音楽活動、特に作詞家・作曲家としてデビューしたい人にとって必要なのがデモテープです。そのデモテープに歌を吹き込むことを「仮歌」と言いますが、どんな人に頼むべきなのでしょうか。仮歌の役割と依頼する理由、依頼先の選び方について詳しく解説します。
仮歌の役割と重要性
仮歌(かりうた)と聞いても、ピンとこない人もいるでしょう。
音楽関係の人でなければ知らないことも多いのですが、実は作詞家・作曲家を目指す人にはなくてはならない存在なのです。
どういうことなのか、詳しく見ていきましょう。
仮歌とはデモテープに入れる仮の歌のこと
仮歌とは、デモテープと呼ばれる、これからリリースする前の楽曲に仮で吹き込む歌のこと。
そのまま世に出ることはないのですが、「こんな曲を世間に出したいんです」「こんな音楽が書けます」と言ったときに使えるものです。
表には出てこない存在ですが音楽シーンではとても大事な役割になります。
もちろん作詞・作曲をした人が自分で歌える場合は自分で声を入れても問題ありません。
しかし、歌に自信がなかったりすると仮歌を歌ってくれる人が必要です。
そんな時に代わりに歌ってくれる人が吹き込む歌を「仮歌」と言います。
作詞家・作曲家とタッグを組むことが多い
仮歌はその性質上、作詞家や作曲家とタッグを組みます。
実際に歌手にレコーディングしてもらう前にデモテープとして作成する際に、仮歌を吹き込みます。
また、歌手に歌のイメージを掴んでもらうときにも仮歌は使われます。
つまり仮歌は、世間に楽曲が発表される前の大事な工程なのです。
決して世間には出ないとしても、仮歌を吹き込んだその楽曲のでき次第では世に出ることなく終わってしまうものもあります。
仮歌は、私たちが新しく耳にする楽曲にはほぼすべて行われてると考えて間違いないでしょう。
歌のレベルは高くなくてもいいけど……
仮歌は、あくまでも楽曲のイメージを掴むものなので、仮歌を歌う歌手の技量は問いません。
それよりもきちんと作詞・作曲の雰囲気に合わせられるかどうかのほうが大切です。
世に出ることがなかったとしても、その曲を世に出すかどうかが決まる大事な音源に声を吹き込んでいることに変わりはありません。
仮歌は楽曲が完成する直前の段階で行われる工程。
仮歌を吹き込む側には、その世界観の表現力などが求められます。
仮歌が必要な理由
仮歌の必要性が分かったところで、次はそれがなぜ必要なのかのお話。
いきなり歌手にお願いしてもよさそうなものですし、世に出ないのなら誰が歌ってもいいような気もします。
しかし、次の3つの要素から、仮歌の歌い手はアマチュアではダメなのです。
- 作詞・作曲した歌のデモを作る
- コンペに出るため
- 楽曲を魅力的にするため
①作詞・作曲した歌のデモを作る
繰り返しているとおり、仮歌の役割は出来上がった楽曲の雰囲気を実際に歌を当てはめて見てみるところか始まります。
作詞・作曲を担当した人が声を吹き込むこともありますが、仮歌が使われることも少なくありません。
仮歌の場合、あくまでも仮なので、雰囲気さえわかればそれでよし。
本番で歌うアーティストや歌手に何度も依頼する必要はありません。
最終的に、デモテープの出来がばっちりなら、正式に歌手たちが録音に臨むのです。
②コンペに出るため
音楽事務所などで行われる楽曲のコンペでも、仮歌は使われます。
自分が作った曲が選ばれるかどうか、その審査で使われるデモテープでの仕事です。
もちろん作った人が歌えればそれでよしですが、必ずしも応募した本人が本番も歌うわけではありません。
楽曲提供という形で別の人に歌ってもらう楽曲などでは、特に仮歌が使われます。
歌なしの、楽曲のみの提供であれば仮歌で十分でしょう。
③楽曲を魅力的にするため
仮歌をあえて吹き込むことで、最終的な雰囲気に調整にも使われます。
実際にアーティストの色を感じられなくても、「おおよそこんな感じ」と知ることは可能です。
この段階で、当初思い浮かべていたものと違えば、微調整を加えたりすることも。
一種の試供品を作ることと同じなので、この工程は外せません。
仮歌には上記のような役割があることを覚えておきましょう。
仮歌を依頼すると必要な費用
仮歌という、音楽業界特有の依頼を受けてくれる人は実はけっこうたくさんいます。
「仮歌 依頼」と検索すれば、たくさんの仮歌の歌い手が出てくるのです。
しかし、もし最初に仮歌を依頼するのであれば、費用面などを鑑みてもココナラがもっとも有力!
価格がリーズナブルなだけではなく、あらゆる面で便利に感じるでしょう。
制作会社はクオリティが高いが費用が高額
ここでいう制作会社とは、一種の音楽事務所のようなところ。
仮歌を専門で扱う事務所もありますが、この制作会社の費用がそれなりに高額になります。
いかにプロの歌手でなかったとしても、特別なレッスンを受けている歌のプロであることは事実。
制作会社の手配するスタジオの料金や人件費を含めて、それ相応の対価は必要になるでしょう。
公開音源か非公開音源で変わりますが、総額で4~6万円前後にはなると考えておくといいです。(*2021年10月時点 ココナラマガジン編集部調べ)
ココナラであればリーズナブルに依頼できる
ココナラでも仮歌を出品している人がいます。
実はココナラで仮歌を依頼すると、制作会社でかかる費用を大幅に下げることができるのです。
品質はもちろん保障済みで、なかには本歌まで請け負ってくれるクリエイターも!
価格はおおよそ3,000~5,000円の範疇に収まります。(*2021年10月時点 ココナラマガジン編集部調べ)
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仮歌の段階で理想にあった声質の人に自分からオファーできるのも、ココナラで仮歌を依頼できる強みです。
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費用感や実績を考慮して、依頼先を選ぶようにしましょう。
また、本歌の対応ができる人もぜひこの機会に候補に入れておくといいでしょう。
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まとめ
仮歌を入れるのは、楽曲作成の最終段階。
今まで頭で思い浮かべていた楽曲が形になるときです。
決して本歌ではないのですが、仮歌さえ通過すればあとは本歌を入れたり、コンペに応募したりするだけ。
仮歌の依頼をリーズナブルにできるココナラに、ぜひお任せください。