定年後も働きたいと思っている方は、50代から準備をしておくことが大切です。具体的には、検定試験などに挑戦して資格を取得しておくのも良いですよね。こちらの記事では、定年後に役立つ資格とその勉強方法について解説しています。
英語のスキルを磨くか、転職をして収入アップを狙うか悩みどころですよね。
- 定年後の働き方がわかります
- 50代以上方におすすめの資格がわかります
- 独学で資格を取得できる勉強方法がわかります
目次
【50代以降の勉強】資格を取得しておくと定年後に役立つ
定年後も働きたいと思っているならば、50代のうちに資格を取得しておくのがおすすめです。
もちろん、定年してからも資格を取得するも良いでしょう。
ではなぜ、早いうちから資格を取得するのが良いのか、資格を取得する必要性について、こちらでご紹介します。
多くの方が定年後も働きたいと思っています
コロナ禍の今、将来に不安を感じている人は少なくないでしょう。
年金に関する不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
このような社会不安も相まって、定年後も働きたいと思っている方の数は増してきているようです。
仕事は辛いことばかりだけではなく、程よい緊張感と責任感の中で生きがいを見つけやすいというメリットもあります。
まだまだ元気なうちは、むしろ適度に働いていた方がむしろその人にとって良いのかもしれません。
定年後に多い働き先をご紹介
定年後に働きたいと思っている方は、具体的にどのようなキャリアプランがあるのでしょうか。
こちらでは、大きく3つのパターンに分けてまとめました。
1. 今の会社に勤め続ける
まず1つ目は、今の会社に勤め続けるという方法です。
メリットとしては、元々働いていた職場だからこそ、慣れた環境で仕事が続けられる点。
そんなとき、あなたが働き方や成果で評価されていれば、同じ会社で定年後も仕事が続けられる可能性も(*雇用体系が変わる可能性はあります)。
一方で、「社内で働き方や成果で高く評価されている」必要があります。
シビアな言い方をすれば、まだあなたを雇い続けるメリットがあるかどうか、という点にも注意してください。
2. 転職する
2つ目は、転職するという方法です。
こちらは、何か培ってきた知識やスキル、経験を買われて、いわゆるヘッドハンティングのような形で別の会社に雇用されるということです。
この形が実現すると、むしろキャリア的には「キャリアアップ」と言ってもいいでしょう。
一方で、「高い知識・スキル・経験が求められる」というハードルも。
基本的には、会社は自身の新陳代謝をよくしようと、若い人の方が求められるものですが、それでもあなたを採用する何かしらの強みを評価されなければなりません。
そこで、若い人よりアドバンテージを発揮しやすい人脈や経験をアピールして、転職の面接を受けてみてはいかがでしょうか。
3. 独立する
3つ目に、独立するという方法があります。
例えば、カフェや飲食店を作るといった実業や、FXなどのネットビジネス、あとは資格をとって士業として開業するといった形の独立が考えられます。
独立のメリットは「自分のやりたい仕事ができる」点。
定年後、さらに自分の人生の充実させることができるかもしれません。
一方で、失敗するリスクがあることも他の2つに比べると高くなります。
家族とも相談し、金銭面での綿密な計画が必要になるでしょう。
50代のうちに資格を取得しておこう
社内外の評価を受ける際に、あるいは独立・開業する際に、自分の強みをわかりやすく伝えられる「資格」の重要性は非常に高いです。
その上で50代という時期は、人生100年時代の今では「折り返しのスタート」でもあります。
つまり、資格の勉強をして新しく取得するだけの気力・体力の点でも若い人に遜色ない、絶好のチャンスです!
【定年後に役立つ資格】50代が今勉強しておくべき3つの資格
資格を取得すると言っても、具体的にどんな資格を取得すれば良いか悩みますよね。
資格と言ってもたくさんありますし、今回の記事の趣旨からすれば「のちに仕事の評価に直結する」ものでなければいけません。
こちらでは、数ある資格試験のなかでも、直接的に何らかの仕事に結びつきやすい3つの資格をピックアップしてきました。
1. 英検・TOEIC
まず、ご紹介するのが英検・TOEICです。
英語は今まで避けてきた、という方にもおすすめなのが「英会話教室の先生」。
子育てをご経験した方は、よりアドンバンテージを発揮できます。
英語のスキルさえつけてしまえば、他の若い先生方には埋めることのできない差別化を図ることができるんです。
英語に苦手意識を持っている方も継続的な学習をすれば身につきますし、将来の仕事を得るための投資として英会話教室に習いに行くのもありですよね。
まずは、英検2級、それからTOEIC600点を目指して頑張ってみてはいかがでしょうか。
2. 簿記
続いてご紹介するのが簿記検定です。
中でも「日商」簿記検定をオススメします。
簿記検定を取得することで、会社の経営活動の記録から管理までができるようになります。
これは「財務諸表」という企業にとって重要なものが、自社、そして他社のものまで読めるようになるということ。
事業の方向性などを推し量る上で欠かせない人材になることができるでしょう。
また、会社の経理のような部署でキャリアアップを見込むこともできるかもしれません。
なお、日商簿記検定は1~3級が用意されています。
できれば、工業簿記を含む2級を取得できると望ましいでしょう。
3. 宅建
宅建(宅地建物取引士)という資格もまた、簿記に続いて人気の資格の一つです。
これを取得することで、不動産に関わる取引の専門家として活躍することができます。
不動業界への転職を希望している方には是非取得していただきたい資格です。
宅建の試験は50問の全問選択式で、大体合格率は15~20%。
合格点は年によって変わるそうですが、およそ70%以上の正答率が求められるそうです。
試験科目は、不動産に関わる法律や税金の部分が多く、テキストを使った暗記が求められます。
- 宅建業法
- 民放など
- 法令上の制限
- その他税金など
50代から独学で取得する勉強方法って?
新しく資格勉強を始めるにあたって、合格できるかどうか不安な方も少なくはないはず。
確かに、暗記を求められるような試験になるほど、「若い人の方が有利……」などと思いがち。
それでも、残りの人生を見れば今が一番若いことは確かですから行動あるのみですよね。
数多くの方が自分の「得意」を出品してくださっているので、きっとあなたが取得したいと思っている資格についてもアドバイスしてくれる方が見つかるはずです。
こちらでは、なかでも編集部がピックアップした4名の出品者をご紹介します。
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まとめ
ここまで、定年後に受ける資格試験についてあらゆる観点からご紹介してきました。
こちらでは仕事を得るための資格ということでお話ししてきましたが、単純に趣味として資格試験に挑戦するのもいいですよね。
例えば、漢字検定や数学検定のような、自身のアカデミックな能力向上のための試験もまた面白いでしょう。
その際にも是非、二人三脚で合格に向かって併走してくれる良きパートナーをココナラで見つけてみてはいかがでしょうか。