自粛期間中でも家計をやりくりしなければならない社会人や学生の一人暮らし。出費がかさむため、節約が難しいと思っていませんか?しかし毎月のお金の流れを把握しムダを見つけることができれば、簡単に貯金が可能に!食費や水道光熱費、通信費などを見直して、一人暮らしでも無理せずに真似できる節約術を大公開します。
目次
一人暮らしの理想費用ってどのくらい?
一人暮らしの支出を大幅に占めているのが、家賃。
家賃を含め、毎月必ず支払わなければならない固定費で、収入が一気に消えてしまうのが一人暮らしの困ったところ。
残ったお金でカツカツと生活している方も多いのではないでしょうか。
しかし、「貯金に回すお金はない……」と諦めるのはまだ早いんです。
なぜなら家計のどこかに必ずお金のムダがあるから。
まずは、一人で暮らしている人が効率的に貯金するための理想の支出を見てみましょう。※1
自身の出費と比較してみて、支出割合がオーバーしている項目は、改善の余地がありそうです。
理想の割合 | 理想の金額(例:収入20万円) | |
食費 | 18% | 36,000円 |
水道光熱費 | 6% | 12,000円 |
通信費 | 6% | 12,000円 |
娯楽費 | 12% | 24,000円 |
家賃 | 28% | 56,000円 |
貯金 | 17% | 34,000円 |
その他 | 13% | 26,000円 |
合計 | 100% | 200,000円 |
※1出典:お金の総合サイト『ZAI ONLINE』 – https://diamond.jp/articles/-/22204?page=2
無理も我慢もしない一人暮らしの節約の始め方
一人暮らしには、「趣味にかけるお金は減らせない」「飲み会は参加したいから食費の節約はちょっと……」といった特有のお悩みも。
ここでは、そんなお悩みを抱えた方が節約を始める前に確認しておきたい事項をご紹介。
4つのポイントを押さえてしまえば、あとは節約にトライするだけです!
①先月の支出を知ろう
貯金を始める第一歩は、現在の自分のお金の使い方や流れを知ること。
細かい支出を把握しないことには、どこにムダがあるのか、どこが改善可能なのかを検討することができません。
家賃や、水道光熱費、通信費、食費、雑費など、先月の出費をわかるだけ書き出してみましょう。
そして上記の理想支出割合と比較し、今後どの項目を中心に節約するべきかを判断します。
②優先順位をつけよう
節約中だからといって好きなことを我慢してしまうと、節約ストレスに。
節度は保ちながら、友達との飲み会や趣味など、お金をかけたいものにはかけてしまうのが吉。
しかし、優先順位をつけるのがポイントです。
例えば、「飲み会には参加したいから、毎日お弁当を作ってお昼代を節約する」といったように、自由に出費をする項目の一方で、それを補う項目を作る必要があります。
節約したくないものは何なのか、はたまた節約を頑張れそうなものは何なのか、毎月の出費の中で優先順位をつけましょう。
③目標を立てよう
先月の支出を把握し、これからの支出の優先順位をつけたら、次はそれらをもとにしてプランを立てます。
節約を成功させるために必要な目標は2つ。
-
- 長期の目標(年単位)
-
- 短期の目標(月単位)
まずは長期の目標から考えていきます。
その際に役立てたいのが以下の3つの考え方です。
-
- for what(目的)
-
- until when(期限)
-
- how much(金額)
なぜ貯金するのか、いつまで続けるのか、目標貯金額はいくらなのか、が長期の節約プランを構成する要素になります。
例えば、「旅行に行くために、一年後までに、60万円貯める」といった目標がGOOD。
長期目標が決まってから、毎月の支出目標を立てていきます。
「毎月の収入ー長期目標を達成するための毎月の貯金額」で出した残金で家計をやりくりできるよう、家賃や、水道光熱費、通信費、食費などの目標出費額を決めます。
期限を長くしたり目標貯金額を減らしたりして、実現可能な節約プランを立てましょう。
④家計簿をつけてみよう
それでは、今月から家計簿をつけはじめましょう。
家計簿の役目は、ムダな出費を見つけたり無理のない節約生活を維持すること。
節約の成功が数字で現れれば、モチベーションアップに繋がり、節約が楽しくなるはず。
反対に上手くいかなかった時は、原因と改善点を探ることができるので、家計簿をつける習慣をつけておくのがおすすめです。
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一人暮らしの簡単節約術
目標が決まって家計簿をつけ始めたら、いよいよ節約生活をスタートさせましょう。
日々のムダを省くだけの、簡単な節約術をご紹介します。
食費の節約
①自炊を心がける
自分のためだけとなると自炊は面倒で、外食や既製品で済ませてしまうことが多い一人暮らしの食事事情。
しかし、自炊を取り入れるだけで食費はグンと下がります。
まずは面倒だと放っていた自炊から始めてみましょう。
また、職場や学校にはお弁当や水筒を持っていきましょう。
それだけで毎食500円近くは浮きそうです。
②買い物メモでまとめ買いする
買い物は3~4日に一回として、まとめ買いをするのがおすすめ。
事前に数日分の献立を考え、必要な食材を買い物メモにまとめておくことで、買い忘れや買いすぎを防ぐことができます。
料理に使わなければ、小分けにしてジップロックで冷凍保存しておきます。
③料理は作り置きにする
買い物をしたその日に、まとめて作り置きおかずを作るのもGOOD。
毎日料理を作る必要がなくなれば、ガス代や水道代の節約になるだけでなく、体への負担も避けられます。
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水道代の節約
①水を流しっぱなしにしない
水を流す場面といえば、お風呂のシャワー、手洗い、食器洗いなどが挙げられます。
みなさん、水を使用していない時、流しっぱなしにしていませんか?
洗う・流す、をきっちりと分けることで、水道代は節約できます。
②お風呂の残り湯を洗濯に使う
一人暮らしだからこそ使えるのがこの節約術。
いつもだったら捨ててしまうお風呂の残り湯を、洗濯に使いましょう。
「すすぎ」に使用しなければ衛生面での問題もありません。
電気代の節約
①電気料金プランを見直す
電気料金には様々なプランがあります。
ライフスタイルに合ったプランを選択することで、電気代の節約に。
日中主に外にいるなら、昼間は電気料金が高く、夜は料金が低くなるプランなどがおすすめです。
②LED電球に変える
LED電球は白熱電球と比較して値段は少々高いですが、電気消費量が低く物持ちがよいのが特徴。
初期費用が高くついてしまう一方、一度払ってしまえばあとはお得な面ばかりです。
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毎年節電金額を更新し続けているそうです。
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ガス代の節約
お風呂の温度を一度下げる
引っ越してきたときの設定温度のままお風呂に入っている方は要注意。
お風呂にムダなガス代がかかっていたかもしれません。
お風呂の温度をたった一度下げるだけで、れっきとした節電に。
今日から設定温度を変えてみてくださいね。
固定費の節約
①携帯電話をSIMフリーにする
携帯電話の料金は見落としがちですが、安く抑える方法があるんです。
おすすめなのが、格安SIMにする方法。
利用シーンや利用頻度に合ったものを選べば、想像以上に安い価格で携帯電話を使うことができます。
「安いことは知ってるけどよくわからない」「ショップに行くのが面倒……」
携帯電話料金についてアドバイスをしてくれる、りょう☆スマホ代節約ならおまかせさんをご紹介します。
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②保険を見直す
月々支払われる費用が保険料。
毎月出て行ってしまうお金なのにも関わらず、自分がどんな保険に加入しているかをはっきりと言える人は少ないのではないでしょうか。
保険料にこそ、省ける無駄がありそうです。
一方で自分に合ったプランと料金を確認するのはとても面倒で後回しにしたい作業ですよね。
そんな方には、オンラインで保険の見直しをしてくれる、松山ライフコンサル個人事務所さんがおすすめです。
第三者の目から保険見直します
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娯楽費の節約
①コスメや洋服は売って買う
気づいたらついつい買いすぎてしまっている洋服やコスメ。
特におしゃれに敏感な女性は、かわいいと思ったらすぐに購入してしまいますよね。
コスメや洋服は、「売った分だけ買う」を実践してみてください。
フリマアプリで着なくなった服や使わないコスメを売って、その収入内で新しいものを購入するようにしましょう。
②ネイルチップを使う
ネイルサロンへ通う頻度は、2~4週間に一回ほどが一般的だと言われています。
気づかない内に、多くのお金を使っている可能性がありますね。
ネイルチップなら、ネイルサロンにかかる費用をなくしつつ、ネイルサロン級のネイルを楽しめますよ。
まとめ
節約の始め方や一人暮らしの節約術をご紹介してきましたが、いかがでしたか。
日々の出費の中のムダを見つけるだけで、無理も我慢もせず簡単な節約ができるんです。
この記事を参考に、余裕のある節約ライフを楽しんでくださいね。
レシートや明細書の写真を撮って送るだけ。
あなたの代わりに1か月の家計簿をExcelファイルで作成し、わかりやすく家計管理をサポートしてくれる、逸原まりあ/Maria-no-teさんをご紹介します。