大学受験において、苦手意識のある人も多い世界史。実はしっかりと計画的に勉強すれば、成績が伸びる科目でもあります。でもその勉強の仕方がわからない……なんて方のために、この記事では、世界史の受験勉強方法を、一から徹底的に解説。世界史を制して大学受験を制しましょう!
目次
世界史受験の3つのポイント
重要暗記科目である世界史は、受験生にとって、特に力を入れなければならない科目のひとつ。
「こんな膨大な量、ちゃんと勉強できるか心配」「何から始めればいいかわからない……」
そんな不安を抱える受験生のために、ここでは世界史の受験勉強のポイントを3つご紹介します。
スケジュールを計画的にたてる
社会科の受験科目のなかでも、覚えるものが多い世界史。
計画を立てずに、勉強を始めると、試験範囲がすべて終わらない可能性も。
先を見通して、今の行動を振り返ることが大事です。
おすすめの勉強法は、一か月ごとに進める範囲をあらかじめ決めること。
この月は必ず古代と中世を終わらせる、と決めたら次は週単位の目標を決めます。
そして最後は、一日単位の目標に落とし込みます。
そうすることで、目標に対してどれくらい勉強が進められているのか、すぐに把握できて軌道修正が可能になります。
試験範囲を把握する
上述したように、世界史はとにかく暗記するこのが多い科目です。
古代・中世・近世・近代・現代の流れを掴む通史、
中世などの時代は、現在と国境が異なるため、地図も暗記しなければなりません。
資料問題や、文化史にも対応する必要があるので、そこもしっかりと網羅するようにしましょう。
復習がとにかく大事
覚えた知識は、復習しないと簡単に抜け落ちていくもの。
毎日10分でいいので、昨日勉強した範囲、先週勉強した範囲、先月勉強した範囲を復習するようにしましょう。
世界史受験において、一番の敵は己の慢心。
最後まで、復習を怠らなかった者が受験を成功させるのです。
①間違えた問題だけをまとめる「間違いノート」を作る
何度も言うように、世界史は覚える量がとても多いので、一度間違えた問題は二度と取りこぼしてはいけません。
過去問や演習問題で間違えてしまったものだけを、書き写す専用のノートを作成しましょう。
問題文をそのまま写して、答えの部分を赤ペンで書くと、赤シートを使った復習がしやすくなります。
筆者が受験生の頃は、三冊ほどの間違いノートを作っていました。
②左側は間違えた問題文とその答えを書く
③右側は、その問題に関する付随知識を、後から書き加える
勉強を進める中で、何度も同じ問題を間違えてしまうのは、よくあることです。
同じ範囲の問題を再び間違えてしまったら、右側にその範囲の新しい知識を書き加えましょう。
再度その問題を復習できる上に、新たな知識とともに理解も深まります。
また試験の直前に見直すことで、自分はこんなに勉強してきたんだ、という自信にも繋がります。
②寝る前10分に、今日の勉強した範囲を復習する
10分~15分程度でかまわないので、その日の総復習を必ず行いましょう。
そのときに、今までの総復習として、間違いノートを1,2ページ復習することもおすすめ。
たった10分が、あなたの成績を伸ばすきっかけとなるのです。
世界史の受験勉強方法とは?
世界史受験においての大事なポイントが分かったら、早速勉強方法を紹介していきます。
おすすめの参考書なども、一緒に紹介します。
ステップ①時代区分ごとに流れを掴む
夏休み~10月頃までに、通史を一通り勉強しておきましょう。
文化史や地図問題などの細かい知識よりも、
「なぜその事件が起きたか、なぜその人物が関与したか、どうしてそのような結果になったのか」の部分の理解を深めていきましょう。
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図説や、解説なども丁寧にたくさん掲載されているので、教科書と並行して進めると、より理解が深まります。
ステップ②インプットをとにかく増やす
10月~12月頃は、細かい知識をインプットする時期。
①と並行しながら一問一答集を進めて、試験に頻出の知識を蓄えていきましょう。
文化史や、地図などを用いた資料問題は、この時期にしっかりと回収するように。
語句だけではなく、流れも同時に確認しながら勉強できる、お得な用語集。
①と並行して勉強することで、より知識が定着します。
時代の流れと紐づけて、用語を覚えていきたい人におすすめです。
ステップ③過去問をたくさん解いてアウトプットを増やす
10月~1月頃は、赤本を解いてとにかく演習量をこなしていく時期です。
①②と並行して、過去問を用いてアウトプットする練習をしていきましょう。
時間配分や、問題の出題傾向などを、志望大学ごとに把握することが何より大事。
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