平均寿命が伸びた影響で老後資金の調達が難しく、年金受給者も働かなければいけない現代。会社に確定申告を任せていた方は「年金受給者って確定申告必要?」と疑問を持ちますよね。ここで今回は年金受給者の確定申告について解説していきます。
目次
年金受給者の確定申告とは
年金受給者の方は、説明する2つの条件に当てはまらない場合、確定申告をする必要がありません。
まず公的年金等の収入金額の合計が400万円以下であること。
そして公的年金等にかかる雑所得以外の所得金額が20万円以下であることです。
公的年金等にかかる雑所得以外の所得とは、主に4つあります。
- 給与所得
- 雑所得(公的年金等以外)
- 配当所得
- 一時所得
一番注意してもらいたいのが給与所得の計算方法。
給与所得は、給与等の収入金額-給与所得控除で計算されるもの。
そのため給与等の収入金額が85万円を超える場合には、所得金額は20万円を超えることになります。
この場合確定申告の必要が出るので、注意が必要です。
詳しくは以下でコンパクトにまとめられているので、ぜひ参考にしてみてください。
公的年金等受給されている方の確定申告に関するフローチャート図|国税庁
確定申告は国民の義務。
確定申告をしないとどうなるかはこちらを参考にしてください。
確定申告に必要な書類とは
確定申告は主に、税務署への直接提出、郵送、スマートフォン申告の3種類で行うことが可能です。
直接提出と郵送に必要な資料は、全部で6つになります。
- 本人確認書類
- 印鑑
- 申告書
- 口座番号のわかるもの
- 所得を明らかにできる書類
- 控除を受けるための証明書類
2018年からスマホでも確定申告ができるようになったので、試してみてください!
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確定申告の書き方を簡単に解説!
確定申告には確定申告書Aと確定申告書Bがあります。
年金所得で確定申告を行う場合は、確定申告書Aを用意しておくと良いです。
また、書くときには確定申告書A、Bはそれぞれ第一表と第二表で構成されておくことも知っておくと取り組みがスムーズに行えるでしょう。
さらに、細かく知りたい方はこの記事を参考にしてみてください。
青色申告や白色申告といった申請方法や確定申告の書き方について書いてあります。
簡単に確定申告を終わらせましょう
確定申告って、条件が複雑で確定申告するべきかの判断も難しいですよね。
年金受給をしている高齢者の方なら、なおさら勉強が難しく感じるかも。
こういった方に、おすすめしたいのが代行者や相談サービスに頼ることです。
ココナラ編集部おすすめのアドバイザーや代行者の方を紹介するので、参考にして楽にミスなく確定申告を終わらせましょう!
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社労士に年金についてもっと相談
老後の年金よくわからない! わかりやすく説明します 国民年金、厚生年金加入の方。老後が不安の方。
ワンコインで申し訳ないくらいです。本当にありがとうございました。
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確定申告の不安を解消しましょう!
ここでは、年金と給与を両方もらっている方を中心に解説していきました。
確定申告をするのがはじめての方やあまり馴染みがないない方。
はじめてのことはみんな戸惑うもの。
ぜひ年金のようにコツコツと自分のできることをやって、余裕をもって確定申告を終わらせましょう!