近年、メジャーな趣味になりつつあるコスプレ。そんなコスプレに必須とも言えるアイテムの一つがウィッグです。ウィッグが丁寧に作り込まれていると、その分コスプレのクオリティも上がります。そこでこの記事では、自分でウィッグをセットするやり方をご紹介していきます。ハロウィンの仮装にも使えますよ。
・ウィッグセットの流れ
・人気のウィッグセットの方法
・ウィッグセットの依頼先
目次
ウィッグセットに必要なもの
ウィッグセットをするために、必要なものは以下の7つ。
- ウィッグ
- マネキン
- コーム
- ピン
- ハサミ
- ヘアアイロン
- カールキープ剤
ウィッグ
まずは、作りたいキャラクターの髪色に合わせたウィッグを用意しましょう。
微妙な色の違いがキャラクターの雰囲気を分ける場合もあるので、色選びは慎重に。
他のコスプレイヤーさんのウィッグを参考にするのも◎
また、特に髪が長くアップヘアの場合などは、長さにも注意して選びましょう。
そのウィッグを室内で使うのか、屋外で使うのかによっても、色は変わって見えてきます。
ウィッグをどのような場面で使うことを想定しているのかをきちんと考えてから色味を選ぶのが良いでしょう。
もし迷ったら、実店舗に赴いて店員さんに相談してみるのもありですよ。
マネキン
自分の頭に被せながらウィッグのセットをするわけにはいきませんよね。
そのため、ウィッグセットに欠かせないのがマネキンです。
今は100均にも売っているため、手軽に手に入りますよ。
コーム
何かと便利なコーム。
ウィッグが絡まったときにも使用できますし、逆毛を立てるときにも大活躍します。
必ず持っておきたいアイテムの1つです。
そのため、静電気防止機能があるコームだとセットがしやすくなりますよ!
ピン
何かと使用する機会が多いピン。
ダッカールや小さめのピンなど、何種類か用意しておくのがベターです。
ウィッグをセットするときだけでなく、カットするときにも使えます◎
同じように、ゴムもあると便利ですよ。
ハサミ
ウィッグを好みの長さにカットするのもセットの内の1つ。
ハサミは大きく分けて、カットバサミとスキバサミの2種類が存在します。
長さを短くしたいときはカットバサミ、毛量を軽くしたいときはスキバサミを使用しましょう。
自分が美容院に行った時を思い出すと、想像しやすいですよ。
ヘアアイロン
ウィッグを作成するときに欠かせないのがヘアアイロン。
カールをキープするときに使用します。
そんなヘアアイロンには、2種類のものが存在します。
それがストレートアイロンとカールアイロン。
基本的にはどちらか一方を持っていれば問題ありませんが、両方あると便利です。
カールキープ剤
ヘアアイロンなどでつけたカールがなくならないように、しっかりとキープします。
ワックスやヘアスプレー、ジェルのような、一般的なものを使用する場合が多いです。
なりたいキャラクターのヘアスタイルに合わせて選んでくださいね。
5ステップでわかる!ウィッグセットのやり方
ここまで、ウィッグセットをする際に必要なものをご紹介しました。
次は、ウィッグセットの流れについて、順を追ってご説明します。
STEP1:マネキンにウィッグをセットする
まずは、マネキンにウィッグをセットしましょう。
この際、アジャスターの位置も確認してきちんと真ん中になるようにセットしましょう。
STEP2:ヘアスタイルを理解する
アニメや漫画のキャラクターは二次元の世界だからこそ成り立っている場合も多いんです。
そのため、そのヘアスタイルについて理解を深めるのが大切です。
慣れないうちは紙に起こして理解するとイメージが掴みやすくなりますよ。
キャラクターの中には、2色以上のヘアカラーを持っているキャラや、長さが前と後ろで異なるキャラも存在します。
その場合はそれぞれで分けて考えることが大切です。
2色のウィッグを縫合するなどで組み合わせて制作しましょう。
STEP3:ウィッグをカットする
いよいよカットしていきます。
長さを短くする場合は、髪に対して垂直にハサミを入れていきます。
毛先を軽くしたい場合は、ある程度の長さが整ったら毛先に対して平行にハサミを入れましょう。
そうすることで、毛先が軽くなります。
切ってしまった部分は戻れません。
カットする際は、切り過ぎと量の減らしすぎに注意しましょう。
マネキンの顔は比較的小さめです。
そのため、自分が被ると印象が異なる…… と言ったことも起こりえます。
そうならないためにも、定期的に自分でウィッグを被ってみて確認するのが◎
STEP4:ウィッグをセットする
自分がしたいヘアスタイルにセットしていきます。
アップヘアやパーマヘアなど、ヘアアイロンを使用しながらセットしていきましょう。
ダッカールなどのピンを使って、ブロッキングしてからセットするのがおすすめ。
STEP5:固定する
セットしたヘアスタイルが崩れないように固定します。
軽く固めたい場合はワックス。
ふわふわとしたエアリー感を演出したいならスプレー。
立体感を演出したいならジェル。
動かないようにしっかりと固めたい場合はボンドや針金。
キャラクターによって仕上げたい雰囲気は異なりますよね。
そのキャラクターに合っているものを使用しましょう。
特に人気の高いヘアスタイルの作り方
ここまで、ウィッグのセット方法の流れをご紹介してきました。
でも実際に、どのようにセットを行うのかわからない方も多いはず。
そこで、ここでは特に人気の高いヘアスタイルの作り方をご紹介します。
ポニーテールヘアのウィッグセット
ウィッグでポニーテールなどの結い上げヘアを表現するのは至難の技。
そこでおすすめしたいのが、バンスを使ったポニーテールヘア。
- ショートボブのウィッグを用意します
- 耳の後ろの部分から半円を描き、ハーフアップになるように髪を取ります
- ②でとった髪の右半分を結びます
- 残りの左半分を結びます
- ③と④を別のゴムで結びます
- 結んだ部分以外の髪を梳き、ボリュームを抑えます
- 襟足をカットし、結んだ部分以外の毛が頭に沿うようにスプレーなどで軽く固めます
- 結んだ部分にバンスをつけて完成!
出典:https://classewig.com/wig/blog/?p=9534
アホ毛のウィッグセット
次はアニメや漫画で定番のアホ毛。
形もキャラクターそれぞれですよね。
自由自在に形が変えられるアホ毛の作り方をご紹介します。
- 針金をアホ毛の長さにカットします
- ①と同じくらいの長さにカットした厚紙に①を貼り付けます
- ②の両面をウィッグの毛で覆います
- しっかりと固まったら、余分な部分をカットします
- 使いたいウィッグにピンなどで付け、形を整えたら完成!
出典:https://swallowtail-wig.com/blog/make_ahoge/
生え際の違和感の無くし方
前髪をあげているキャラクターの時に悩むのが生え際の違和感。
ウィッグは人の髪のように自然な生え際になりません。
そんな時におすすめなのが、毛束を貼り付けるというもの。
- ウィッグの毛を用意します
- その毛を毛束にまとめ、束感が出るように軽く固めます
- ボンドで生え際の形を作り、その上に②の毛束を丁寧に置いていきます
- しっかり固めたら、ボンドの上に両面テープを貼ります
- その両面テープを生え際部分の額へ貼って完成!
自分で作るのが難しかったらクリエイターに依頼!
ここまで、自分でウィッグセットをする方法をご紹介してきました。
でも、時間が無かったり難しかったりで、なかなかウィッグセットがうまくいかないことも多いはず。
どんなときは、ウィッグセットに慣れているクリエイターに依頼してみるのも一つの手です。
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コスプレは奥が深い趣味。
そのため、コスプレをしていくにつれて疑問や悩みが出てくるはず。
そんな時は、ウィッグセットに慣れている方に相談してみましょう。
きっと解決してくれるはずですよ!
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素敵なウィッグでコスプレを楽しもう!
コスプレにとってウィッグはとても重要度の高いもの。
だからこそ、こだわり抜いて自分だけのコスプレを完成させましょう。
もし困ったら、プロに相談してみてくださいね。