就活や転職など、人生の転換期で必要な企業選び。今後の人生を左右するイベントであるからこそ失敗したくないですよね。そこで今回は、企業選びをする前の準備方法や上手く選ぶための心構えなどをご紹介していきます。納得のいく企業に就職するためにも、正しい探し方を身につけましょう!
目次
企業を探しには準備が第一!
企業選びってどこから手を出したら良いかわからない……。
全く何がしたいかわからない……。
あなたがこう考えているなら、まだ企業選びをするための準備が整っていないかもしれません。
この機会に自分自身と向き合い、準備万端にしましょう。
準備すること
いきなり何年も勤める社を選べと言われて、正確に選べる方は少ないでしょう。
しかし、少しずつ段階を踏むことで、漠然としていたことが明確になり、会社選びが楽になります。
- 自己分析
- 業界研究
- 企業選び
自己分析
自分を理解することが、自己分析の目的です。
就活では、自分自身のアピールポイントやどんな企業が向いているのかを知る必要があります。
おすすめの自己分析の方法は、人生で起こったことを書きだしてみることです。
- 覚えている範囲で、過去の出来事やそのときの感情を書き出す
- それをだいたいでいいので、感情のグラフを作る
- グラフが上がったもしくは下がったイベントについて、書き出す
- なぜ感情が動いたのかについて深堀りする
4つの段階を踏むことで、自身の価値観が見えてきます。
人生の中で経験したことと体験した感情に寄り添ってみましょう。
自己分析のより詳細な方法を知りたい方は、こちらを参考にしてみて下さい。
業界研究
業界の種類や特徴を理解し、自身に合う業界を見つけるのが目的です。
また、行きたい業界を見つけることで、範囲を絞ることができ、会社選びが楽になります。
- 業界の数は多いため、広く浅くを意識し、効率良く研究する
- 業界ごとの特徴を理解する(ビジネスモデル、顧客形態の違いなど)業界の現在・今後の成長性、安定性を分析する
好みに合った企業を探すには?
準備が整ったら、好みの企業を探していきましょう。
ここでは、企業選びのポイントと具体的な企業選びの方法をご紹介していきます。
企業選びのポイント
まず、働く上で譲れない軸を作ることが企業選びのポイントです。
軸を作ることで、自身が求めている条件が揃っている会社かどうか、判断しやすくなります。
人それぞれ軸は異なりますので、今から挙げる3つの軸の例を参考にしてみて下さい。
また、自己分析の結果と組み合わせるとより、軸を作りやすくなります。
将来性
将来の安定性を重視する方。
知名度だけで将来性は決まるものではないので、自身の目で数字と向き合うことが大切です。
- 業界ランキングやシェア(市場独占率)
- 決算書で企業分析をして「安全性」、「収益性」、「将来性」を判断
- 貸借対照表(BS):安全性の指標
- 損益計算書(PL):収益性の指標
- キャッシュフロー計算書(CS):将来性の指標
シェアに注目することで、知名度は低いが技術力が高い企業があるなど、違った見方ができるのでおすすめです
上場企業の場合、自社ホームページ上のIRページで決算書をダウンロードできます。
試しに知っている会社の決算書を確認してみましょう。
待遇
給与や福利厚生などを重視する方。
世の中にはおもしろい独自の福利厚生の制度を採用している会社もあるので、以下も参考にしてみて下さい。
◯コミュニケーション活性化制度
会社主催での懇親会費用を支給。コミュニケーションを取りやすい環境づくり。
◯健康サポート制度
社内に無料で施術が受けられるマッサージルームを完備。また、インフルエンザ予防接種を会社負担で受診可能。
◯オフィシャルクラブ制度
従業員同士の親睦や交流を目的に補助金を支給。現在20以上の部活が設立されている。
社風
社内でのコミュニケーションや経営理念を重視する方。
労働環境を見るには有給消化率と三年以内の離職率を見ましょう。
就職四季報にどちらも記されています。
また、新卒入社の従業員の三年目までの離職率は平均で約30%となっています。
飲食サービスでは約50%ととなっていたり、業界ごとにも異なりますので調べてみましょう。
シーン別にみる、具体的な企業の選び方
インターン
キャリアを築いていく場所として、企業が自身にあっているのかを確かめる機会がインターンです。
また、就活生は見られる立場であるため、企業側に積極的にアピールできる場でもあります。
- 業界・企業興味のある業界・企業を探して選びましょう。
- プログラム内容
実務を通して、自身の考えと現実のすり合わせすることが大切です。
①で選びきれない方はプログラムの内容で選ぶのも手です。
企業毎に、異なるプログラムなので興味を持ったものに応募するのも知見が広がります。
転職
自身にあった企業に就きたい方や新たなるキャリア形成をしたい方など、転職目的は様々。
また、転職となると精神的な負担も大きいので、慎重に選びましょう。
- 自身にあった企業に就きたい方は、上記で説明してきた自己分析や企業選びのポイントを理解し、現在の仕事でどれくらい達成できているか深堀りしてみましょう。
例:今の職場の不満
現在解消できないのか
転職先であれば解消できるのか - 新たなるキャリア形成をしたい方は、どうして転職したいのか、これまでの経験がどう次の企業で活かせるのかを深堀りしましょう。
また、自身が企業に何を求められているかも意識することが大切です。
30代後半からマネジメント経験が必要になったり、年齢によって必要なスキルが変わってきます。
企業選びに悩んでいる方へ
たくさん会社ありすぎて選びきれない……。
専門的な知識をもった人にアドバイスをもらいたい……。
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満足できる就活にしよう
企業選びを失敗してしまうと、やりがいや目的を見いだせなくなったり、仕事を転々とすることになったりすることも。
しかし、真剣に向き合い、自信をもって選んだ企業に就職することで、それらは最低限に抑えられます。
今回の企業選びのポイントを押さえて、良い社会人生活を送りましょう。
もし就活のアドバイスをもらいたいと悩んでいる方は、ココナラを頼ってみてくださいね。