最近メジャーになりつつある、オンライン授業。タブレットなどを使って、遠隔的に授業ができるのが特徴ですが、パソコンを使い慣れていないと実施が難しいと思いがち。でも、実はそんなに難しくないんです。この記事では、オンライン授業のやり方と授業の構成のコツをご紹介していきます。
目次
オンライン授業のメリットとデメリットとは
オンライン授業には、録画したものを配信する録画版と、リアルタイムでチャットなどを使い、生徒とやり取りするLIVE配信版があります。
オンライン授業といっても、どのような特徴があるのか知らない方も多いはず。
まずは、オンライン授業のメリットとデメリットを見ていきましょう!
メリット
オンライン授業には、以下のようなメリットが存在します。
- 時間や場所に捉われない
- 授業を見返すことが可能
- 高い水準の授業が受けられる
順に見ていきましょう。
時間や場所に捉われない
オンライン授業の最大のメリットは、時間や場所に捉われずに勉強できること。
自宅でも学べるため、大人の方がすきま時間に勉強するのにもうってつけです。
家での学習が可能なため、通学時間がなくなり時間を有効活用できるというメリットも。
授業を見返すことが可能
録画をしておけば見返すことが可能なため、わからないことがあったら巻き戻してもう一度解説を聞くことができます。
特に、数学などのつまずきやすい教科で有効なものと言えるでしょう。
高い水準の授業が受けられる
地方や島など、過疎地は指導者も少ないのが事実。
今後、地方などの学校は存続が危ういとされています。
そのため、オンライン授業を行うことによって、過疎地に住んでいる生徒も、都市部の高い水準の授業を受けることができます。
ゆえに、大学受験などにおける、地域による教育格差が狭まる可能性もあります。
また、英語などもネイティブな発音で授業を聞くことが可能になり、よりグローバルな教育が可能になります。
デメリット
メリットの多いオンライン授業ですが、デメリットも存在します。
- 通信環境が整っていないと学べない
- 試験に向かない
- 授業のクオリティが下がる
順に見ていきましょう。
通信環境が整っていないと学べない
通信環境が悪いと、スムーズに授業が学べないのが最大のデメリット。
特にLIVE配信版のオンライン授業では、チャットなどで先生に質問をするため、全員の通信環境が整っている必要があります。
また、オンライン授業は通信量が大きいため、一人暮らしをしている学生など、通信環境が満足ではない環境では、継続して学ぶことが難しくなります。
パソコンなどの機器を、自分たちで用意する必要があるのも、デメリットと言えます。
試験に向かない
試験をオンラインでやることは不可能ではありません。
しかし、対面で行うよりもカンニングがしやすくなってしまいます。
スマホなどの別の電子機器を使用したり、カメラで見えないところに協力者がいたり……。
ズルがしやすくなってしまうため、昇級試験や学位付与などは向かないと言えます。
授業のクオリティが下がる
いくらオンラインで授業をするといっても、やはり対面授業に比べて質は下がります。
特に、実験や実習などが必要なものは、実戦経験が少なくなるため、スキルが身につかないという点も。
これらは、まだオンライン授業が普及し始めたばかりのため、適応できていないことが主な原因です。
今後、オンライン授業のクオリティは上がっていくことでしょう。
オンライン授業のやり方
ここまで、オンライン授業のメリットとデメリットについて、ご紹介してきました。
次は、オンライン授業のやり方について見ていきましょう。
必要なツールの使い方も、一緒にご紹介します!
オンライン授業で必要なもの
オンライン授業をするにあたって、必要なものがあります。
- パソコン
- インターネット回線
- (ヘッドセット)
- (ペンタブレット)
- Zoomなどの配信するツール
- 授業で必要な教材や資料
順に説明していきます。
パソコン
パソコンは配信するのに欠かせないもの。
MacでもWindowsでも大丈夫です。
ノートパソコンの場合、Webカメラが内蔵されているものがほとんどです。
しかし、内蔵されていないものやデスクトップパソコンの場合は、別途Webカメラを購入する必要があります。
もし、パソコン選びで迷ったら、こちらの記事も参考にしてみてくださいね!
インターネット回線
インターネット環境が整っていないと、パソコンは使えません。
そのため、インターネット回線を契約する必要があります。
自分の環境に合わせたプランで契約しましょう。
回線が弱いものだと、スムーズに授業が行えないので注意!
ヘッドセット
パソコンにマイクがついていない場合は、ヘッドセットの購入が必須。
ヘッドセットは、良い音質で相手に届けることが可能になります。
パソコンにマイクがついている場合は、購入しなくても支障はありません。
質を上げたいと思った際に、購入するのでも問題ないでしょう。
ペンタブレット
ペンタブレットとは、デジタルで絵などを書くことのできる機器。
紙に書いているような感覚で、ものを書くことのできるのが特徴です。
イラストレーターなどが使っている印象の強いペンタブですが、実はオンライン授業で役に立つんです。
関数などパソコンで打つのは面倒臭いものを、ペンタブによってスムーズに書くことが出来ます。
ホワイトボードに書いたものを画面に表示させるなど、他に方法もあるので、ペンタブは必須ではありません。
しかし、授業をスムーズに進めるには必要と言えます。
配信ツール
配信ツールで使えるサービスとしては、次のものが挙げられます。
一番メジャーなのはZoom。
ここでは、Zoomでどのように授業を行うことができるのか紹介します。
Zoomでの配信方法
Zoomで授業を行う際に必要となるのがアカウント。
Googleのアカウントなどを使えるので、それを使用してサインアップしましょう。
Zoomにログインすると、新規ミーティングというボタンがあり、そこで新しいミーティングを作成することが出来ます。
ミーティング作成後、画面左下の招待ボタンを押すと招待ができます。
しかし、無料版ユーザーが作ったミーティングでは、3名以上の参加の場合40分までという制限が。
Zoomで大人数で授業を行う場合は、有料ユーザーになる必要があります。
この他にも、画面共有機能やバーチャル背景機能、チャット機能など、オンライン授業に最適なツールが備わっています。
似た機能を持ったツールとしてはWebexが挙げられます。
Microsoft TeamsはGoogleと連携しやすいため、学校単位でオンライン授業に取り組むことが出来ます。
他にも、YouTubeでライブ配信という形で授業をすることも可能です。
オンライン授業の構成の仕方
オンライン授業だからといって、授業の構成を特別なものにする必要はありません。
今まで通りの構成を、オンラインに対応したものにすれば良いのです。
オンラインとは言え、使うツールは様々。
それぞれに対応した講義を行いましょう。
録画版の授業に対応した講義
事前に録画したものを配信する、録画版のオンライン授業。
授業している姿を動画に収めるため、授業構成は対面授業とあまり変わりありません。
しかし、わからないことがあっても、生徒が質問しにくいため、普段よりわかりやすい授業を作る必要があります。
自分の授業を思い返し、なんで?どうして?と常に疑問を持ち、その内容も授業に盛り込むと◎
質問回答コーナーなどを設けて、前回の授業で出た質問を次の授業で解説するのも良いでしょう。
YouTubeでのオンライン授業なども、これらの内容で対応可能です。
生徒にわかりやすく授業をしたい場合は、プロのYouTuberに編集を依頼するのも一つの手です。
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LIVE配信版の授業に対応した講義
チャットなどを利用して、リアルタイムで生徒とコミュニケーションの取れる、LIVE配信版のオンライン授業。
PowerPointなどを利用して、画面共有などで生徒にその画面を見せながら授業するのがメジャーです。
PowerPointに音声を付けて配信することも可能です。
LIVE配信版の授業では、生徒とどのようにコミュニケーションをとるのかが鍵となります。
対面授業と同じ形では、チャットでの生徒の質問にスムーズに答えることが出来ません。
そのため、資料などを事前に配布したり、画面共有で見せるなどの工夫が必要になってきます。
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