近年グローバル化が進み、英語教育の必要性は高まってきています。そのため「子どもに英語が話せるバイリンガルになってほしい…..」と考えているパパやママも多いでしょう。そこで今回は【幼児期・小学校から始める英語教育】のメリットや問題点、おすすめの教育法など詳しくご紹介していきます。
目次
学校の英語教育だけじゃ不安?
「学校の勉強で英語が話せるようになってほしい、けどなんとなく学校だけの英語教育では不安…..」
こんな風に感じているパパさんママさん、多くありませんか?
なぜなら、
このように、これまで学校で英語を学んできたはずのパパママが、英語が話せない場合がほとんどだからです。
それもそのはず……
日本人の英語力は、(ETS 2017「Test and Score Data Summary for TOEFL iBT Tests」のデータによると)先進国またアジアの国々の中でも低いことがわかっています。
自分の子供には「幼児期から早めに英語教育を始めたい」「家庭(自宅)や塾など学校の授業外でも英語を習わせたい」と考えるパパママが増えているというわけです。
しかし、日本の学校教育にもある変革が起きています。
学校教育の変革|2020年英語教育が必修化に?
2020年4月から実施される新しい学習指導要領において、これまでの小学校の英語教育が以下のように前倒しになります。
小学校5,6年生:カリキュラム「外国語活動」
小学校3,4年生 :カリキュラム「外国語活動」
▶︎「聞くこと・話すこと(会話、発表)」の英会話を中心とした活動。
小学校5,6年生:教科「英語」
▶︎「読む・書く」を重視した本格的な授業。
また、中学校や高校でもオールイングリッシュの授業を行い、知識のみの英語ではなく実際に使える実用的な英語の学習へと変わるのです。
幼児期から英語教育をするメリットと問題点とは?
ここでは、パパママが気になる幼児期に英語教育を行うメリット、またはどんな問題(影響)があるのかをご紹介します。
早期英語教育のメリット
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英語耳・英語脳を作ることができる!
英語の発音は「RとL」などのように、日本人にとって発音しにくい音がいくつかあります。また、英語に慣れていない人は「英語→日本語」の翻訳を一度、頭の中で考えるので、翻訳に時間がかかることも……。幼児期から英語に触れておけば、「英語耳・英語脳」の基盤ができるため、英語をスムーズに話せるようになります。
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モチベーション高く、習得できる!
大人が英語を学ぶ目的は、「仕事や旅行先で使うから」ということが多いでしょう。
かわって子どもの場合は、「楽しい・面白い」という気持ちで英語を学びます。その「楽しい!」という気持ちが英語教育をする上で超重要◎子どもが楽しく英語を学ぶことで、継続した学習ができるため、より習得への道に繋がります。 -
表現力や柔軟性が身に付く!
英語は、オーバーな表現をしたり、ストレートに感情を伝えてきたりと日本語にはない感情表現をたくさん持っています。また、英語学習を通して「世界」に目を向けるきっかけにもなります。両言語を学習することで豊かな表現力や柔軟な思考が身につくでしょう。
早期英語教育の問題点
さて、次に気になるのが….早期英語教育をすることの問題点ですよね。
パパママからよく聞かれる不安の声と一緒にみていきましょう。
実際、早期英語教育についての問題で一番議論されているのが「母国語への影響」。
「母国語が未発達な状態で新しい言語を教えることは、どちらの言語も未発達な状態になる」など、様々な意見があることは事実です。
しかし、それらは無計画に英語の時間を増やしたり、子どもが混乱したりする環境の中で起こりがちなこと…..。
例えば、英語の塾(またはインターンスクール)では英語、家庭では日本語を話すなど使い分けるといいでしょう。
英語で話す特定の人物(先生や友達)を使い分けることで、子どもの混乱を防ぐことができるはずです。
英語学習を通して外国の文化に早いうちから触れることで、「自主性や個人主義」の影響を強く受け、日本人としてのアイデンティティを失うことが心配という方もいるでしょう。
しかし、両方の文化や習慣に触れることで「自己表現」の力が身に付き、さらに日本人が大事にしている「協調性」を持った人間に成長できるでしょう。
国境のないグローバルな人材は、とても素敵なことですよ。
ちなみに……
次に
もちろん、子どもに対して過度なプレッシャーをかけたり、無理やり英語を学ばせることで子どもが英語嫌いになるかもしれません。
そこで、まずは子どもに「英語を楽しい、好きだ」と思ってもらうことが重要。
「子どもに〇〇のようになって欲しい!」という親の一方的な考えを押し付けるのではなく、お子様と一緒になって目的や目標を決めてあげましょう。
無理なく、そして楽しく学ばせることが大切ですよ◎
上記のようにパパママの不安は、まだまだたくさんあるはず。
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お子様の英語教育のアドバイス致します バイリンガル教育についてのご両親・指導者へのアドバイス
おすすめの英語教育法とは?
幼児期からの英語教育をすると決めたパパママにとって、次に気になるのが教育法。
ここでも、パパママからよく聞く質問と一緒にご紹介します。
始めるなら思春期に入る前までがベスト!
言語をスムーズに学習できる年齢には、臨界期が存在します。
その終わりは、子どもが思春期に入る前(12~15歳)まで。
生後6ヶ月ごろの赤ちゃんには、音を学習する能力が備わっているので、早期英語学習を始めるには「生後6ヶ月〜12歳」がおすすめですよ。
もちろん、家庭での英語教育は可能です。
しかし、子どもが言語を習得する際は、まず耳に入る音が大切。
そのため、幼児期の英語教育はネイティブ(英語が母語)の方から習う方がベストといえます。
最近では、英語教育の必要性が高まってきていることから、家庭で学習できる教材が充実しています。
また、youtubeを活用した学習も流行っているそうです。
そこでおすすめなのが…..
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▼こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
目指せ!世界で活躍するグローバル人材
ここまで、子どもの英語教育について詳しくご紹介してきました。
幼児期から英語教育を受けることは、今後英語を学んでいく上でお子様にとっての強みになるでしょう。
間違いを恐れず、積極的にコミュニケーションをとる体験を大切にしてあげてくださいね。
この記事が、世界中の人たちと交流できる【グローバルな人材】を育てる参考になれれば幸いです。