高校受験において、国語はどのように勉強したら良いか分からず、ついつい後回しになってしまいがちな教科の一つですよね。しかし、国語の読解力を鍛えることで、数学や英語などすべての文章を正しく読むために必要な土台を鍛えることができます。そこで今回は、国語の基礎力の鍛え方と学習分野別の対策ポイントを解説します。
目次
高校受験国語の問題を解くコツまとめ
国語は他の科目に比べて対策が難しい教科。
ここでは、実際の受験対策で高得点を得るために 分野別の要点をおさえた勉強方法をご紹介します。
効率よく漢字を覚える方法
漢字に時間を掛けているのになかなか覚えられないという方は、以下の2つのポイントに気をつけて勉強してみて下さい。
効率良く覚えるためのコツを意識することで、格段に漢字が覚えられるようになるはずです。
①まずは読めるようにする
当たり前のことですが、読めない漢字は書くことはできません。
読みも意味もわからない漢字は、ただの点と線の集まりです。
まずは、 頭の中で0.1秒以内に読み方が浮かんでくるようになってから書く練習を始めましょう。
②部首の意味を意識して覚える
漢字は、一つ一つ読み書きを練習していくだけだと効率良く覚えることができません。
また、単純暗記を繰り返していくとふとした瞬間思い出せなかったり、長期的に記憶に定着しにくいものです。
そのため、漢字を簡単かつ効率的に覚えるためにおすすめなのが グループ分けして覚えること。
「氵(さんずい)」「亻(にんべん)」など部首ごとにイメージと一緒に覚えることで思い出しやすくなるきっかけができます。
長文読解が苦手な人に共通するポイント
長文読解にはセンスが必要だと思っていませんか？
実は、今まで意識していなかったテクニックに気をつけることで読むスピード、正答率がアップします。
①「何となく」で問題に答えている
国語の問題は、本文の中に必ず問題の作成者が用意した答えの根拠があります。
例えば、アメリカが舞台の文章で「郵便ポストは青い」と本文にあれば、このテストでは、ポスト＝青が正解なのです。
長文読解の得点が上がらない人の特徴として、ポストの色は？と聞かれたとき、本文の中から答えを探さず、何となくのイメージでポスト＝赤と答えてしまっているのです。
こうならないためにも、長文読解の設問の答えを確認する時は、 本文中にある答えの根拠を必ず確認しましょう。
②文章を構造的に捉えていない
国語の長文読解では、文章を構造で理解することで、問題の作成者が本文で伝えたい重要な主張を捉えることができます。
特に、逆説、説明の接続詞や強調語など重要な主張や論旨に繋がることが多い言葉に敏感に反応して、文章構造のパターンを学んでいきましょう。
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まとめ
相手が伝えようとしていることを的確に読み取り、自分の知識として得て活用するには、読解力がその基本となります。
読解力がない状態でガムシャラに勉強したところで、どの科目についても学習効果は上がりません。
この記事をきっかけに、まずは高校受験の国語対策を効率的に行っていきましょう。
