DTM初心者必見!マスタリングのコンプレッサーは非常に難しいエフェクターですが、効果的に使えると、曲にまとまりを持たせたりキャラクターを加えることが出来ます。また奥が深いからと言って、入り口が狭いわけではありません。そこで今回、マスタリングに適したコンプレッサーの設定をご紹介します。
目次
コンプレッション(コンプ)とは?
音楽におけるコンプレッションは、信号のダイナミックレンジを低減するプロセス。
ちなみに「ダイナミックレンジ」とは、オーディオ信号の最大音量と最小音量の差のことです。
録音時に自然に聴こえるようにするためには、
ほとんどのオーディオ信号のダイナミックレンジを減らす必要があります。
コンプレッサーの設定をすることにより、全体をブーストすることで、静かな部分がより明瞭になるのです。
失敗しないコンプの設定に必要な知識まとめ
ここでは、失敗しないコンプレッションに必要な知識をご紹介します。
以下の内容を読んで、コンプレッションの基礎を押さえたら、早速コンプレッションの設定をしてみましょう。
まずはトランジェントを理解しよう
コンプレッションを理解するためには、トランジェントを知る必要があります。
トランジェントは、曲中の音の立ち上がりや余韻のこと。
音の立ち上がりを「アタック」と言い、余韻は「サスティン」と言います。
これらの要素は、曲を聴いている脳に、その音の質に関する多くの情報を与えることとなります。
つまりコンプレッションは、 良いダイナミックレンジを持ち、フルボディーでトラックに最適なバランスを見つけるのに役立ちます。
ではこれから、2つのパラメーターについてご説明します。
スレッショルド
スレッショルドは、コンプレッサーが動作を開始する信号レベルを設定するパラメーターのこと。
こちらを低く設定すると、コンプレッサーのゲインリダクションが信号の大部分に適用されます。
逆に、高く設定すると、最も積極的なピークにのみコンプが影響し残りはそのままにしておけます。
レシオ
レシオは、信号がスレッショルドを上回ったときに、コンプレッサーが適用されるゲインリダクションの量を決定します。
すなわち、影響を受けていない信号と比較して表現されているため、レシオ(比率)と呼ばれます。
特徴としては、 レシオ(比率)の最初の数が高ければ高いほど、ゲインが小さくなる要因が大きくなります。
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コンプを効果的に使って曲に深みを持たせよう
ここまで、マスタリングのコンプレッションの設定方法についてご紹介してきました。
コンプレッションを正しく操作するには2つのパラメーター、スレッショルド、レシオを理解する必要があり、そのためには、トランジェントを知っておく必要があるのです。
コンプレッションは確かに専門用語も多く、初心者からするとハードルは確かに高いですが、それでも根気強く勉強を続けることで、気づけば感覚的に理解できるようになっているはず。
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