【鉛筆画初心者向け】リアルな人物の描き方|目や髪の毛を描くコツって?

写真と疑ってしまうほど繊細なタッチで描かれる、鉛筆画。特にリアルに描かれる人物の似顔絵には魅了されますよね。

そこで今回は、鉛筆画の基本的な手順と人物の具体的なパーツ(目、髪の毛)の描き方をご紹介していきます。プレゼントやインテリアにも良し!鉛筆画でリアルな人の描き方を習得して、自身の作品にしてみましょう。

この記事でわかること
  • 鉛筆画の基本的な描き方
  • リアルな人物の描き方とパーツのコツ
  • 今すぐ鉛筆画作成を依頼できるクリエーター

リアルな鉛筆画の描き方

鉛筆画を描く際には失敗しにくい手順があり、手順に従って練習を積むことにより、上達しやすくなります。

ここでは、鉛筆画を描く際の手順をご紹介していきます。

手順①:題材を用意する

始めは、描きたいものを描くのが良いでしょう。ネットや本、自身で撮った写真など、描ける題材はたくさんあります。

特に初心者さんであれば、鉛筆画の作品の中から題材を選ぶのがおすすめ。プロの鉛筆画の作品を真似ることは、自身の技術を高めるのに効率がいいからです。

また、決められない場合は、以下の記事に題材例が載っているので参考にしてみてください。

手順②:自身で用意した紙にグリッドを描く

グリッドとは、縦と横均等に線を引くことで、絵の構図を見やすくするものです。グリッド線は消せるように薄く描きましょう。

対象となる写真にグリッド線をつけるアプリもあるので、鉛筆画を書く前に使いやすいアプリを探してみると良いでしょう。

手順③:実際に描いていく

鉛筆画は、下書きと並行しながら描いていくものです。そのため、描きたい題材によって基本的な描き方を学びつつ、自身の描きやすいやり方を見つけることが大切です。

描き進めるときは、影など色の変化に濃淡を付けて描くようにしましょう。

影の付け方のコツ

鉛筆画で表す“かげ”には「影」と「陰」の2つがあります。普段使っている「影」は光が物に遮られ、光源と反対側に表れるもの。

一方、物に遮られ日光や風雨が当たらないところを、「陰」といいます。

編集部T
2つの「かげ」を濃淡で描き分けることで、リアルな立体感のある絵に。
鉛筆画のクオリティが格段にアップしますよ。

リアルな鉛筆画の描き方|人物

ここでは、人の顔の描き方を説明します。以下の流れで説明していきます。

人の顔を描く際の流れ
  1. 補助線・輪郭線を描く
  2. パーツの位置を決める(鼻、口、目)
  3. 髪の毛を描く

手順①:補助線・輪郭線を引く

補助線・輪郭線を始めに描くことで、絵のバランスを掴む練習になります。

まずは輪郭線を描いていきましょう。

輪郭線は人それぞれですが、卵のような丸を描くと失敗は少なく済みます。

次に、中心に補助線を入れましょう。この後のパーツの位置決めが楽になります。

手順②:位置決め(鼻、口、目)する

位置決めがしっかりできていないと、題材通りにうまく描けない場合があります。グリッドを描き、全体の比率を確認してみましょう。

  • 横の比率|1:1:1:1:1=耳から目尻:目の大きさ:鼻:目の大きさ:目尻から耳
  • 縦の比率|1:1:1=生え際から眉尻:眉尻から鼻下:鼻下から顎先

慣れないうちは、これの比率でグリッドを描きましょう。こうすることで、鼻、口、目以外に輪郭線も描きやすくなります。

位置決めが終わったら、鼻、口、目の順番で描いていきましょう。

リアルな目の描き方

目を描く前に、目がどこを向いているか意識しましょう。

目を描く手順
  1. 全体の形
  2. 黒目
  3. 白目

黒目を描く際には、黒目の中心から描いていきます。中心の周りは、色が濃いところから描いていくと濃淡がつけやすくなりますよ。

手順③:髪の毛を描く

髪の毛を描く際に意識することは、以下の3つです。

髪の毛を描く手順
  1. 全体の形を描く
  2. 髪の毛の流れを意識して描く
  3. 暗くなっている部分を陰影を意識して描く

髪の流れの立体感を出すには、陰影を考えながら描いていくことが大切です。“かげ”を描くのが得意でない場合は、人を描く前に、簡単なもので練習を積んでみてください。

例えば、日にあたっているりんごなどは髪の毛と違い、シンプルなので描きやすくおすすめです。

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悩み女性1
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編集部T
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