グローバル化が加速する昨今、MBAの注目度が高まっています。しかしMBA取得までの学費が数百万円〜と高く、また仕事との両立も難しいという理由で進学を断念する人も多いのでは?
この記事では取得までの流れを網羅してご紹介しています。MBAって何だろう……という方も安心してお読みください。
- そもそもMBAとは何か
- MBAを取得後のキャリア
- ビジネススクールの受験対策
目次
MBAって何?
MBAは“Master of Business Administration”の略称で経営学修士とも言われます。
大学院の修士課程を修了することで得られる学位の一つであり、資格ではありません。
しかしMBAは世界共通で評価される学位であり、海外転職にも有効です。
MBAは敷居が高い、というイメージもありますが実はそんなことないのです。
MBAを取得するには大学院で学習して修了する必要がありますが、学習する方法は様々。
国内大学院に通う方法もあれば、海外大学院に留学する方法、またオンライン学習でもMBA取得が可能です。
また、費用面の心配もあるでしょう。
本記事では、ぜひ活用したい奨学金についても解説しています。
MBA取得に一歩踏み出せない人は、この記事を最後までご覧になればもしかしたら何か決心を得られているかもしれません。
MBAを取得できるおすすめ大学院7選
ここでは実際にMBAを取得するためにどのような大学院に通うべきなのかご紹介します。
各大学に様々な特徴があり、合う合わないは人それぞれです。
あなたに最も合いそうな大学院を見定めてください。
国内大学院でMBAを取得する場合
国内大学院は現在23校(2020.4.28現在)です。
その中から5校をピックアップします。
1:慶應義塾大学大学院 経営管理研究科
国内で唯一、2つの国際認証取得(AACSBとEQUIS)を得ている大学院。通称KBS。
夜間クラスがなく全てフルタイムの講義ですが、社費留学という手段もあります。
KBSの1番の特徴はケースメソッド教育の質の高さです。
2:一橋大学大学院 経営管理研究科
日本語プログラムと英語プログラムの2スクールを開講しています。
また昼間・夜間(平日夜+土曜)の選択も可能。
国立大学院なので他の私立大学院と比較して費用が押さえられるのが特徴です。
3:青山学院大学 国際マネジメント研究科
国際マネジメントに注力をしており、入学面接や講義でも英語が導入されているのが特徴。
また昼間・夜間(平日夜+土曜)の選択も可能です。
4:国際大学大学院 国際経営学研究科
全ての講義が英語で実施されているのが大きな特徴です。
また在校生の半数以上が海外留学生で占めています。
5:グロービス経営大学院
圧倒的な卒業生の量が特徴で、累計で4500名を超えています。
また東京・大阪・名古屋・仙台・福岡に5校が開設されており、転校制度も導入。
オンラインでの受講も可能です。
海外大学院でMBAを取得する場合
THE FINANCIAL TIMESが「Global MBA Ranking 2023」を発表しています。
評価基準は「卒業後3年間の平均給料」や「MBA取得前後での給与上昇率」など13項目で評価をしています。(評価基準詳細はこちら)
このランキングを見るとトップ10校のうち、7校はアメリカの大学院です。
また100位までに日本の大学院が入っていないことから、世界レベルで見ると海外MBAが主流と言えます。
ここでは2校をピックアップします。
1:Stanford Graduate School of Business(スタンフォード大学経営大学院)
2018年から2年連続で1位を獲得。
入学基準は非常に厳しく、GMATやTOEFL(iBT)の高スコア、また学部の高いGPAが求められます。
著名な日本人の卒業生に、ボストン・コンサルティング・グループ日本共同代表や野村信託銀行取締役兼代表執行役社長がいます。
2:Harvard Business School(ハーバード・ビジネススクール)
2018年は4位でしたが、2019年は2位まで浮上しています。
入学基準はスタンフォード大学経営大学院と同様に、高い水準が求められます。
著名な日本人の卒業生に、アップルコンピュータ日本法人(現アップル)代表取締役社長や日本マクドナルドホールディングスCEOを歴任した原田泳幸さん、また楽天創業者であり代表取締役会長兼社長である三木谷浩史さんがいます。
オンラインでMBAを取得する場合
国内外含めて多くの大学院がオンラインコースを開講しています。
例えばスタンフォード大学経営大学院やハーバード・ビジネススクールもオンラインコースを開講しています。
自宅学習で著名な海外大学のMBAを取得できるというメリットがあります。
しかしオンラインコースでも入学基準は通常と同様であり、費用も通常と同水準です。
あなたの選択をサポートするアドバイザー
国内大学院 or 海外大学院 or オンラインなど、選択肢はたくさんあります。
また大学院により特色が異なるので、一概にこの大学院がおすすめとは言えません。
一人ひとりの志向に沿った大学院選びが大切なのです。
そこで皆様の選択をサポートするアドバイザーを紹介します。
ぜひMBA受験でお悩みがありましたら、相談してみてください。
現役のMBA生による受験サポート!
- 国内のMBAを取得する価値を知りたい
- 海外MBAとの違いが分からない
- 実際にMBAの授業、教材、交友関係などについて知りたい
国内MBAの受験についてアドバイスします 現役MBA生が国内MBAの受験を検討されている方を支援します
MBAを取得することでキャリアはどう変わるの?
MBAを取得することで自分のキャリアはどう変わるのか。
高い費用と貴重な時間を割いてMBAを取得するとどのような展望があるのか、その具体例をご紹介します。
1:経営に関する知見を体系的に得られる
MBAのコースでは、主に以下のことを学びます。
- 経営戦略
- マーケティング
- ファイナンス
- 人的資源管理 など
これらから派生するものも含め、多くの科目について、ケーススタディやディスカッションを通して体系的に学びます。
体系的な習得だからこそ、実践にも活かせるスキルになるはずです。
2:年収増加のチャンスが得られる
MBAは世界的にも評価される学位です。
年収が増加する、また転職時の条件交渉にも有効でしょう。
MBAを取得するまでに数百万円〜必要にはなりますが、年収増加が見込めるなら決して高い投資ではないはずです。
きっと数年で回収できることでしょう。
3:人脈が得られる
MBAのコースには志の高いビジネスパーソンが多く在籍しています。
同じ時間を共にするということは、きっと良い刺激になるでしょう。
また、そういう人たちとの人脈は、ビジネスにおいてきっと活きてくるはずです。
筆者もMBAへの進学を志す一人ですが、志す理由の一つに人脈構築があります。
経営を体系的に学べて、かつビジネスで展開できる人脈が構築できるというのは一石二鳥ですよね。
キャリアに不安がある方の相談窓口
MBAを取得することで期待できるキャリアの展望についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
自分のキャリアにどの様に活かせるか不安な方は、実際にMBAを取得した人の体験談を聞くのが一番!
おすすめのキャリアアドバイザーを紹介します!
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MBA取得までの費用負担を軽減する方法があります
MBA取得には多くの費用がかかります。
国内大学院でおおよそ200万円〜、海外大学院でおおよそ1,000万円〜。
また海外大学院の場合、渡航費や滞在費、生活費が別途費用としてかかります。
この大きな費用負担を軽減する方法があります。
1:専門実践教育訓練給付金
働く方の能力開発やキャリアアップの支援を目的として、厚生労働大臣が指定する教育訓練講座を受講して一定の要件を満たした方に対して、受講費用の一部を給付する制度です。
支給期間を原則2年間として、学費の50%(年間上限40万円)と修了後(修了時に雇用保険の被保険者である場合)に自己負担額総額の20%追加支給(上限32万円)の最大112万円が受給可能です
2:企業派遣/社費留学
各企業が独自に行っている制度であり、公なものではありません。
企業内で独自の審査を行い、選抜された人は会社負担でMBA取得を目的とした大学院入学、もしくは留学が可能になる場合があります。
3:奨学金
海外大学院受験者・進学者を対象とした奨学金や、学校独自に行っている奨学金があります。
しかし奨学金を望む学生は多く、倍率はとても高いです。
奨学金受給の審査に、小論文が含まれることが多いです。
少しでも奨学金受給の可能性を上げるために、小論文の添削はとても大切です。
ご自身の文章に少し不安がある方は、ぜひ添削を依頼してみましょう。
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学習と仕事の両立について
学習と仕事の両立は決して簡単ではありません。
またMBAコースでの学習は非常に高度なものであり、日々の予習復習は欠かせません。
効率良く勉強するなら今まさにMBAの学習をしている人に聞くのが一番!
学習と仕事の両立に不安がある方は、ぜひ相談してみましょう。
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ビジネススクールの受験対策講座!
社会人として働きながら受験対策をする、というのは簡単ではありません。
いかに効率的に行うかが重要となります。
ビジネススクールでは1次試験に書類審査、2次試験に面接が行われるのが一般的です。
ここでは皆様の学習をサポートするアドバイザーをご紹介しています。
1:小論文対策
1次試験の書類審査に小論文を課している学校はとても多いです。
また小論文が唯一の筆記試験なので、小論文が1次試験突破の鍵と言っても過言ではありません。
小論文対策は非常に重要です。
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2:職務経歴書対策
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3:面接対策
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4:英語対策
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まとめ
MBAは取得に最低2年間、また高い費用がかかるので敷居は高いです。
しかし今後加速するグローバル化において、MBAホルダーは貴重な存在で重宝されます。
MBAはあなたのキャリアアップを必ず後押しするはずです。
ぜひこの記事を参考にMBA取得にチャレンジしてみてください。