皆さんは第二外国語をどのように選んでいますか?かっこいい、みんなが勉強してるなど、安易な気持ちで選んでしまっている方も多いです。でもどうせなら、ビジネスに活かせる選び方をしてもいいのではないでしょうか。本記事では、第二外国語の後悔しない選び方、そして勉強法までサポートします!
目次
第二外国語を学ぶ目的とは
第二外国語を学ぶ目的は人それぞれです。
まずは一般的な、第二外国語の勉強を始めるきっかけを見てみましょう。
- 大学の授業で必修になっている
- 留学先を決めるとき
- 海外転勤の転勤先に応じて
しかし多くの人は、普段の生活の中で第二外国語とは馴染みがないでしょう。
そのため、しっかり目的意識を持っていないと学習を継続することが困難です。
特に大学の授業で必修になっている場合、「カッコ良さそう」「友人が履修している」という安易な理由で選択する場合が多いです。
そして苦労している学生が多いんです……。
そこでこの記事では、おすすめの選び方と勉強法をサポートしていきます。
おすすめの選び方
筆者が個人的におすすめしたいのは、ビジネスで使えることを前提にした選び方です。
大学の授業や留学先の決定で学びたい第二外国語を決めるとき、それがビジネスでも活かせるなら一石二鳥なんです。
もしかしたら将来、“あの時この言語を学んでいてよかった!”と思う日が来るかもしれません。
例えば第二外国語を習得していたことによって、次のようなシーンがあるかもしれません。
- バイリンガルの君に海外出張/転勤を任せよう
- 語学堪能な君に海外支社の責任者を任せよう
- 大事な取引先の偉い人の母国語が話せる君に商談を任せよう
どれも絶対に起こり得る話ではありませんが、意外と想像できるシーンですよね。
いつかのチャンスのために、ビジネスで使える第二外国語を選ぶことは良い選択基準でしょう。
第二外国語を選ぶときに気をつけたいこと
第二外国語を学ぶとき、1度これと決めたら引き返せない、と思ってください。
というのも、日本人が第二外国語を習得するには、英語の習得を前提として1,000時間かかると言われています。
すなわちあれもこれもと言語を変えていたら、習得に無駄な時間がかかってしまうのです。
しっかり自分が学ぶ言語を定めて、学習をスタートさせましょう。
日本人でも学びやすいおすすめ言語
まず最初に、日本人が学びやすい言語をご紹介します。
学びやすいとは、言語が単純という訳ではなく、日本語と発音が似ていることを意味します。
一般的に発音が似ている以下2つの言語は、日本人でも学びやすい言語と言われています。
中国語
中国語を母国語とする人は13億7,000万人と言われており、世界1位を誇ります。
また中国は百度(バイドゥ)、阿里巴巴(アリババ)、騰訊(テンセント)を台頭とするメガテック企業(通称BAT)を有しており、世界経済においても中核を担っています。(GDP世界第2位)
今後より一層、中国の存在は大きくなると予想され、中国語を学ぶことは今後のビジネスシーンにおいて大きな効果を発揮するでしょう。
「谢谢(シェイシェイ:ありがとう)」や「您好(ニーハオ:こんにちは)」など、簡単な挨拶を聞いたことある人も多いのではないでしょうか。
これが中国語(北京語)です。
実は中国語は、ここからさらに細分化でき、北京語や上海語、広東語などに分けることができます。
最もメジャーであり一般的なのは北京語なので、まず北京語から学ぶのをおすすめします。
中国語の学習を始めようかなとお考えの方は、ぜひ中国在住経験のあるアドバイザーに相談してみてください!
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韓国語
韓国語を母国語とする人は7,500万人と言われており、世界13位です。
韓国はサムスン電子やLGエレクトロニクス、現代自動車(ヒュンダイ)、ロッテホールディングスなどの企業を有しています。
韓国語が話せることで得られるビジネスシーンも多いでしょう。
また、最近は再び韓流ドラマブームが到来しています。
韓流ドラマを字幕なしで見る、というのはちょっとかっこいいですよね。
韓国語の学習を始めようかなとお考えの方は、ぜひ韓国語学習歴11年のアドバイザーに相談してみてください!
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ビジネスで需要のあるおすすめ言語
第二外国語を選択する際、せっかくなら使う言語を学習したいと思いませんか?
例えばビジネスシーン。
出張や海外転勤、オンラインミーティングにおいても、第二外国語は効果を発揮するでしょう。
ここではビジネスで需要のある言語をご紹介いたします。
EU圏の言語
EU圏に本拠点を置く外資系企業は多く、その国の言語が話せることで得られる機会は多いでしょう。
具体例を挙げるとユニリーバ(オランダ)やロレアル(フランス)、ネスレ(スイス)などがあります。
また、世界の母語人口ランキングで見ると4位にスペイン語(4億2,000万人)、10位にフランス語(1億2,300万人)、11位にドイツ語(1億1,000万人)があります。
EU圏の言語に興味がある方は、ぜひ各国に在住歴のあるアドバイザーに相談をしてみてください!
スペイン語
- スペイン語を習得したい方
- 自分のペースで学びたい方
フランス語
- フランス語を学びたい方
- フランス人から直々に学びたい方
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ドイツ語
ドイツ語を学びたい方
初心者向けのドイツ語レッスンします ドイツ語をまだ話せる自信がない!という方に。
イタリア語
イタリア語を学びたい方
イタリア語のお手伝いいたします 翻訳(イタリア語⇄日本語&英語)代筆、日常会話、文法などなど
ポルトガル語
ポルトガルはEUに含まれますが、ここではピックアップしてご紹介します。
ポルトガル語はポルトガルとブラジルを中心に世界で2億1,500万人の人が母国語としており、世界7位です。
ブラジルでは近年、ユニコーン企業(※)が多く生まれており、IT大国になりつつあります。
また大手コンサルティングファームのPwC発表の「予測GDPの世界順位」によると、現在日本が4位でブラジルが7位ですが、2050年には日本が8位に転落するのに対してブラジルは5位に上昇すると予測されています。
今後IT化が一層加速する世の中において、ポルトガル語が扱えることは大きなアドバンテージになるでしょう。
(※ユニコーン企業:非上場×設立10年以内×時価総額10億ドルのベンチャー企業)
ポルトガル語に興味がある方は、ぜひネイティブのアドバイザーに相談をしてみてください!
- ポルトガル語を学びたい方
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ちょっとマニアックな言語
マニアックではあるが、世界で通用する言語をご紹介します。
ここで紹介するのは、国連の公用語。
国連の公用語は全部で6カ国あり、中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語、アラビア語です。
まだこの記事で登場していないロシア語とアラビア語についてご紹介していきます。
ロシア語
ロシア語を母国語とする人は1億8,000万人と言われており、世界8位。
ヨーロッパでは最も母語話者が多い言語です。
ロシア語に興味がある人は、まずはロシア語学習歴のある人に相談するのはいかがでしょうか?
- ロシア語を学びたい方
- マニアックな言語に興味がある方
初心者から中級向け、ロシア語の勉強方法教えます 初心者向け!最初のつまずき、日本人だから教えられます!
アラビア語
アラビア語を母国語とする人は2億3,000万人と言われており、世界5位。
サウジアラビアやアラブ首長国連邦、エジプトなど、世界27か国で公用語として使用されています。
また国連の公用語に選定されたのは他の5か国語と比べて最も遅く、1973年に追加されました。
今、世界で最も注目される言語の一つです。
まずは英語力を強化したい人に向けて
ここまで第二外国語についてご紹介してきましたが、日本語以外の言語を習得したい場合、第一は英語学習を強くおすすめします。
理由は2つ。
1つ目は、英語話者が圧倒的に多い点。
世界で英語を話せる人は15億人を超えると言われており、中国語を母国語とする人数よりも多いためです。
またこの数字はネイティブレベルのことを指し、ビジネスレベルの話者もいれると、数はもっと多くなるでしょう。
2つ目は、世界共通言語である点。
グローバルビジネスで英語は必須です。
また学術分野においても、論文は英語で記すことがグローバルスタンダードであり、世界の最新情報をいち早く手に入れるには、ある程度の英語力が必要になります。
あらゆる言語は4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)を効率的に学ぶことが重要です。
ここでは英語の各技能に特化したアドバイザーをご紹介します。
リスニング
まずはここからおさらいしましょう!
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リーディング
ここを突破できれば、飛躍的に英語力が伸びるでしょう!
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スピーキング
一番日常で活用できるスキルがスピーキングです。
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ライティング
一番難易度が高いスキルですが、ライティングスキルの習得を目指しましょう。
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まとめ
現在、世界では7,117の言語が話されています。(Ethnologueより、2021年1月時点)
これらを全て理解できる人はおそらく誰一人としていませんが、英語+αで何かを喋れたり読めたりできる言語があると、人生がより豊かになるはずです。
例えば旅行先で現地人と現地の言語で会話ができたら楽しいでしょう。
またビジネスであなたが多くの言語が扱えたらきっと一目置かれるはず。
学習のきっかけは学校の授業でも、何でもいいです。
やり続けることが重要です。
ぜひこの記事を参考に学習を初めて、アドバイザーと共に学習の継続にチャレンジして下さい!
(※本記事内の数字は、EthnologueとWIP Japan Corporationを参照した2021年1月時点の数字です。)