法律専門職の一つである行政書士。主な業務内容として、行政への申請書類や権利義務・事実証明に関連する書類の作成と申請手続きなど、役所での手続きの代行や法律関係の書類作成をメインとします。この記事では、行政書士に依頼するメリットと依頼の流れをご紹介していきます。
目次
行政書士に依頼するメリット
法律専門職と聞くと、弁護士や検察官、裁判官のイメージが強いですが、私達国民にとって行政書士とは、法律専門職の中で一番身近な存在です。
法律分野全般の窓口としても機能し、事業に関する契約書作成や、遺産相続によるご遺族間のトラブル防止を目的とした遺産分割協議書の作成なども請け負っています。
では、役所手続きに関して行政書士に依頼するべき理由をご紹介していきます。
メリットその1.時間がかかる書類作成を任せられる
個人で必要な書類を作る場合、専門知識がない方であれば、不明点が出るたびに調べながら作成することになります。
そうなると書類作成にかなりの時間を要します。 さらに作成時間が長くなると、自分の仕事に時間を割けなくなるリスクが出てきます。
行政書士に依頼すれば、自分の仕事をしている裏で書類作成も進んでいるので、合理的に書類が作成できます。
申請内容によって作成書類が多くなることも
役所に手続きする内容にもよりますが、中には申請書類が多くなる手続きもあります。
枚数が増えれば増えるほど作成時間もかかるので、そんな時に行政書士が役に立ちます。
書類の修正でさらに時間が取られる恐れもある
申請書類に不備があった場合、修正して再度提出しなければなりません。
かなりの時間と労力を使って書類を作成したのにも関わらず、修正でさらに時間と労力を使うはめになることも……
行政書士に依頼することによって、修正に労力と時間を使わずに済みます。
メリットその2.行政書士が役所手続きを代行してくれる
行政書士は書類の作成の他に、役所への手続きの代行も請け負ってくれます。
車庫証明手続きや事業を行う際の許認可申請の代行、契約申込書、遺産分割協議書の作成・申請代行など、私たちの生活に関係がある行政手続きまで代行してくれます。
では、どんな方にとって行政書士が役に立つのかご紹介します。
役所から遠い場所に住んでいる方
私達は住民票登録や国民健康保険の手続きなど役所で行いますが、中には役所から遠い場所に住んでいる方もいます。
さらに、足腰が悪く遠出が厳しい方も中にはいるかと思いますので、そんな方は行政書士に 手続きの代行を依頼しましょう。
手続きを代わりに行ってくれるので、無理して遠い役所まで行かずに済みます。
役所に行く時間を作れない方
普段仕事をしている方で、役所に行く時間を中々作れない方もいるかと思います。
そんな方にも、行政書士が役に立ちます。仕事で役所に行く時間がない方でも、行政書士に代行をお願いすることで代わりに手続きを行ってくれます。
どうしても時間を作れない方は、行政書士に代行してもらうことも考えてみてください。
しっかり手続きできるか不安な方
行政書士に書類を作成してもらったのは良いけど、ちゃんと手続きできるか不安な方にとって行政書士は強い味方になってくれます。
行政書士は法律専門分野の便利屋さん。もし手続きの仕方に不安がある場合は、書類作成の他に代行手続きもお願いすると安心です。
メリットその3.訴訟に関する相談も通せる
法律に関する相談は、弁護士にすることが一般的なイメージです。 特に訴訟となると、まず弁護士に相談することを考えますよね。
しかし、法律関連の相談も行政書士に通すことができます。 行政書士に訴訟に関する書類を作成してもらい、作成した書類を基に弁護士に相談することもできます。
行政書士を通してから弁護士に相談すると費用が安くなる
訴訟関係は弁護士に相談することが一般的なイメージですが、行政書士に相談を通してから弁護士に相談すると費用を抑えられます。
最初から弁護士に相談すると、書類作成から裁判まですべて弁護士が業務を担うことになり、その分費用が高くなってしまいます。
一方で、行政書士へ訴訟に関する書類作成をお願いして、その後に弁護士へ相談すると費用は安くなります。
行政書士から弁護士を紹介してくれる
先ほど、行政書士を通してから弁護士に相談することで費用が安くなることをご紹介しました。
しかし行政書士は弁護士ではないので、法廷には立ちません。そのため訴訟に関する書類を作成すると共に、行政書士から弁護士を紹介してくれます。
行政書士に書類を作成してもらい、あとは弁護士に託す流れで進められることも覚えておきましょう。
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行政書士へ依頼する時の流れ
次に、行政書士に依頼する流れをご紹介したいと思います。
「行政書士に依頼するメリットはわかったけど、実際どのような流れで依頼するの?」 と疑問に思う方も多いはずです。
では、行政書士に依頼する流れを見ていきましょう。
流れその1.行政書士へ問い合わせる
行政書士に相談するには、まず最寄りの行政書士事務所または相談したいと思った行政書士事務所へ電話かメールで問い合わせます。
問い合わせの中で軽くヒアリングしたり、実際に行政書士事務所で相談するための日程調整を行います。
相談・見積もり
ヒアリング内容をもとに、本格的な相談や行政書士から提案、スケジュール決めをしていきます。
また、料金の見積もりも行い、総合的に検討してもらう形になります。
着手金の支払い
正式に依頼が決まって、着手金が入り次第業務開始となります。大体は最初に報酬の半額ほどを支払って、業務終了後に残金を支払うような流れです。
行政書士によっては初回相談が無料で、2回目以降は相談料がかかるところもあるので、ホームページや問い合わせの段階で聞いておくと良いでしょう。
必要書類の作成・収集
業務開始されると、行政書士が必要書類の作成・収集を行い、手続きに必要な書類を揃えます。
依頼内容によっては、依頼者側も書類の準備をお願いされることがあります。
また、書類の提出も行政書士側で行ってくれるので、提出までお願いしたい方は行政書士に一声かけてみてください。
業務終了報告
書類作成の終了後、依頼者へ業務終了報告がいきます。
残りの報酬や、業務の追加があった場合に追加料金の請求書が送られます。
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行政書士に相談してみよう!
いかがでしたか? 冒頭にもありますが、行政書士は法律専門職の中で一番身近な存在です。
行政書士も法律のスペシャリストなので、行政に関わることや法律に関して気軽に相談できます。
弁護士は敷居が高い印象を受ける方でも、行政書士からであれば入りやすいと思います。
行政関係や法律関係の入口として、行政書士へ気軽に相談してみてはいかがでしょうか。