写真のような繊細なタッチの鉛筆画。デジタルでは出せないアナログ感がおしゃれですよね。そこで今回は、鉛筆画の魅力や描く上での題材・手順、そして上達のための練習方法をご紹介していきます。
- 鉛筆画のメリット
- 鉛筆画に選ぶべき題材
- 鉛筆画の画材
- 人物画の描き方
目次
鉛筆画の魅力って?
鉛筆画とは、文字通り鉛筆を使って描く絵のこと。
SNSでイラストを見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?
鉛筆画には、黒鉛筆のみのモノトーン作品もあれば、色鉛筆を使って色鮮やかに描かれた作品もあります。
ここでは鉛筆画の魅力を知るために、3つのメリットとどんな作品が作れるかをご紹介していきます。
鉛筆画を描く3つのメリット
- 写真のような繊細でリアルな絵を描ける
- 揃える道具が少なくて済む
- 絵を描きたいと思った方が、低コストで気軽にチャレンジできる
鉛筆画は、これから絵を趣味にしたいと思っている方におすすめの手法。
準備するものが少ない上題材も決めやすく、気軽に取り組めるためです。
番外編|鉛筆画とデッサンの違い
鉛筆画と似ているものに、デッサンがあります。
実際のものをみて、紙に落としこむ写実的な技術を高めるものがデッサンです。
デッサンは技術を高めるための基礎的な練習であり、鉛筆画のように自身で創造した作品ではないところに違いがあります。
鉛筆画に選ぶべき題材
鉛筆画を書き始めるときは、まず題材を決めなければなりません。
一般的な題材は静物・動物(人物も含む)・風景の3種類です。
静物
最も簡単な題材。
静物とは動かないもの、つまり無機物を指します。
食べ物や身の回りに置いてある雑貨など、目についたものでOK。
ポイントは、書く上でよく観察する必要があるため、好きなものを選ぶこと。
ずっとみていても飽きないアイテムを選ぶと◎
風景
広い風景でも、あるピンポイントの風景でもOK。
ある程度動かないものなので、慣れれば書きやすい題材です。
写真でもOKですが、余裕があれば実際にその場所で書いてみるのがおすすめ。
行ってみてわかる奥行きなどを知ることができます。
人物(動物)
人物や動物は少し難しめの題材。
なぜなら、毛の動きや肌の作りなどがとても複雑で、リアルなタッチを追求するのが難しいからです。
まずは写真をみてたくさん練習し、慣れてきたら実際にみながらスケッチするようにしましょう。
鉛筆画に必要な道具
鉛筆
鉛筆の硬さによって、濃淡を変えることが可能です。
種類は、6B・5B・4B・3B・2B・B・HB・F・H・2H・3H・4H・5H・6H・7H・8H・9Hの約17種類があります。
◯濃淡の基準
濃い:B→ HB →薄い:H
自身の描きたい絵によって、使う鉛筆の濃淡は変わります。
違う濃淡の鉛筆をいくつか用意しておきましょう。
おすすめとしては5本ほど持っていると、鉛筆の硬さの好き嫌いがわかりやすくなります。
8B、4B、2B、HB、H
また鉛筆を削れるように、カッターナイフ、もしくは鉛筆削りも用意しておきましょう。
練り消し(消しゴム)
ホルダー型の消しゴムを用意しましょう。
通常の消しゴムより、消したい場所をピンポイントで消したい場所を消せるので良いです。
また、練り消しがあると便利です。
普通の消しゴムでは擦って消した後に、色がボケてしまう場合があるのですが、練り消しを使うとそれがなくなります。
紙
画用紙かケント紙が良いでしょう。
2つの中でもケント紙がおすすめです。
滑らかで凹凸が少ないため繊細なタッチで作品を作る場合に向いており、鉛筆画との相性もいいです。
鉛筆画で人物を描いてみよう
鉛筆画を描く手順
- 題材を用意する
- 自身で用意した紙にグリッドを描く
- 下書きを描く
- 実際に描いていく(影など色の変化を濃淡を付けて描く)
模写と描く手順はほぼ同じです。
しかし題材によって③、④の中身は変わってきます。
例えば、人物を描く場合は以下のようになります。
- 輪郭線
- 位置決め
- 鼻
- 口
- 目
- 髪の毛
具体的な練習方法
絵の技術を高めるには、身近なものや興味ある題材を模写するのがおすすめです。
グリッドと補助線を描いてから模写をするようにしょう。
グリッドとは、縦と横均等に線を引くことで、絵の構図を見やすくするものです。
そうすることで絵の失敗が少なくなり、感覚的に絵の中での物と物との距離感が掴みやすくなります。
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次はコレを課題に練習しよう
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ありがとうございました。
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これからも頑張っていこうと思います。
鉛筆画でオリジナル作品を作ろう
上記では、鉛筆画の魅力から描く手順までご紹介してきました。
鉛筆画は絵の中でも取り組みやすく、技術を高めることで目に見えて上達していくのがわかります。
継続して描いていくことで、絵を苦手だと感じている方も得意だと感じている方も、才能に関わらず上達していくものなのです。
継続は力なり、を念頭において取り組んでみてください。
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