自分の好きなことや得意なことを生かし、オンラインサロンで活動する。そんな理想的なビジネススタイルに大きな魅力を感じる人が最近増えています。そこでこの記事では 個人運営で失敗しないためのオンラインサロンの始め方・作り方をご紹介します!
オンラインサロンとは?
「オンラインサロンに参加するのではなく、自分で始めてみたい!」
オンラインサロンとは、近年始まった新しいビジネスモデル。
オンラインサロンを作ってみたいと思っている方は、まずビジネスモデルを正確に捉えておくことが重要です。
そこで、有名なオンラインサロンの実例や、ビジネスとしての仕組みをまずは押さえておきましょう。
オンラインサロンとは
オンラインサロンとは、オーナー主導による月額会員制のオンラインコミュニティのこと。
オーナーは、主たる目的を達成するために人を集めます。
主たる目的とは、決して「お金を稼ぐこと」ではありません。
集めたお金で「何をするか」を主たる目的に据えるべきで、そこに共感した方が集まるということです。
こちらでは、日本でも有名なオンラインサロンについて、主たる目的とともに整理してみました。
サロン名 | 会費 | 目的(何をするか) |
西野亮廣エンタメ研究所 | 980円 | オーナーである西野さんがエンターテイメントの分野で世界に挑戦する過程、「メイキング」をお見せする |
堀江貴文イノベーション大学校 | 10,800円 | 事業家として名高い堀江さんの元で、集まったお金を使って新しいプロジェクトを立ち上げ、成功させる |
落合陽一塾 | 11,000円 | 学者やアーティスト、経営者など様々な顔を持つ落合さんと一緒に学び合い、成長する |
PROGRESS | 980円 | 芸人として多くのヒットを飛ばした中田さんの、新たな挑戦を応援する、一緒に挑戦する。 |
田端大学 | 9,800円 | LINEやZOZOなどの執行役員を歴任した田端信太郎さんによる「個人」のブランディング |
オンラインサロンの魅力①:サブスクリプション型
オンラインサロンは月額会員制のオンラインコミュニティ、つまり「サブスクリプション型モデル」です。
サブスクリプション型モデルは、1人のお客様から定期的なお支払いを受けることができるという点で、オーナーの目的を達成するための安定した足腰をつけることができます。
当然、会費に見合ったコンテンツを提供しなければなりませんし、サロンの作り方によっては、ページの維持費や運営費もかかるので注意しましょう。
オンラインサロンの魅力②:体験を提供するという新しい価値提供
例えば、「堀江貴文イノベーション大学校」では、約10,000円の会費を払いながら、自分あるいは誰かが立ち上げたプロジェクトを成功させるために一生懸命行動するときもあります。
「お金を払って働くって理解できない……」
なんて思う方もいらっしゃるかも知れませんが、「月額1万円というコストで起業できる」と思えば、それは会員の方にとって大変なメリットだと思いませんか。
やりたいことを実現する、その環境としてオンラインサロンは非常に魅力的です。
オンラインサロンの魅力③:コミュニティ形成
オンラインサロンの最大の魅力と言えるのが「コミュニティ形成」。
これが、オーナーや会員、双方にとって大きなメリットをもたらします。
例えば、有名なアイドルの一般的なファンクラブを想像してみてください。
当然ですが、ファンクラブ内の関係性は、それぞれの会員とアイドルの1:1が複数あるだけ。
会員Aと会員Bが繋がる機会は基本ありません。
ただ、オンラインサロンとなれば、会員同士が繋がれるという価値が上乗せされています。
新しい発見や学びの連続で、今までにない新しい関係性の友人が作れることでしょう。
これは、サロンオーナーにもメリットをもたらします。
それが「離脱率の低下」です。
要するに、会員同士で繋がりができる以上、会員同士も「やめたくない」動機が強まるのです。
【オンラインサロンの始め方】自前でサロンを作る方法って?
オンラインサロンの始め方として、7つのステップをご紹介します。
ポイントは、「プラットフォームを利用するか」「自前のサイト/SNSで始めるか」という点。
早速見ていきましょう。
1. サロンのコンセプトを決める
サロンの作り方として、まずはサロンのコンセプトを決めましょう。
コンセプトとは、「なぜやるか」を簡潔な言葉にしたもの。
筆者が考えるに、オンラインサロンは極めて会社に近しい存在と考えます。
それは、ある1つの目的に寄った集団だからです。
サロンとはコンセプトありきだと理解しましょう。
コンセプトのないサロンを会社で例えるならば、お給料が払えるかわからないけど、人を雇ってからやる事業を決めるようなもの。
2. サロンの運営方法を決める【プラットフォームか自前か】
オンラインサロンのコンセプトが決まれば、いよいよオンラインサロンを作っていきましょう。
その方法は大きく2つあります。
- プラットフォームで作る
- 自分で立ち上げる
①オンラインサロンをプラットフォームを利用して作る
オンラインサロンのプラットフォームとは、オンラインサロンの開催者と利用者を結びつけるサービス。
なので、プラットフォームを利用する手段を選ぶならば、それでオンラインサロンは簡単に始められます。また、顧客管理や決済のためのシステムが整っているので 人数が増えてきたときのトラブルを回避することもできます。
▼オンラインサロンのプラットフォームの一例
プラットフォーム名 | 手数料 | プラットフォームの印象 |
CAMPFIRE | 10% | 認知度・人気度関係なく、多くの方が始められている印象 |
DMMオンラインサロン | 非公開 | 堀江貴文さん、落合陽一さんなど、著名人のサロンが多い印象 |
Salon.jp | お問い合わせ | 西野さんからのお誘いを受けて始められる印象 |
②自前でオンラインサロンを運営する【おすすめ!】
個人で作るとプラットフォームに比べて手間がかかりますが、そのかわり 自由度が高いことが特徴です。
また、国内最大級のオンラインサロンを運営されている西野亮廣さんはオンラインサロンを自前で作成することを推奨しています。
WordPressを利用した自前オンラインサロン作りはこちら
個人運営のサイトは手間が少し多い分、自由度が高く、また収益率も高いです。
プラットフォームに手数料を徴収されること・あなたがプラットフォームを退会するとサロン自体が消滅してしまうことも考慮すると、筆者としては多少手間でも自前で用意するのがおすすめです。
以下、自前で始める場合の流れをご紹介します。
3. サロンで扱うテーマをインターネット上で発信する
オンラインサロンを始めようとしているあなたが有名人であれば話は別ですが、そうでないのなら、いきなりオンラインサロンを始めるのはやめたほうがいいでしょう。
オンラインサロンを始める前にTwitterやInstagram、ブログ、YouTubeなど何かしらの手段であなた自身の知名度を上げることに注力しましょう。
4. オンラインで交流ができるグループをアプリで作成する
オンラインサロンを始める際に、会員同士が交流できる場所をオンライン上に作りましょう。
限定された空間の中でメンバーと交流したり、情報発信し合うことでコミュニティがさらに盛り上がります。
また、コンテンツによってはメンバーの中には本名ではなく仮名で参加したい方が多い場合があります。
そのため、 基本的に実名登録のFacebookだけででなく、匿名で交流できる他のコミュニケーションツールもおすすめです。
LINE OpenChat
Slack
チャットワーク
メンバー同士が交流できるSNSライクなコミュニティ作りはこちら
5. サロン内のルールを決める
ある程度サロンメンバーが集まってきたら、サロン内のコンセプトやルールを決めていきましょう。
コミュニティ運営では、メンバーが自発的に、活発的に動ける仕組み作りが大切です。
どんな活動をするのか、どんな目的でメンバーを集めていくのかなど、簡単なルールを設定しておきましょう。
運営方法に迷ったら、アドバイザーの力を借りるのも手です。
6. コンテンツ閲覧用のサイトを作成する
コミュニケーションツールはオンラインサロンの意見・情報交換の場として有効ですが、 活発なコミュニティであればあるほで有益な情報が流れていってしまい、新規閲覧者にとって分かりづらいコンテンツになってしまいます。
そのためオンラインサロンの看板となる、初心者にとってわかりやすいコンテンツ閲覧用のサイトを開設することをおすすめします。
WordPressを利用した、管理・更新しやすい会員制webサイト制作なら
7. PayPalでクレジットカード定期支払決済の設定する
オンラインサロンをビジネスとして運営していく以上、会費を徴収していく必要があります。
このとき、「ペイパル(PayPal)」を使用するのがおすすめです。
共有リンクをコピーし、メールやSNSに貼りつけて送付するだけで簡単に集金をすることができます。
さらに、ペイパルを使うことで会員のクレジットカードから月額費用を自動的に引き落とす事ができます。
初期費用はかからず、会費が払われたときに手数料としておおよそ3%がかかるのみなので、プラットフォームを利用するよりもグッと手数料を抑えることができます。
オンラインサロン成功のコツは『退会率を減らす』こと
オンラインサロンを個人で運営していくにあたって重要なことは、新規会員数を増やすことよりも 退会率を減らして、長期的なファンを増やしていくことです。 長期にわたって信頼関係を築いたファンはサロン内で参加者が積極的にコミュニケーションを取りたくなるような施策を自ら積極的に行ってくれます。 新たなプロジェクトを生んだり、イベントや交流会をどんどん企画したりしていくためにも、サロンのコアメンバーを増やしていくことを第一に運営していきましょう。
オンラインサロンのサイト作り方に迷ったらココナラ
オンラインサロンを自前で始めるのは収益的にも確かに魅力的。
せっかくオーナーに寄せていただいたお金を、第三者(プラットフォーム)に横流しするのも、なんだか気が引けますよね。
とはいえ、自分でサイトを立ち上げたり、SNSのグループ作成をしたり、自前でやると必要な作業も増えるしなぁ。
そこで、ココナラでオンラインサロンの作成代行を利用してみてはいかがでしょうか。
ココナラとは、個人・法人の得意をシェアできるオンラインプラットフォーム。
オンラインサロンの作成代行を、ココナラで依頼すると、
- サイトを作ってもらう費用を一括払い
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など、支払いが限定的なので魅力的です。
こちらでは、ココナラマガジン編集部がおすすめする出品者の方をご紹介します。
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オンラインサロンは、常に新しいコンテンツやイベントを用意する必要があり、個人運営となると大変なことも多いでしょう。
しかし、運営が一旦軌道に乗ると収入が安定する・好きなことをビジネスにできる・新しい商品のアイディアが生まれるなど生ざまなメリットが生まれます。
この記事を参考にぜひ理想のオンラインサロンを開設してみてくださいね!