いついて書いた長所は、他の人と被ってしまうことが多々。

特に、粘り強さや協調性のような長所は周りと被りやすいものでもあります。

あなたの「よさ」がより伝わる表現をすることが大切です。

例①
長所:自分の殻を破り、新しいことに積極的に取り組み結果を出した経験がある
→高校時代は初対面の人と話すと手が震えてしまうくらい人見知りだった。

アメリカでのサマーキャンプ参加後、そんな自分を変えたいと思い現地で元々興味のあったビジネスを学ぶイギリス留学を決意。

渡英後は、大学のサークルで部長を務めながらも、勉学も怠らず学内の奨学生として選出された。

例②
長所:部活を大学生活4年間継続し、地区大会2位の結果を残した経験がある
→高校時代ずっと帰宅部だった自分が大学では心機一転、4年間ダンス部に参加。

ダンス初心者でリズム感もなく、初めは練習についていけなかったが、周りと積極的にコミュニケーションをとり、自主練を継続したことで地区大会選抜メンバーに選ばれた。

部活に一生懸命に取り組んだ経験や、勉強に取り組んだ経験、バイトで工夫した経験など、些細なことでも構いません。自分の長所に紐づけられそうなエピソードを思い出しましょう!

強みの理由や背景、エピソードを考える

あなたのアピールしたい強みを決めたら、次に理由やエピソードを考えましょう。

「なぜそれが長所なのか」「長所を象徴するエピソードは何か」を具体的に考えることが重要です。

説得力のある内容が自己PRの軸となります。

また、志望理由と強みを合わせて就職・進学後にやりたいことや学びたいことなど、次に繋がる内容を考えておくといいでしょう。

例①
高校時代人見知りだった私は、サマーキャンプ参加後、自分のロールモデルになる先輩に出会った。彼らに共通していた「留学」を大学生活では行うことを決意し、現地では2年間企業のブランデイングを中心としたビジネス経営学を学んだ。

1日10時間以上の予習・復習などの勉学が必要な環境に身を置きGPA3.8(4.0中)を維持しながらも、日本の良さを現地の人に伝えたいという思いから、大学内で日本語クラブを設立した。

クラブでは2ヶ月に1度、日本に関するイベントを部長として主催し、毎回100人以上の集客を得た。これらの経験を通して、新しいことにチャレンジし周りの人から喜んでもらうことができる喜びを感じた。

例②

高校時代帰宅部だった私は大学生活4年間で、卒業する時に一緒に泣いてくれる一生の友人を作りたいと思いました。

そこで、ダンス部に入部しました。ダンスの経験がなかった私は、周りとのレベルの差に落ち込み、最初は練習について行くことができませんでした。

けれど諦めず、上級者やチームメイトと積極的にコミュニケーションを取りました。

また、部活後の3時間の自主練も毎日欠かさず、少しずつ周りとの差を埋めていきました。

それらの努力が実り、地区大会選抜メンバーに選ばれチームとして地区2位の結果を残すことが出来ました。

構成を考えて書き出す

まず、大まかな段落分けをして構成を考えていきましょう。以下の流れで考えるのが一般的。

強み→理由→具体的なエピソード→今後強みをどうしたいか書き終えたら、誤字脱字のチェックも忘れないようにしてください。

例①
  • 強み:チャレンジ精神・好奇心
  • 理由:留学経験・クラブ設立経験
  • 具体的なエピソード:イギリス短期留学・大学内日本クラブ設立
  • 今後強みをどうしたいか:入社後は、貴社のサービスを通じてより多くの人の笑顔を生み出す経験を作ることに貢献したい。
例②
  • 強み:コミュニケーション能力・粘り強さ
  • 理由:チームメイトとのコミュニケーション・成功体験
  • 具体的なエピソード:ダンス部入部/継続・地区大会2位入賞
  • 今後強みをどうしたいか:入社後は、自分の長所である粘り強さとコミュニケーションを生かしてチームでの活動に貢献していきたいです。

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自己PRの例文【高校・大学受験】

ここでは、受験で使える自己PRの例文をご紹介。しかし、自己PRはあなたをアピールするためのもの。

そのため例文は参考程度にしてオリジナルの文章を書くようにしましょう。

例|書き出し

私の強みは積極性です。私は、高校の3年間、〇〇部に所属し、部長として部活動に取り組んできました。

私は、高校で〇〇に興味を持ち、個人でコンクールに応募するなど積極的に取り組んできた結果、学校外の方との繋がりができました。

例|締め

貴学のオープンキャンパスに参加し、多くの先輩方のお話を聞くにつれ、ますます貴学で勉強したい思いが強くなりました。

私は、貴学の〇〇学部〇〇学科〇〇コースへの入学を希望します。貴学では〇〇の授業が開講されており、とても興味を持っています。

大学で学んだことを社会でどう活かすか、その学びの機会を与えてくれる貴学で4年間学びたいと考えています。

例|リーダーシップが強み

私は、周囲を巻き込みながら、意見をまとめあげることができます。

しかし、元々は自分から積極的に動くリーダータイプではありませんでした。私はこれまで部長として、副部長と部活動がスムーズにいくように心配りをし、行動してきました。

異なる立場の人との意見をまとめる際には、異なる意見にも傾聴し、常に冷静に物事を分析することを意識してきました。この経験を通して、人にはそれぞれ役割があることに気づくことができました。

大学でも自分の役割を考えながら、学業に励みたいと思います。

初めに私の強みは〇〇です。と述べてしまうのもひとつの手。自己PRなので自分の強みが何かを結論ファーストで述べるのがおすすめです。

面接の際にはこのまま丸暗記するのではなく、相手の反応を見て、理解できるように話すことが大切です。

次は面接で伝わりやすい自己PRのコツをご紹介します!

面接で伝わりやすい自己PRのコツ

簡潔にまとめる

面接では、「自己PRを1分間で話してください」と言われることが定番。プレゼンテーションなどで、聞き手が理解しやすいスピードは1分間に300文字程度。

そのため、はじめに自己PRを作成して何度も練習することが大切です。

ただ覚えた文章を読み上げるのではなく、面接官にあなたの思いがきちんと伝わるようにジェスチャーなども加えて話すことがポイントです。

自己PRの伝え方は3ステップ

自己PRでは短時間で聞き手にあなたの長所を伝えなければいけません。

そのため、結論→エピソード→今後への活かし方のフレームワークに沿って文章を組み立てることをおすすめします。

このフレームを使うことによって、分かりやすい且つ印象的な文章を簡単に作れます。

ここでは、ココマガ編集部が実際に考えた、このフレームワークを利用した志望理由×自己PRを紹介します。

STEP1: 結論

この部分では、自分の強み・長所は何かを言い切ることが大事です。(業界:戦略コンサルティングの場合)

例①
戦略コンサルティングに興味を持った理由は、自分の強みである分析力が活きる仕事だと感じたからです。
例②
私が戦略コンサルティングを志望した理由は、自分の長所である好奇心を生かせる業界だからです。

STEP2: エピソード

エピソードは特別である必要はありません。面接官が見ているポイントは、「どれだけ一つの出来事・経験を細分化して考えたか」です。

この部分で話したことは、後の面接でも聞かれる可能性が高いので、文章を組み立てた後は詳細も答えられるように用意しておきましょう。

例①
大学では、映画を理論的・分析的・歴史的な3つの観点から学んでいます。授業を通して映画を多角的に捉えるだけではなく、物事を深く考え分析し、自分の言葉で言語化する習慣が付きました。
例②
私は好奇心旺盛で、学外の様々な活動に参加してきました。○○や、○○のボランティア活動を通して、様々な人との出会いで自分の視野や知識の幅が広くなる事を知り、喜びを感じました。

STEP3: 今後への活かし方

ここで見られていることはエピソードの再現性です。

前に話したエピソードを、どれだけ企業や学校で生かせるか?に注目しています。 ここではなるべくシンプルに答え、後の「具体的には?」という質問に対してスラスラ答えられるまで練習することをオススメします。

例①
この多角的な問題分析能力を、今後も多様なクライアントの課題解決のサポートで活かしていきたいです。
例②
今後も自分の未知の業界のプロジェクトを通して、自らの可能性を広げたいと思っています。

自己PRの添削・対策相談ならココナラ

ここまで、書き方やポイントについて紹介してきましたが、もっと詳しく知りたい!自分の書いた自己PRを添削して欲しい!という方も多いはず。

そこで、ココナラ編集部おすすめのサービスをステップ毎にご紹介します。

注意
ココナラは未成年の方でも使うことができますが、会員登録の際は保護者の方の同意が必要です。
サービスを購入してみたい場合は、保護者の方に相談してみてくださいね!

STEP1:書き方のアドバイスをもらう

自己PRで書きたいことはあるけど、うまく内容をまとめられず文章を書き出しては消しを繰り返してしまう……。

そんなあなたは、まずは「書く」の基本からサポートしてもらうのはいかがでしょうか?

【構成】「3つの部分」をマスターして、自在に文章を書こう!

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お届け日数 3日(予定) / 約22日(実績)

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お届け日数 14日(予定) / 約13日(実績)

【志望理由書】AO入試の作成・添削します

料金 10,000円
お届け日数 要相談 / 約11日(実績)

STEP2:添削を依頼する

自己PRの文章は完成したけれど、このまま提出して大丈夫だろうか?と心配になる方も多いのではないでしょうか?

志望動機やESに自信がない方は、文章を添削してもらい、より質の高い自己PRの文章に仕上げましょう。

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お届け日数 7日(予定) / 約5日(実績)

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料金 2,000円
お届け日数 要相談 / 約4日(実績)

【ES添削】ESや履歴書の添削・0から書きあげます

料金 15,000円
お届け日数 要相談 / 約10日(実績)

【文章添削】現役国語教員が、正しく、美しく、読みやすい日本語へ

料金 2,000円
お届け日数 4日(予定) / 約3日(実績)

【志望理由書】大学院入試・大学編入試験の志願書類添削

料金 4,000円
お届け日数 7日(予定) / 約7日(実績)

STEP3:面接対策のサポートを受ける

受験や就職において自己PRはもちろん、面接も重要なポイントです。

しかし、面接本番では緊張してうまく自分をアピールできるか心配ですよね……

そんな時は面接のプロによる面接対策やサポートを受けてみませんか?

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料金 5,000円/90分
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自己PRで合格・内定をつかみ取ろう

合格 大学受験

受験や就活の対策は誰でも不安ですよね。特に自己PRは決まった答えがない分、何を書いたらいいのか分からない人がほとんど。

しかし、ここまで自分と向き合い、将来のことを考える機会はなかなかないでしょう。

このシーズンは苦しいかもしれませんが、乗り越えた先にはきっと明るい未来が待っているはずです。

【ココナラマガジン編集部一同は、受験生の皆さんを応援しています!】

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