頻繁に美容院に通うのは難しいご時世。「傷んだ髪を補修できるのは美容院だけ」その概念はもう古いのかもしれません。自宅でも美髪を保つことは十分可能です!この記事では、自宅で行うヘアケアの方法や注意点を徹底解説。おうちケアをよりリッチに体験できるサービスも必見ですよ!
自宅ヘアケア、第一歩は“〇〇〇〇”!
自宅でのヘアケアを行うために大切なことはズバリ、“なりたい髪を見定めること”です!
まずは、自分がどんな髪質を目指したいか、どんな悩みを解決したいかを明確にしましょう!
これは美容院に行く場合でも同じことです。
目指す髪に応じて、それぞれに合った最適なアプローチをすることが、サラツヤ髪を叶える一番の近道となります!
うねりやくせの改善
日本人の70%が悩まされている髪の悩みが、うねりとくせです。
うねりやくせは様々なことが原因となって引き起こります。
くせ毛は、髪全体の約8割を占めている「ケラチン」というタンパク質が、歪んで結合してしまっている状態です。
ケラチンの配分バランスを整え、髪を「乾燥」や「湿気」から守ることが大切となります。
乾燥の主な原因は次の項目でご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
パサつき・ダメージの改善
枝毛や切れ毛などをはじめとして、多くの人が悩むのが髪のパサつき・ダメージです。
パサつきやダメージには、次のような原因があります。
・合わないヘアケア剤
・不規則な食生活
パサつきやダメージの主な原因は、生活しているなかでの外的刺激です。
髪を傷めることをしていないつもりでいても、実は日常生活の些細なことが不健康な髪の形成につながっています。
ダメージの原因は次項目でご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
広がりの改善
雨の日や汗をかいたときなどは、髪が広がってしまい上手くまとまらなかったりしますよね。
夏や梅雨の時期が憂鬱になる方も多いはず……。
髪の広がりには、次のような原因があります。
・誤ったヘアケア
・髪質
髪の広がりを抑えるためには、髪を乾燥から守ることが何より大切。
髪にハリや艶感を出してくれるキューティクルの傷みが、乾燥の大きな原因となります。
キューティクルを保護し、開きを抑えるために正しいヘアケアを行いましょう。
生まれつき柔らかい、毛量の多い髪質も広がりの原因の一つ。
髪質改善成分を含んだトリートメントやヘアオイルが有効な手立てとなります。
ベタつきの改善
毎日しっかりとシャンプーをしているはずなのに、時間が経つと手触りがベタベタしてきてしまうというお悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
髪のベタつきの原因は、次の通りです。
・洗浄力の強すぎるシャンプー
・食生活の偏り
髪のベタつきは、皮脂汚れによる毛穴の詰まりが大きな原因です。
皮脂分泌量が多すぎると、毛穴を詰まらせてベタついたり、頭皮の痒みやニオイにもつながってしまいます。
皮脂分泌量をコントロールするには、正しいヘアケア剤を使い、バランスの良い食生活を心がけることが大切になります。
髪のお悩み、原因は??
目指す目標や解決したいお悩みが分かったところで、次はお悩みの原因を突き止めましょう。
些細なことに感じても、生活習慣が髪に与える影響は大きいようです。
頻繁にヘアカラー・パーマをしている
ヘアカラー剤は、1剤と2剤という二つの薬剤を混ぜて作られています。
1剤で髪の表面のキューティクルを開き、2剤で髪内部の色素を脱色すると同時に染剤を発色させるという仕組みです。
つまり、キューティクルを開き、そこに刺激物をいれているため、ヘアカラーが髪に与えるダメージはかなり大きいのです。
パーマや縮毛矯正なども同様で、薬剤に加えてアイロンやカーラーなどの熱を与えながら処置を行うため、髪にストレスを与えてしまいます。
そのため、カラーやパーマを行う頻度を落としたり、行う際には必ずトリートメントでケアをするなど、髪への配慮を伴うことが大切になります。
紫外線を浴びている
夏などで紫外線が強いとき、肌へのダメージを防ぐために体に日焼け止めを塗りますよね。
実は肌と同じように、紫外線は髪にとっても大きな負担となります。
紫外線を受けた髪は火傷のような状態にあるため、それを続けると表面のキューティクルが損傷し、ダメージを受けやすい状態になってしまいます。
メラニン色素が破壊されて髪色が落ちてしまったり、オイルやトリートメントなどのスタイリング剤が酸化されて髪にゴワつきを与えてしまったりと、紫外線は髪にとってマイナスなことばかりです。
日差しが強い日は、帽子を被ったり、髪用日焼け止めスプレーをつけるなど、紫外線への対策を万全に行いましょう。
高温のヘアアイロンやドライヤーをする
普段、ドライヤーでサッと髪を乾かすこと自体は、そこまでのダメージにはつながりません。
しかし、熱を過剰に与えてしまうと、髪は「タンパク質変性」を起こしてしまいます。
タンパク質変性とは、熱によって髪のうるおいを保つために欠かせないタンパク質が固まってしまった状態をいいます。
これによって、髪内部のタンパク質が固まり、カラー剤やパーマ剤がなじみにくい状態になってしまうのです。
特に、ヘアアイロンはより高温で直接的な熱ダメージを与えてしまうため、低温で何度も通すのではなく、中温でサッと通して熱を与える時間を少なくしましょう。
髪によくない生活習慣を続けている
上記の3つに比べ、自分の意識次第で100%改善できるのが生活習慣です。
特に、お風呂上がりの習慣が大切になってきます。
お風呂上がりの濡れ髪は、キューティクルが開いている無防備な状態なため、タオルドライの際は摩擦を与えすぎないように注意しましょう。
また、水分が蒸発しやすい状態にあるため、すぐにドライヤーで乾かしてキューティクルを閉じた状態に戻しましょう。自然乾燥は絶対にNGです。
さらに、頭皮のバリア機能を弱めてしまうことから、朝シャンも髪にとっては良くない習慣となるので、髪は夜に洗うことを徹底しましょう。
肌に合わないヘアケア剤を使っている
髪のお悩みを改善するためには、自分の肌質や髪の状態に合わせたシャンプーやリンス、トリートメント剤などを使うことが大切です。
例えば、頭皮や髪の毛に優しいことから、ノンシリコン処方のシャンプーが人気となっていますが、どんな状態であってもノンシリコンが効果的なわけではありません。
傷みが強い髪の毛には、「髪を摩擦や刺激から守ること」を目的としたシリコンを含むシャンプーの方が適している場合もあるんです!
洗浄力が高すぎるものや化学合成成分が含まれているものも、髪質や状態によってはマイナスに作用してしまうこともあるため注意して選びましょう。
なりたい髪へ導くアプローチ方法とは
では、自宅でできる髪のお悩みへのアプローチにはどのようなものがあるのでしょうか。
日常的に使っているものを、髪にとって効果的なものにチェンジすることが、美髪への第一歩になります!
正しくシャンプーをする
初めにも述べたように、「肌質」「髪の状態」「洗い上がり」に応じて、自分に合ったシャンプーを使うことが大切になります。
実は、シャンプーするたびに摩擦などによって髪は傷んでいっています。
しかし、汚れや余分な皮脂を取り除かないとベタつきなど、髪のトラブルにつながってしまいますよね。
そのため、摩擦やダメージを最小限に抑えながら、正しく髪を洗うことが大切です。
- 髪を濡らす前のブラッシング
絡まりを解き、スタイリング剤などを浮かせる効果があります。
毛先から順に、クッション性に長けたパドルブラシを使うことをオススメします。
- お湯で予洗い
ホコリや皮脂汚れを8割方落とし、シャンプーの泡立ちを良くする効果があります。
ぬるま湯で、頭皮を重点的に洗うのがポイントとなります。 - シャンプーで洗う
手のひらで泡立ててから頭皮に付けることがポイントです。
爪を立てずに、指の腹で優しくマッサージをするように頭皮を洗っていきましょう。 - すすぐ
シャンプーの洗い残しは、毛穴の詰まりやフケ・痒みなどのトラブルの原因となりやすいため、すすぎをしっかりと行いましょう。
生え際や襟足は洗い残しが多いため、特に注意が必要です。
効果的にトリートメントをつける
シャンプーで汚れを洗い落としたあとは、トリートメントで髪のダメージを内部から補正することが大切です。
トリートメントは、「種類」「髪の状態」「仕上がり」に応じて自分に合ったものを選びましょう。
また、シャンプーと同様につけ方が大切で、正しく行えばより効果を高めることができます。
- 水気をしっかり取り除く
水気が多いとトリートメントが流れ落ちやすくなり、浸透力も低くなってしまいます。軽くタオルドライしても◎です。
- トリートメントをつける
毛先を中心に、しっかりと揉みこむことが大切です。
コームを通して、髪全体にトリートメント剤を行き渡らせましょう。 - 浸透させる
トリートメントは、シャンプーなどと違って浸透させることが大切です。
ホットタオルを巻いて、10分ほど時間を置きましょう。
使うタオルを選ぶ
髪を洗って乾かす前に、タオルドライをしますよね。
デリケートな濡れ髪を優しく、そして素早く乾かすことが大切です。
前述しましたが、タオルに使われているパイル地は、摩擦力が強いのが特徴です。
そのため、軽く押し当てるだけで水分を吸収してくれる、吸水性が高いタオルを使いましょう。
肌触りの良いマイクロファイバーや、髪が絡まりにくくなるカットパイルが表面に施されたものを使うのがベストチョイスです!
ヘアオイル・洗い流さないトリートメントをプラスする
お風呂で内側からのケアを行った後は、タオルドライ後に外側からのケアを行いましょう。
ヘアオイルには、広がり・うねりを抑える、熱によるダメージから髪を守る、保湿する、ツヤを出すなど、様々な効果が期待できます。
また、洗い流さないトリートメントにはダメージを補修する役割があるため、ハイダメージの髪には、洗い流さないトリートメントを浸透させてからオイルをつけることをオススメします。
成分や種類、重さなども様々なため、「髪の状態」や「仕上がり」に合ったものをしっかりと見極めましょう!
ブラシ
髪の健康を保つためには、ブラッシングが大切です。
ブラッシングには、髪の絡まりを解いて切れ毛を防ぐ効果、髪の汚れを取り除く効果、血行を促進する効果、ツヤや潤いをもたらす効果などがあります。
ブラシには、クッションブラシ、パドルブラシ、ロールブラシ、デンマンブラシ、スケルトンブラシなどと種類が豊富なため、髪質や目的に応じて使い分けることで、効果が高まります。
使い方としては、キューティクルの流れに沿って、根元から毛先に向かって通すことが大切です。
また、ブラッシングのしすぎや洗っていないブラシを使うことは逆効果になるため、頻度や管理には注意が必要になります。
ドライヤー
髪を乾かすときに必須のドライヤーですが、熱による髪へのダメージが気になりますよね。
ダメージを最小限に抑えるためにも、乾かす順番や熱の当て方が大切になります。
頭皮の雑菌の繁殖を防ぐため、パサつきを抑えるためにも、根元から毛先に向かって乾かしていきましょう。
また、水に濡れた髪はキューティクルが開いてしまっている状態です。
そのため、キューティクルを流れに沿って綺麗に閉じるために、ドライヤーの風を上から下に向かって当てることが重要です。
最後は余熱をとるために、冷風を当てて乾かし終えましょう。
さらに、最近では風にナノイオンなどを配合し、美髪ケアに特化したドライヤーも多く発売されているため、そちらを使ってみてもよいかもしれません!
食事
髪へのアプローチは、直接的なものだけではありません。
食生活を改めることで、体の内側から髪に栄養を行き渡らせることができます。
逆に、過剰な糖分や脂肪分は皮脂の過剰分泌や抜け毛につながることも多いため、注意が必要です。
艶のある髪の毛や健康な頭皮を維持するためには、下記のようにタンパク質、ビタミン、亜鉛等の含まれた食事を摂ることを心掛けましょう。
- タンパク質を多く含む食材
(例)卵、大豆、魚、肉、乳製品など
- ビタミンを多く含む食材
(例)A群:レバー、卵、緑黄色野菜、青魚、海苔、ワカメなど
B群:レバー、魚介類、ほうれん草、牛乳など
C群:緑黄色野菜、果物
- 亜鉛を多く含む食材
(例)牡蠣、レバー、魚介類、肉、チーズ、アーモンドなど
自宅で最善のケアを行うならココナラに相談
ここまで、髪のお悩みの原因やそれに対するアプローチの例を挙げてきましたが、
そこでオススメしたいのが、ココナラです!
ココナラでは、チャットを通じて写真やカルテを送ることで、美容師の方や髪の毛に詳しいアドバイザーからのカウンセリングを受けることができます。
ケアの方法だけでなく、自分に合ったスタイリングや、美容室でのオーダー方法なども教えてもらうことが出来るサービスもあるため、髪のお悩みを一気に解決することができちゃうんです!
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いかがでしたでしょうか。
結論、艶髪は“おうちで作る”ことができてしまうんです!
髪は人の印象を決めるうえで大切な一要素。
おうちケアを徹底して、艶髪ライフを手に入れちゃいましょう!
・遺伝
・毛穴の汚れによる詰まりや歪み