・譜読みが苦手な方
・ピアノを上達したい方
・譜読みが早くなる練習方法を知りたい方
譜読みが遅い・苦手な人の共通点とは
譜読みが苦手な人のNG行動をご紹介していきます!
【NG行動①】暗譜している
ピアノ初心者さんにありがちなのが暗譜。
暗譜をすると、一通り曲を弾けるようにはなりますが、それ以上の上達が難しくなります。
また、耳でメロディを聞いて覚えてしまうと、曲が難しくなったときに苦労する羽目に。
暗譜をするとメロディを演奏することはできても、表現や想いをのせて演奏することが難しくなります。
今以上に難しい楽曲を弾いてみたい!という方は暗譜はおすすめしません。
【NG行動②】鍵盤を見ながら弾いている
先ほどの暗譜していることにも繋がりますが、鍵盤を見ながら弾いていると楽譜を見ることができません。
そのため、どうしても暗譜をしてしまいます。
鍵盤を見なくても楽譜を見れば、どの位置の鍵盤を弾けば良いのかがわかる状態になると◎
【NG行動③】すぐに弾き始める
譜読みが苦手な方との共通点として、楽譜を見てすぐに弾き始めることが挙げられます。
楽譜を見てすぐに弾き始めると、一音一音を捉えることはできますが、曲全体の雰囲気はわからないまま。
最初は楽譜を見て、曲全体を捉えることを意識しましょう。
譜読みのメリットとは
【メリット①】練習が楽しくなる
ピアノの練習嫌いの原因の一つとして、譜読みが難しいということ挙げられます。
そのため、譜読みができるようになると、楽譜をスムーズに読むことができ、練習も苦ではなくなります。
今までは、楽譜を見るのが嫌でメロディを覚えていたという方も、譜読みができるようになれば楽譜を見て演奏ができるようになりますよ!
【メリット②】ピアノの上達スピードが桁違い
譜読みができるようになると、ピアノの上達のスピードが早くなります。
これは、曲の一音一音を見るのではなく、曲全体の雰囲気を感じ取ることができるようになるためです。
楽譜を見るのも苦ではなくなるため、練習が楽しく感じられるようになりますよ!
【メリット③】表現力が上がる
譜読みをすると、何となく曲が弾ける状態ではなく、曲の強弱などの細部まで意識することができます。
そのため、曲の細部まで表現することが可能に!
もちろん強弱などの表現技法も上達しますが、それ以上に曲の背景を考えて演奏することができるようになります。
今以上に深みのある演奏ができるようになりますよ!
譜読みが早くなる4つの練習方法
では実際に、苦手な譜読みを克服するにはどうしたら良いのか、4つの練習方法をご紹介していきます!
①楽譜を眺める時間を作る
楽譜を見てすぐに練習に取り掛かってはいけません。
最初に楽譜を眺める時間を作りましょう。
この際に大切なのが、全体像で把握すること。
リズムや記号に応じた強弱、速さなど、音とは違う部分に注目して楽譜を眺めると、実際に弾くときに表現しやすくなりますよ!
②和音に慣れる
和音とは2つ以上の音が同時に重なっている音のこと。
これが初心者さんには強敵なんです。
でも、気付いていないだけで、曲の中には意外と同じ和音が出てきています。
そんな仕組みに気付くことが出来れば、和音があっても譜読みがスムーズに進むはず。
また、和音は見た目の形と、実際の音を連動して覚えるのが◎
楽譜を見て、和音の音を捉えられていたら和音に慣れたと言えるでしょう。
③片手ずつ練習する
実際に練習するときに、始めから両手で練習するのはNG。
一小節ごとに区切るなどして、段階的に抑えていきましょう。
その場合は、いきなり両手で練習するのではなく、片手ずつ行うことをおすすめします。
片手ごとの練習は、間違いに気付きやすかったり、楽譜にきちんと目を向けて演奏できるなどのメリットが。
片手できちんとした演奏ができていないと、両手の演奏ではどこかチグハグな演奏になってしまいます。
面倒に思うかもしれませんが、片手ずつ練習することで綺麗な演奏に近づけますよ!
④ブラインドタッチで弾く
演奏中に楽譜を見るには、鍵盤を見ずに演奏することが求められます。
そのために必要なのが、ブラインドタッチで弾く練習。
今まで弾いた事のある曲や簡単な曲を、ゆっくりと楽譜を見て演奏する練習方法が有効です。
この鍵盤把握能力は、数をこなせば自然と身につくもの。
この能力があると、演奏中に楽譜に目を向ける余裕が生まれますよ!
困ったらプロに相談!
ここまで、譜読みを早くできるようにするための方法をご紹介してきました。
でも、1人でやるのは不安……という方も多いはず。
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譜読みを得意にして、好きな曲を弾けるようになりましょう!
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