小説を書いてみたいけれど、書き方が分からない。そんな初心者さんのために、この記事では簡単に小説を書く方法とポイントを解説していきます !自分で書いた小説をレベルアップさせる方法もご紹介するので、ぜひ試してみてくださいね。
小説を書く前に準備する2つのこと
①目標を明確に立てる
小説を書くのは孤独な作業が続きます。
特に、初心者がいきなり長編小説を書くのはハードルが高く大変です。
思っていたようにかけなかったり、飽きてしまったりと途中で執筆を諦めてしまうケースも少なくありません。
そのため、まずはクオリティよりも完成させることを重視しましょう。
完成させるコツは、小説を書く目標を立てること。
自分が読むための趣味として書くのもいいですが、誰かに見せたり、応募したりという目標の方がモチベーションに繋がるのでおすすめですよ。
「◯月◯日までに完成して、××に投稿する」など、より具体的に目標を立てれば、計画的に小説を書くこともできますね。
例えば、以下のような目標を立ててみましょう。
②文字・ページ数を明らかにする
小説を書く目標が決まったら、どのくらい執筆するのかという規模感を明らかにしておきましょう。
出版社が主催する新人賞などの公募に応募する時には、文字数やページ数に規定があることがほとんど。
公式ホームページを見て詳細を確認しておきましょう。
特に公募などに応募する予定ではないなら、まずは短編小説から初めて見るのもいいですね。
ちなみに短編、長編には明確な定義はありません。
簡単な目安としては、一冊の本として製本できるなら長編に、できないなら短編・中編です。
40 × 40字詰め原稿用紙で200~300枚以上が長編。
100~150枚以下は短編と言われることが多いです。
こうして枚数にすると、短編小説でも結構な量が必要なことが分かりますね。
小説の書き方
小説を完成させるための3ステップ
【ステップ1】設定を決める
まずは、小説のジャンルと登場人物の設定を考えます。
どんな小説にするかをあらかじめ決めておいたほうが、スムーズに執筆に入れるからです。
初心者さんには、以下のようなジャンルがおすすめです。
・お仕事小説
・日常系の小説
・SF・ファンタジー小説
・ミステリー小説
登場人物は名前や性別、年齢だけでなく過去の設定なども考えてみるとGOOD◎
履歴書を書くように、「◯◯年に一人暮らし開始」などざっくりとでいいので箇条書きにしてみましょう。
また、特有の口癖があるなど細かい設定をつけたい場合も、ここで詳細に決めておきましょう。
こうしたルールを決めることで、執筆中にブレることを防ぎ、読者も読みやすくなります。
【ステップ2】プロット(構成)を考える
続いて、プロット(構成)を考えていきます。
例えばシンデレラのプロットを作るなら、以下のようになります。
・父が再婚する。
・父が亡くなる。
・義母・義姉から嫌がらせを受ける日々を送る。
・王子が花嫁を選ぶための舞踏会の招待状が届く。
・義母・義姉の嫌がらせで、シンデレラは舞踏会に行けず。
・魔法使いが登場し、シンデレラに魔法をかける。
・舞踏会で王子と出会い、仲良くなる。
・12時の鐘が鳴り、舞踏会を後にする。
・王子がシンデレラを探す。
・再会 ・ハッピーエンド
いきなりプロットを書くのが難しかったら、「起承転結」や「序破急」を考えてみよう。
また、この時誰が何を考えていたか、など思いついたことをメモしておくことも大切です。
【ステップ3】執筆する
最後に執筆をしていきます。
小説を書くときは、最初から細かく作り込むよりも、まずはざっくりとでいいので最後まで全体を書いてみましょう。
最後まで出来上がったら、推敲を重ねて細かく書き込んでいく方法がいいですよ。
【番外編】小説のレベルをあげる3つのワザ
①伏線を貼る
伏線を貼ると、小説のレベルが一気に上がります。
読者も、「あの時のセリフはこういう意味だったんだ!」と小説を読み返したくなりますね。
ただ、分かりやすすぎる伏線を貼ってしまったりなど、なかなかレベルの高い技術です。
だからこそ練習が必要です。
実際に書きながら、練習してみてください。
②各章ごとに視点を変える
各章ごとに視点を変えると、登場人物の心情や出来事などをより深く伝えることができます。
主人公が一人だけでない場合や、特に重要な登場人物がいる時に使ってみてください。
視点を変えるなら、その分詳しい設定や読みやすさを意識する必要があります。
話がチグハグにならないように、プロットを丁寧に作るのがおすすめです。
③専門知識を盛り込む
医学や法律など、専門知識がある場合は活用してみるのも一つの手。
「どこにでもある小説」になりにくくなります。
しかし、読者は専門知識がなことを前提に書き進める必要があります。
専門用語が出てきたら、それを解説してくれるキャラを出すなど、配慮をしてあげるのがポイントです。
書いたら添削してもらおう!
実際に小説を書いたら、添削をしてもらいましょう!
自分で何回も読み直していると、「これって面白いのかな?」という状況にもなりやすいです。
小説をより良いものにするためにも、誰かにみてもらってください。
小説家経験や編集経験がある、など頼りになるアドバイザーが多数在籍しています!
ここからは、編集部おすすめのアドバイザーさんをご紹介していきます。
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まとめ
小説の書き方から、おすすめのココナラサービスまで解説してきました。
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