高校受験の英語科目。英語の問題は苦手な人が多いからこそ、得意科目にすれば周りと大きく差をつけることのできる科目です。高校受験までに英語力を上げるための対策には計画性と効率性がキーポイント。今回は、知っておきたい英語入試の基礎から受験までの勉強スケジュール、そしておすすめ勉強法をご紹介。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
【高校受験】英語入試問題の基礎
問題構成
英語の高校入試問題は、主に以下の5つで構成されています。
- 語彙
- 英文法
- 長文読解
- リスニング
- 英作文
公立・私立、地域ごとによって多少の違いがあるので、志望校の傾向は必ず確認しましょう。
点数を取るために求められる力
入試英語で得点をするために必要な力はズバリ、
- 英語を理解する力
- 英語で表現する力
言い換えると、英語を「読む」「聞く」「書く」力です。
高校入試に向けてこれらを意識した勉強をする必要があります。
【高校受験】英語必勝スケジュール
高校の英語入試に向けた勉強にはスケジュール管理が不可欠。
なぜなら、英語学習は積み重ねだから。
「英単語がわかるから英文法が解ける」、「英文法がわかるから長文が読める」といったように,
英語は学んできた知識をフルに使うことが求められます。
計画的に学習することで、入試間近になって焦ることがないようにしましょう。
1~2年生
英語は中学1年生から勉強するのがベスト。
もちろんこの頃から受験を意識することは難しいので、 学校の定期テストをしっかりとこなすことから始めましょう。
定期テストで点数を取ることを意識していれば、英単語や英文法の基礎は自然と身につくもの。
3年生になってから長文読解などの応用問題に力をいれることができます。
3年生の春
学校でも受験の話が本格的に始まってくる頃。
受験を意識しだすけれど、まだ部活がある人も多い時期です。
そこで、隙間時間を使って英単語や英文法の学習をしましょう。
隙間時間とは、
・授業と授業の間の10分休み
・登校下校中
・寝る前
など、5~10分の短い時間のことを指します。
自分の1日の生活の中で、隙間時間をいくつ見つけることができますか?
コツコツは受験に勝つコツ!
まとまった勉強時間を作ることができない時期だからこそ、隙間時間に積極的に勉強することがベストです。
3年生の夏
一般的に3年生の夏から本格的な受験勉強が始まると言われています。
今まで英単語や英文法に集中していた勉強に、長文や過去問を追加しましょう。
はじめは今までとは勉強内容に違う戸惑ったり、できないと感じてしまうことも多いです。
しかし、長文や過去問は慣れてからがカギ。
すぐに悲観的にならず、何度も繰り返し解くことをおすすめします。
また、長文や過去問を解く際は、試験のように時間を設定しましょう。
本番の試験に備えて慣れておくことはもちろん、点を取るための改善点や反省点、自分の強み・弱みに気が付くこともできますよ。
【高校受験】おすすめ英語勉強法
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ここでは誰でもすぐにまねできる英語の勉強法を、内容別にご紹介!
英単語
高校受験において英語を武器にしたいなら2000~2500語が必要だと言われています。
膨大な単語量を効率よく覚えるにはどうしたらよいのでしょうか?
派生語・類義語もついでに覚える
似たような意味を持つ単語などをまとめて学習します。
例えば、形容詞「beautiful(美しい)」を覚えるとき、名詞「beauty(美しさ)」や、形容動詞「beautifully(美しく)」も一緒に覚えてしまうという方法です。
すべてを完璧に覚える必要はありません。
一通り目を通して置くだけでもOK。
「見たことのある単語」という認識に変えておくだけでも、2回目に目を通したときに覚えやすくなります。
声に出して読む
英単語を覚える際、単語を目で追っているだけではダメ。
覚えるのに時間がかかったり、長期的に暗記できなかったりするからです。
そこで、単語を声に出して読んでみましょう。
視覚と聴覚を同時に使うことで暗記がグッとラクになります。
テストをする習慣をつける
ここでのテストとは学校や塾のテストではなく、自分で自分をテストすること。
単語を覚えたら、確認テストをしてアウトプットする習慣をつけましょう。
かしこまったテストをする必要はありません。
通学中に単語帳の日本語訳を赤シートで隠してテストしたり、朝覚えた単語を夜寝る前にテストしてみたりするだけでOK。
大切なのは、単語を覚えられなくてもテストを繰り返して「見たことのある単語」を増やすこと。
「見たことがある→調べる」を繰り返す中で、必ず覚えられるようになるでしょう。
英文法
日本語にルールがあるように、英語には英語のルールがあります。
単語を並べる順番など、日本語と大きく違う文法には要注意。
つまづいたらすぐに復習
英文法は積み重ねの学習です。
英文法に苦手意識を持っている人は、単元を理解していないまま次に進んでしまい、次の単元も理解できない……という負のループに陥っていることが多いです。
苦手な文法の単元を見つけたらすぐに復習。
英文法学習の際は、苦手潰しに重点を置くことが大切です。
例文で覚える
英文法は例文で丸ごと覚えてしまいましょう。
英文法だけを暗記していると、穴埋め問題や英作文問題のときに正しい活用をすることができません。
実際の英文法の使い方を知っていると、どんなテストにも対応可能になります。
長文読解
長文も英文法と同様に苦手に感じている人が多い分野。
長文問題は特に配点が高いので、効率的に勉強することが求められます。
本文の前に問題文を読む
長文読解では、本文を読む前に問題文に目を通しましょう。
なぜなら、問題文にキーワードが隠れていることが多いからです。
出題者は文章の理解度を知るために、その文章のキーワードが理解できているのかどうかを問いにする場合がほとんど。
事前にキーワードがわかっていれば、何に注目しながら読むべきかがわかるので長文読み取りもラクになるはずです。
過去問を解く
長文読解は過去問を繰り返して、志望校の出題傾向に慣れるのがベスト。
記述問題が毎年出されているのなら記述をメインに勉強をしましょう。
傾向を知ることは効率的な長文読解勉強の第一歩です。
リスニング
リスニングに必要なことはズバリ、「慣れ」。
リスニングに慣れるための勉強法は次の2つ。
声に出して読む
リスニングをした後、スピーカーと同じ速さで声に出して読んでみましょう。
スラスラ言うことができれば、英語をしっかりと聞けて頭で理解している証拠。
最初はスピードについていけないのが普通です。
諦めず、話せるようになるまでトライしましょう。
英語を聞く習慣をつける
日本で過ごしていていれば、英語を耳にする機会は少ないもの。
自分から積極的に英語を聞く機会を設けることが大切です。
英語リスニングのためのラジオや、オンライン英会話など、活用できるサービスはたくさんあります。
続けられるリスニング勉強法を自分で探してみましょう。
英作文
英作文も「慣れること」が不可欠。以下のポイントを意識してみましょう。
日常を英語に変換
英作文のおすすめ勉強法は、日常を英語の文章にすること。
例えば、
登校中に赤い屋根の家を見つけたら
「There is a house with the red roof.」
校庭でサッカーをしている友達の男子を見つけたら
「The boy playing soccer is my friend.」
など、自分で英語の文章を作ってみましょう。
寝る前に今日の1日の出来事を英語で文章にしてみるのも効果的かもしれませんね。
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