近年日本でも急速に市場が伸びているポッドキャスト。次世代のデジタルメディアとして徐々に注目が集まっています。今の時期から自分で番組を持とうと考えている方も多いのでは?この記事では、おすすめのポッドキャスト配信サービス「Anchor」の紹介と簡単な番組の始め方をご紹介します。
- 今、ポッドキャストが流行り始めている理由
- Anchorを使用した簡単な配信の始め方
- ポッドキャストで収入を得るための手段まとめ
目次
なぜ今ポッドキャストの配信がアツいのか
ポッドキャストとは、簡単に言えば、インターネットを通じて配信をすることができるラジオです。
Appleが提供するiTunes Storeを利用したサービスで、無料で好きな時間にスマホやPCから聞くことができます。
ユーチューブと同じく15年ほど前からあったにもかかわらず、ここ数年で英語圏を中心に視聴者が増え、近年では「Spotify」や「Google」も、「Podcast」市場に参入するなど話題に尽きません。
また今後は、Amazon EchoやGoogle Homeなどのスマートスピーカー普及やワイヤレスイヤホンの普及などによって、日本でもポッドキャストブームが来るのではないかと予想されています。
「Anchor」を使用した簡単な始め方
Radiotalk、WordPressなどポッドキャストの始め方は色々ありますが、最もおすすめなのは「Anchor」を使って配信する方法です。
「Anchor」を使うメリットは4つあります。
- ✅無制限の容量を無料で使える
- ✅複数の主要プラットフォームに配信できる
- ✅フリーBGM、効果音が充実している
- ✅配信プラットフォームごとのアナリティクスが使用可能
特にAnchorの最大の魅力は、複数のポッドキャスト配信プラットフォームに対応していること。
iTunesやGoogle Play Music、Spotifyなどのプラットフォームに対応しており、Anchorから一括で配信をすることができます。
「Anchor」での始め方は簡単3ステップ
それでは、「Anchor」を使って、自分の番組を作ってみましょう。
iOSアプリのほか、Google PlayストアからもAndroid向けのアプリが配信されています。
自分のスマートフォンのOSに合わせて、あらかじめAnchorをインストールしておきましょう。
1st STEP Anchorに登録してプロフィールを設定する
番組を収録する前に、まずは右側にあるあなたのポッドキャストというタブから、アカウント設定とポッドキャストの設定を終わらせましょう。
「ポッドキャスト名」「ポッドキャストの名前」「カバーアート」の3つを決めるだけなので、すぐに設定できるはず。
あとから変更もできるので、あまり考えすぎずに名前をつけましょう。
また、カバーアートに関しては、自分で画像をアップロードする他にAnchorのアプリに自動で選んでもらうこともできます。
2nd STEP 話すテーマ・扱う内容を決めて録音する
次に番組を収録していきましょう。
画面中央下のツールボタンをタップして、録音ボタンをタップするとレコーディングが始まります。
コンセプトなど何も決めていない状態で話すと会話が途切れてしまうため、レコーディングを始める前に自分が話したいトピックをいくつか書き出しておきましょう。
Podcast のコンセプトが決まっていない方向けに、参考としておすすめのポッドキャストのコンセプト例をまとめたので是非チェックしてくださいね。
- 雑談
- ボイスドラマ
- オリジナルの音楽
- ASMR
- ノンフィクションのドキュメンタリー
- 音声のみの漫才
- 海外旅行や珍しい場所に行ったの体験レポート
3rd STEP 音声を編集してアップロードする
音声を録音したあとは、話している間のバックグラウンドミュージックを選びましょう。
声だけだとどうしても無機質な印象を与えてしまうため、BGMや効果音を適度に入れるのがおすすめです。
効果音やBGMが非常に充実しているため、簡単な編集であればAnchor上でできます。
細かい間や噛んでしまった部分のカット、空調音などのノイズの除去などの細かい作業はAnchor上ではできないので、音声編集ソフトを使用して編集してからアップロードするのがおすすめです。
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ポッドキャストって収入を得られるの?
残念ながら2020年1月現在は、アメリカで配信されている番組のみ、収益化のための機能が提供されています。
また「MIDROLL」を始めとするポッドキャスター向けのアドネットワークも、アメリカのほうが充実しています。
日本国内では、あくまでお客さんを集めるための集客動線として利用するのが良さそうです。
具体的には、
- セミナー・オフラインイベントの開催
- 番組内広告
- アフィリエイト
- 過去音声の販売
- オーディオブックの販売
などのマネタイズ方法が考えられます。
YouTuberの次はPodcasterの時代が日本にも来るかも、、、?
YouTubeがアメリカから日本に上陸したように、今後ポッドキャストも日本で注目されることが多くなるかもしれません。
デジタルメディアの新たな収益源に浮上し始めているポッドキャスト。
注目され始めている今が参入するチャンス!
ぜひこの記事を参考にポッドキャストの配信に挑戦してみてくださいね。