妊婦さんは、我が子に会える期待でいっぱい。でもその反面、出産への不安が募るという方は多いですよね。未知の経験が不安なのは当たり前。この記事では、出産の不安の原因と共に、解消法についてご紹介していきます。
出産で起こる不安の原因とは
妊婦さんは不安だらけ。
我が子に会える期待が、不安を上回ることはあっても、完全に不安が無い!という妊婦さんはほとんどいません。
この妊娠中の不安にはいくつか原因があります。
痛みへの不安
出産は「鼻からスイカを出すような痛み」と表現されることで有名。
陣痛と分娩で、2回の痛みがあります。
どれくらいの痛みなのか、経験したことがないからわからなくて不安……これが不安の原因の大半を占めているのです。
生理痛がひどくなった痛みと表現する人もいれば、太鼓で叩かれたような痛みと表現する人も。
痛くなる場所も痛みの度合いも人それぞれ。
痛みから逃げられない恐怖で不安になるようです。
赤ちゃんを無事に産めるのかという不安
どのママさんも、無事に我が子を産んであげたいと思う気持ちは一緒。
でも、その気持ちが大きいため、出産について調べすぎてしまい、不安になってしまうママさんがとても多いんです。
赤ちゃんを健康に産んであげられるかは、自分にかかっているとマイナスに考え、不安になってしまうのでしょう。
子育てへの不安
子育てという、出産の先を見据えた不安を抱えるママさんも多くいます。
お腹が大きくなると徐々に近づいてくる、赤ちゃんとのご対面。
同時に責任感ゆえ、自分がきちんと1つの命を育てられるのか、と不安に思うようです。
出産時の痛みと無痛分娩について
出産時の不安の大部分を占めていた出産の痛み。
その痛みが怖い場合、無痛分娩という形で出産する方もいらっしゃいます。。
出産が実際にどのくらいの痛みなのか、無痛分娩がどのようなものなのかを、共にご紹介していきます。
陣痛の痛み
陣痛には前駆陣痛と本陣痛があり、出産前に起こる陣痛は本陣痛です。
生理痛や下痢のような痛みから始まると言われています。
痛みは平均的に10分おきにやってくるそう、経産婦は進みが早いので15分おきと言われることもあります。
痛みが来たら病院に連絡し、医師の指示に従いましょう。
痛みのピークは、全身を象に踏みつけられているくらい痛いと、表現する人もいるくらい衝撃的。
いきまずに耐えなくてはいけない上、精神的苦痛も相まって、分娩よりも陣痛の方が痛いと言うママさんが多いようです。
分娩の痛み
陣痛の痛みを乗り越え、ついに分娩。
分娩台の上で、いきむことで出産を行います。
強烈な痛みと共に、自分からその痛みに向き合わないといけない恐怖で、より一層辛い分娩。
とはいえ、お医者さんの指示に従っていきむのに必死で、想像していたよりも痛くなかったと言う人も。
痛みに怯えていた人ほど、「意外と平気だった」と出産後に言っているそうなので、気の持ち方で痛みの感じ方は変わってくるかもしれません。
無痛分娩とは
無痛分娩で最もメジャーなのが「硬膜外麻酔」を使用したものです。
麻酔を効かせた状態で分娩を行うため、陣痛の痛みはほとんどなく、その状態でいきむことができるのが特徴。
しかし、麻酔が効かない場合などもあり、妊婦さんとの相性の面も大きいのも事実。
また、普通分娩同様、リスクも伴います。
海外では無痛分娩はメジャーになっており、日本でも希望する妊婦さんが増えてきています。
痛みに弱い方は、無痛分娩も視野に入れてみるのも1つの手でしょう。
出産の不安、乗り越え方5選
初めての出産では、不安の原因が分かっても、どうしたらいいのかわからない方がほとんど。
ここでは、どのようにして不安を乗り越えればいいのか、不安の解消法についてご紹介していきます。
出産をする場所はとことん選ぶ
自分が身を委ねられる場所を選ぶのが、まずは1番大切。
出産の方法も自然分娩なのか、無痛分娩なのかで選ぶ病院も変わってきます。
自分が安心できる施設を選びましょう。
正しい知識を身につけよう
出産は医師も、もちろん協力してくれますが、人任せではいけません。
出産するのは自分自身で、医師たちはサポートしてくれる存在。
自分でお産の正しい知識を身につけ、出産に備えましょう。
実際に出産を経験した方のブログを読んで、イメージするのも良いでしょう。
ポジティブなことを考える
出産前にネガティブな気持ちになる妊婦さんは多くいます。
できるだけ、楽しいことを考えましょう。
出産のことではなく、子供が生まれたら何をしたいか、どんな服を着せようかなど、子供が生まれたら楽しみは盛りだくさん。
自分が楽しみなことを、頭に思い浮かべましょう。
リラックスできるようにしておく
出産では力みすぎずに、適度にリラックスした状態の方が、スムーズにお産が進みます。
とはいえ、痛みでリラックスどころでないはず。
そのため、前もってリラックス状態にあることが大切です。
ストレッチをしてみたり、心が落ち着くものを探してみたり、普段からリラックスできる環境にいると、本番でスムーズにお産ができますよ。
周りに相談する
妊娠中は、なかなか周りの人と話す機会も少なく、自分1人で完結しようとする妊婦さんが多くなります。
旦那さんや、自分の親、友達など、自分の心の内を聞いてくれる人とコミュニケーションをとって不安を解消しましょう。
自分が何に不安なのかなど、出産経験のある人に聞くとアドバイスをもらえる場合もあり、参考になりますよ。
相談相手が欲しかったらこんなサービスも!
出産の不安を1番に解消してくれるのは、やはり他者とのふれあい。
しかし、常に旦那さんや親、友人などと連絡が取れるわけではないですよね。
孤独な時間が辛いという方に、話し相手になってくれたり、出産の相談のできるサービスをご紹介していきます。
ぜひ利用してみてくださいね。
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またお願いしたいです。ありがとうございました!
不安を乗り越え、元気な赤ちゃんを
出産の不安に押し潰されそうになることもあるかもしれません。
でも、出産には必ず終わりがあります。
終わりがきたら、可愛い赤ちゃんとのご対面。
お腹の中の赤ちゃんと共に、出産の不安を乗り越えましょう。
こちらをみつけることができたことを非常にラッキーだったと実感しています。