中学受験は、親と子供が一丸となって合格を掴むもの。お子さんの成績を上げるには、親御さんのサポートが不可欠です。でも頑張っているのに、なかなか思うように子供の成績が上がらなくて不安……という親御さんも多いはず。この記事では、そんな悩みを解決できる勉強法をご紹介していきます。
目次
成績の良い子供の特徴
実は、子供の成績をあげるには、成績の良い子供の真似をするのが一番。
成績が良い子供には共通点があるんです。
では、その特徴をご紹介していきます。
メンタルが強い
中学受験を行う子供たちの多くは、小学校での成績が良い子。
そのため、塾などに通うと周りのレベルの高さに驚くでしょう。
周りの子の成績が高いため、小学校では良かった成績が、塾になると下がってしまうケースも少なくありません。
しかし、小学校と中学受験の勉強法は全くの別物。
子供は、少なからずショックを受けます。
子供1人では乗り越えられない挫折をサポートするのが親の役目です。
初めは仕方がない!と割り切れるように、導いてあげましょう。
メンタルが強い子供には、家庭のサポートが必要不可欠です。
継続して行うことが出来る
中学受験は、基本的に2~3年をかけて勉強し、受験に臨みます。
中学受験は暗記が多いのが最大の特徴。
そのため、毎日コツコツと勉強を行うことができる子供の方が、中学受験では有利です。
中学受験で、特に重視して欲しいのが復習。
塾に通っている子供に、宿題をやらせることで精一杯というご家庭が多いはず。
宿題をやるのも大切ですが、授業でやった問題を復習する方が定着することも。
授業の復習をしてから、宿題に取り組むとより理解が深まります。
目標を持っている
中学受験は他者との競争。
他人に負けたくない!という競争意識の高いお子さんが有利になります。
とはいえ、競争意識のない子が中学受験に向いていないわけではありません。
お子さんの中には、中学受験は「親が決めたこと」という意識を持っている子も多いです。
子供と親のやる気の差は、ここからきています。
中学受験の勉強をなんとなく進めてきたという方は、中学に入って何がしたいか、将来どうなりたいのかなど、お子さんと話し合ってみましょう。
明確な目標がある子と無い子では、成績の伸びに大きな差が生まれます。
明確な目標を持ち、他者あるいは過去の自分より成長したいという意思があれば、成績は上がるでしょう。
成績を伸ばすコツ3選!
ここまで、成績を上げるための意識についてご紹介してきました。
しかし、実際に意識を変えるのは、大人でもなかなか難しいもの。
ここでは、具体的に成績を伸ばすコツについて、ご紹介していきます。
苦手科目を優先的に
80点の教科と40点の教科があったら、どちらを優先して勉強するべきでしょうか。
答えは40点の教科。
伸び代が大きい分、点数が上がりやすいのです。
そのため、得意科目の点数を上げるよりも、苦手科目の点数を上げる方が簡単です。
苦手科目が無いというのは、中学受験で大きな武器になります。
特に、社会や理科が苦手な場合は、暗記に重点を置いて勉強しましょう。
暗記科目は、寝る前と朝起きた直後に勉強すると、頭に入りやすくなりますよ。
また、苦手な人の多い算数は、基礎が少しでもわからなくなるとつまずいてしまう教科。
成績が急激に伸びることは少ないので、苦手な場合は時間をかけて理解し、成績を上げましょう。
問題集は1冊を完璧に
勉強に焦ってしまうと、あれもこれもと多くの問題集に手を出しがち。
でも、何冊もの問題集を中途半端にするのなら、1冊の問題集を完璧にする方が◎
これ!と選んだ問題集を完璧にして、この問題集からならテストで満点がとれる!という状態にしましょう。
それだけで、充分な学力が身についています。
大きな目標と小さな目標を立てる
先ほど、目標を決めると成績が伸びやすいと述べました。
大きな目標は、中学受験に合格するというもの。
でも、長い期間勉強を続けなくてはいけない中学受験では、大きな目標だけでは挫折してしまいます。
そのため、小さな目標を立てる事が大切。
その際、具体的な数字を入れるようにしましょう。
次の算数は80点とる!この問題集を2周する!など、少し頑張れば達成できる目標にするのがポイント。
目標を達成したら褒めて、時にはご褒美をあげましょう。
褒める事で、目標を達成できたという自己肯定感が高まり、次も達成しようという気持ちになります。
お子さんのやる気を引き出す、1つの方法です。
科目別の勉強法について
ここまで成績を伸ばす方法についてご紹介してきました。
しかし、それぞれの科目で勉強法が違うのが当たり前。
ここでは、それぞれの科目で行うべき勉強法をご紹介していきます。
国語の勉強法
国語で最も配点が高いのは、長文読解問題。
出題者の意図を、的確に捉えることが最も大切になります。
特に難易度の高い長文読解問題は、物語文。
物語文は、答えが文章に書かれていない事がほとんど。
気持ちを表す言葉を、多く知っているかどうかが鍵となります。
また、読解問題の文章の中に、ことわざなどがある場合もあります。
間違った意味に捉えてしまうと、その時点で文章の意味が変わってきてしまうので注意。
漢字やことわざなどの暗記は、少しずつでも良いので毎日行いましょう。
算数の勉強法
算数はケアレスミスをしないのが最も重要。
普段から時間を測って問題を解く癖を付けましょう。
算数の問題は、基礎を組み合わせた応用問題が出題されます。
そのため、ひらめきも重要になってきます。
基礎に加えてひらめきが必要になる算数は、解法をパターン化して学ぶのが大切。
テストでは、わからない問題は後回しにして、ケアレスミスを防ぐための見直しに時間を割いた方が成績が伸びやすいです。
理科の勉強法
中学受験の理科は、生物、化学、地学、物理など多くの分野から出題されます。
最も優先すべきなのは、生物や化学などの暗記分野。
知っていれば解ける暗記分野は、確実な得点源にしましょう。
物理などの計算問題は、基礎を押さえた上でケアレスミスを無くしましょう。
算数に比べて、パターン化されているので勉強すれば点数の取れる分野です。
正確に計算をする事が大切。
知識があっても図やグラフなど、問い方が変わるとわからなくなってしまう場合もあります。
問題演習をして慣れておきましょう。
社会の勉強法
地理、歴史、公民の3分野から成り立つ社会。
暗記要素の強い科目です。
単語の暗記だけではなく、単語同士の繋がりを理解出来ているかが重要になってきます。
特に繋がりの重要度が高いのが歴史。
学習漫画などで流れを掴むのも◎
年号が覚えられない場合は語呂合わせなどを使うのも1つの手です。
また、中学受験でよく出題されるのが、時事問題。
新聞やニュースを見る習慣を付けましょう。
心配なことはプロに相談!
長期間のお子さんのサポートで、行き詰まってしまうこともあるでしょう。
ココナラでは、中学受験のプロに相談が出来ます。
ここでは、ココナラ編集部おすすめの出品者さんをご紹介していきます。
困ったら、是非参考にしてみてくださいね。
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相談することで頭が整理できましたし、アドバイスをいただいて今後どう動いたらよいかがクリアになりました。
中学受験をするうえで我が家は何を大事にしたいのか、家族で話し合いながら決めていきたいと思います。
信頼できる出品者様です。
また機会がありましたら、どうぞよろしくお願い致します。
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すぐに参考にして実行できる方法なので、知ることができてよかったです。
相談も丁寧にお答えいただき納得の内容でした。
私が考え方を変えたことで、すぐに娘にも変化があり手ごたえを感じています。
ありがとうございました。
いつも結果ばかりを追ってしまう自分達には欠けていたものがありました。
子供達の立場になれば理解できる事なのでしょうが、どうしても一方的にこちらから求めてしまいがちでした。
今後はご指導いただいた事を心掛けて、接していこうと思っております。少しの修正で子供の笑顔が増え、効率の良い勉強へと繋がる事を祈っています。
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また、塾とは違う観点で教えていただきまして、参考になりました。
志望校合格を目指して
中学受験は、長期間の勉強を必要とする難易度の高い受験。
お子さんが持っている力を、本番に最大限発揮出来るように準備しましょう。
この記事を参考にしつつ、志望校合格を掴み取りましょう!
間違った問題を繰り返し解き、完璧になったと感じたら全ての問題をもう一度解きます。
こうすることで、ムラなく問題を復習することが出来ます。