Python(パイソン)というプログラミング言語の名前は知っているという方も多いはず。でも、PythonがITの分野でどの様に応用されるのか、習得するための効果的な勉強法について分からない方も多いのではないでしょうか?この記事ではそんなPythonの将来性や勉強法について徹底的に解説をしていきます!
・これからのPythonの将来性について
・Pythonの勉強方法について
・Python習得を手助けしてくれるエンジニア紹介
目次
そもそもPythonとは
Python(パイソン)は1991年、オランダ人のGuido van Rossum氏によって開発されたプログラミング言語。
今では、世界で最も人気のあるプログラミング言語に成長しています。
そんなPythonは、プログラミング初心者の方でも馴染みやすい言語として有名なんです。
その理由はPythonの特徴にあるんです!
特徴①すぐに実行結果が分かる
Pythonはインタプリタ型と呼ばれる言語。
インタプリタ型の定義は、「コードを一行ごとに入力して、逐一処理を実行することができる」ということ。
これにより実行したプログラムの結果をすぐに得られるので、初心者でも理解がしやすいというメリットがありますよ!
特徴②可読性が高い
Pythonの最も大きな特徴に、可読性が高いという点が挙げられます。
これはPythonのコードが英語の文法に似ているため。
その他のプログラミング言語はそれぞれ独特な文法であることが多いですが、英語に似ているPythonは非常に馴染みやすいと言われています。
Pythonの将来性について
Pythonは今、世界で最も将来性のある言語の一つとして大きな注目を集めているんです!
まずはこちらをご覧ください。
(出典元:PYPL PopularitY of Programming Language – http://pypl.github.io/PYPL.html(2020.5.21 15:00))
これは過去1年、全世界を対象としてGoogleで検索されたプログラミング言語のランキングです。
これによると過去一年で最も検索されたプログラミング言語はPythonであることが分かります。
これに合わせて、全てのプログラミング言語と比較した時、Pythonを扱えるエンジニアの収入という観点で考察をします。
こちらをご覧ください。
(出典元:求人検索エンジン「スタンバイ」 プログラミング言語別年収ランキング2018 https://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2018/0807.html(2020.5.21 15:00))
株式会社ビズリーチが運営する求人検索エンジン「スタンバイ」では、「プログラミング言語別年収ランキング2018」を発表しています。
これを見ると、Pythonは3位にランクイン。
この結果をビズリーチは機械学習のニーズ向上を受けてと考察しています。
それを証明する様に、求人検索エンジン「スタンバイ」によると「Python」の求人数は昨年比で1.7倍に増加しています。
Pythonでできること
先ほどPythonの将来性が向上している根拠に、「機械学習のニーズが向上」と表現しました。
実はPythonの将来性とできることはリンクしているんです!
その具体例をご紹介します。
①AI開発
Pythonは機械学習や深層学習、統計分析で用いることができる言語です。
また同時に、AI開発において、機械学習や深層学習、統計分析は絶対に欠かすことができません。
すなわち必然的にPythonが用いられるのです。
AI開発市場はまだまだ発展途上ですが、これからさらに拡大するでしょう。
そうなるとPythonの重要性は一層と増します。
もっとAI開発について知りたい方はこちらもご参照ください。
②WEBアプリケーション開発
Pythonを用いると、WEBアプリケーションを開発することができます。
Pythonを用いた有名なサービスにDropboxやYouTube、Instagramがあります。
どれも有名サービスばかり……この事例を見るだけでも、Pythonの凄さが伝わるのではないでしょうか。
もしこれからプログラミングを初めて、さらにWEBアプリケーションの作成をご検討の方はぜひこちらもご参照ください。
このほかにもPythonの将来やできるこにはまだまだ可能性があります。
もっと深く知りたい方は、ぜひアドバイザーに質問をしてみてください!
Pythonコードの相談承ります アメリカの大学で働く研究者がアドバイスします
Pythonのおすすめ勉強法【実体験】
ここまで記事を読んで、実際にPythonを勉強したい!と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でもプログラミング言語なんて初めてだし、どうやって勉強したら良いのかわからないですよね。
ここでは筆者の実体験も交えて、具体的な勉強法を紹介いたします。
独学
実は筆者自身もPythonを勉強しているのですが、全て独学で行っています。
昨今はプログラミングスクールが拡大を続けていますが、
プログラミングは独学でも多くのスキルを習得できます。
実際に私が活用した勉強法をお教えします。
プログラミングに関する情報はWEB上に数多くリリースされていますが、やっぱり手元に参考書となるものがあると安心です。
何でも良いので、初心者向けの書籍を1冊用意しましょう。
Progateやドットインストールはプログラミング学習ができるサイトです。
多くの学習コースは無料で開放されており、さらにレベルの高い学習をしたい時に月額課金制で全てのサービスを利用できる様になります。
いずれもスマートフォン向けアプリもあるので、利便性も抜群です。
競技プログラミングと聞くとハードルが高そう……と感じる方も多いかと思いますが、そんなことはありません。
無料で参加ができる上、毎週大会が開催されています。
問題も比較的簡単なものから出題されているので、アウトプットの場としては最適。
おすすめの競技プログラミングはAtCoderです。
これらは私がおすすめする勉強法。
人によっては、もっと色んな視野で勉強法を知りたいと思うかもしれません。
そんなときは、エンジニア経験の方々に相談することをおすすめします。
Pythonに関するアドバイスを行います 現役データサイエンティストがPythonの相談にのります!
なるはや!初心者安心!Pythonの質問に答えます Python上位ランカーが有料Q&Aサービスをはじめました
現役プログラマがPython開発をサポートします 学習から趣味・実務まで!入門から応用まで!
実際にプログラミングを始める前に
座学の部分を終えたら、実際にコードを記述してみたいですよね。
始める前に1点注意をしなくてはいけないのは、いきなり始めようとしてもPythonが機能しない場合が多いこと。
全てのプログラミング言語は常にブラッシュアップが試みられていて、その都度アップデートが行われています。
その為、自分の作業環境に、常に最新版のPythonのソフトをインストールする必要があるのです。
これを環境構築と言います。
独学でもある程度はできますが、環境構築が自分でできない方は、知見のあるアドバイザーに相談してみましょう!
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Pythonは資格として扱える!
Pythonを習得した時、
その実力を公に証明するには資格を取得している必要があります。
日本では公の資格が一つしかありません。
しかし逆に捉えると、それを取得しておくことで、例えば複数存在する英語資格と比較しても汎用的に有効な資格となるのです。
ここではその資格をご紹介します。
Python3エンジニア認定基礎試験
一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が主催している試験です。
全国に拠点をおくオデッセイコミュニケーションズCBTセンターにて通年受験が可能であり、非常に受験しやすいのが特徴です。
受験料は1万円(税抜)、学割適用で5千円(税抜)となります。
詳細はこちら。
まとめ
冒頭でもお話ししましたが、Pythonは世界で最も注目されているプログラミング言語の一つです。
またPythonを用いて行うAI開発は、まだまだ発展途上段階であり、今後より一層期待されている分野でもあります。
すなわち今、Pythonを習得することで皆様の人生に大きな変化をもたらすかもしれません。
例えばエンジニア職の方は、今後転職などを経てAI開発に携わる機会があるでしょう。
またビジネス職の方も、プログラミングが理解できるだけで何かと重宝されます。
Pythonの習得は決して無駄にはなりません。
皆さまのPython習得が、人生のアドバンテージになることを、心から祈ります。