【コロナ禍zoom就活】OB訪問のやり方マニュアル完全版｜ツテがない時の探し方も

OB訪問ってどう進めていけばいいの……？？

就職活動で内定をもらうためのステップとして、 OB訪問を考えている就活生も多いのではないでしょうか。今回はそんな就活生のために、コロナ禍でのzoomでOB訪問のアポの取り方から流れ、メールの書き方・質問リストなど疑問に思うことを徹底解説していきます！

1 OB訪問って意味あるの？目的とメリット
- 1.1 目的｜OB訪問を何のためにするのか
- 1.2 メリット｜OB訪問で有利になること
2 【Step１】アポの取り方とメールの書き方
- 2.1 ツテなしからOBを探してアポの取る方法
- 2.2 必見！OB訪問を依頼するときのメールの書き方
3 【Step2】事前準備すべき2つのこと
- 3.1 ①必要なことは共有しておこう
- 3.2 ②質問リストを作っておこう
4 【Step3】当日の流れ
5 【体験レポ】ココマガ編集部misaもOB訪問を依頼してみた！
- 5.1 今回サービスを依頼したアドバイザー
6 ココナラで実際にOB訪問をしてみよう！
7 OB訪問で、内定まで一歩リード！

OB訪問って意味あるの？目的とメリット

OB訪問の単語はよく聞くけれど、本当に意味があるんですか？
初めて社会人に会うのは緊張するし、面倒だし、できればやりたくないのですが……。

気持ちはよくわかります。
ですが、絶対にした方が良いです！
特に志望度が高い企業ほど、OB訪問をおすすめします。

目的｜OB訪問を何のためにするのか

①面接の対策・練習

面接当日は、とにかく緊張します！
だからこそ初対面の社会人と話す練習をするのがとても効果的。
面接で気をつけたい敬語やマナーも、OB訪問を通じて慣れておくことが大切です。

また、ESや志望動機を添削してもらうことで、面接官に伝わりやすいものに改善することもできます。

初対面の人と会話するのに緊張してしまう人。
ESや志望動機を誰にも見せず1人で作っている人は、zoomでOB訪問を活用してみましょう。

②情報収集

業界研究や企業研究の一環として、zoomOB訪問は活用できます。
1企業数分しか話さない合同説明会に行くよりも、1人OB訪問をした方がより深く業界・企業を理解できます。

どんな人が働いているのか、どんな人が向いていそうか。
など、ふんわりとイメージで考えていたことを言語化するきっかけになります。

メリット｜OB訪問で有利になること

①志望度の高さを示す要素になる

OB訪問を多く繰り返せば、その分企業に対して志望度の高さを示す要素になります。
例えば、志望動機を聞かれた時に「社員の方々が良い人だったから」と話したいとします。
その理由が「説明会で話していたのをみて」と、「◯人にOB訪問をさせて頂いて」だと、後者の方が説得力がありますよね。

②高い評価を得ると選考で優遇されることもある

企業によっては、OB訪問が選考に組み込まれているところも。
OB訪問中の対応で高い評価を得ると、選考を一部免除してもらえたり、特別選考ルートにのせてもらえることもあります。

【Step１】アポの取り方とメールの書き方

OB訪問をしてみたくなりました。
でも、気軽にOB訪問を依頼できる先輩や社会人がいません。やっぱりツテがないとOB訪問はできないの？

ツテがなくても大丈夫！
OB訪問の依頼を受けてくれる社会人を探す方法はたくさんあるよ！

ツテなしからOBを探してアポの取る方法

アポを取る手段は大きく3つに分かれます。

大学のキャリアセンターで紹介してもらう
OB訪問専用のマッチングアプリ
ココナラ

おすすめはココナラ。
ココナラのビジネス相談・アドバイスのカテゴリでは、zoomでOB訪問を受けてくれる各業界の社会人が多数いらっしゃいます。
スマホから誰でも気軽に依頼することができますよ。

特にコロナ禍でzoomでOBの探し方が分からないという方は要チェックです！

ココナラのOB訪問をサービスをみてみる。

必見！OB訪問を依頼するときのメールの書き方

アポイントメールには以下のことを必ず入れましょう

・自己紹介、連絡先を聞いた場所
・OB訪問の所要時間
・候補日
・連絡先

社会人は多忙です。
OB訪問を受け入れてもらいやすくするためにも、必要事項を明確に提示しましょう。

アポイントメール例

【件名】OB訪問のお願い（◯◯大学_佐藤太郎）

株式会社〇〇　社会人太郎様

突然のメール失礼いたします。
〇〇大学◯◯学部3年の佐藤太郎と申します。

〇〇大学のキャリアセンターで社会人太郎様のことを伺い、OB訪問のお願いでご連絡させていただきました。

私は現在就職活動中で、◯◯業界に興味があり、ぜひ就活太郎様にお話を伺いたく、メールをお送りした次第です。
ご多忙とは存じますが、お時間を頂けるようでしたら以下の候補日から、日時を調整していただけますと幸いです。
所要時間は1時間程度を希望しています。

・◯月×日(月)　13:00~15:00
・◯月×日(火)　16:00~19:00
・◯月×日(金)　15:00~18:00　

ご調整が難しいようでしたら、お手数ですが就活太郎様のご都合の良い日時をお知らせいただけませんでしょうか。

メールでの突然のお願いで大変恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
〇〇大学〇〇学部　就活太郎
電話番号：〇〇〇-〇〇〇-〇〇〇〇
メール：〇〇@〇〇.ne.jp

【Step2】事前準備すべき2つのこと

OB訪問は事前準備が大切！
社会人の方も、忙しい中時間を割いてくれています。
短い時間を有効活用しましょう。

①必要なことは共有しておこう

ESや志望動機、ガクチカなどを添削してもらいたい場合は、事前に共有しておきましょう。
特に聞きたい質問なども共有しておくと親切ですね。

また、現在は新型コロナウイルスの影響で、対面ではなくオンラインでOB訪問をすることも増えていますよね。
オンラインの場合は、ZOOMなどの当日使うURLを事前に知らせましょう。

②質問リストを作っておこう

必要な情報を聞き出すために、質問リストを作っておきましょう。
質問リストを作るポイントは仮説を立てること。
例えば、業界・企業研究をして得た情報を本当か確認したり。
◯◯な人材が活躍できると考えているか、合っているかを確認したり。
自分が持っている考えに間違いがないかを検証する場所として活用してみてください。

<質問例>
・◯◯が魅力的な仕事だと感じていますが、××さんが実際に仕事をしてみてやりがいを感じることはなんですか。
・◯◯な部分が大変そうなイメージがあるのですが、実際はどうですか。また、それを乗り越えるコツは何ですか。
・学生時代に〇〇をした経験が活かせるのではないかと思い、面接でも話そうと思っているのですが、このエピソードを聞いてどう感じますか。

【参考】OB訪問でしたい質問リスト

・入社を決めた理由
・入社前後のギャップ
・競合他社にはない魅力・強み
・日頃の業務で心掛けていること
・就活体験談
・業務の流れ
・仕事のやりがい
・仕事の失敗談とそれをどう乗り越えたか
・御社で活躍している人の共通点
・社内イベント
・仕事とプライベートの両立のコツ
・どんな社風か
・どんな企業と一緒に仕事をすることが多いか
・福利厚生について
・（OBが）どんなキャリアを思い描いているか

【Step3】当日の流れ

服装と持ち物

私がOB訪問をしたときは、膝下のスカートにシャツ、髪はストレートでおろすなどシンプルな私服を着ていました。
私服が不安な人はリクルートスーツでも大丈夫ですよ。

また、当日はメモ帳とペンは忘れずに持っていきましょう。
質問しながらメモを取ることが重要です。

OB訪問開始

まずはOB訪問を受けてくれたことのお礼と、今回の目的を簡単に伝えましょう。
目的は、就活に不安があるので、就活当時のお話を聞きたい。
御社が第一志望なので、深く知りたい。などです。

実際の流れは以下を参考にしてみてください。

・お礼と目的を伝える。
・お互いに自己紹介をする。
・ESなどの添削をしてもらう
・準備していた質問リストから質問
・OB訪問を通して、感じた印象や改善点を聞く
・解散

解散後の対応

解散後はできるだけ早くお礼のメールをしましょう。
OB訪問で得たことや感想なども伝えると親切ですね。

また、その日のうちにOB訪問で得たことを整理しておきましょう。
面接で話せそうだと思ったこと。
改善した方が良いこと。
社会人の方と話してみて、新たに感じたことなどを整理することで、ESや面接でのエピソードをグレードアップすることができます。

【体験レポ】ココマガ編集部misaもOB訪問を依頼してみた！

はじめまして、ココナラマガジン編集部のmisaです！

留学していたこともあって、私自身が就活に本気モードになったのは大学4年生の秋でした。
けれど、周りに既に内定を3年生でも複数持っている子がいたので、OB訪問は3年生の1月から行っていました。

当時は
・興味のある企業で働いている大学の先輩にFacebookで連絡を取る
・就活アドバイザーに相談をする
など、主に大学のコネクションを活かして就活していました。

ですが、①面接を受けた志望度の高かった企業で働いている先輩が見つからなく、ある意味就活は人生を決める重要なイベントだと思い、②お金を払ってでも話を聞いて情報を得たいと思ったので、ココナラを利用することにしました。

今回お願いしたのは・・・

今回サービスを依頼したアドバイザー

HFun

30歳で大手・外資・スタートアップなどの計４社で就業経験のある方です。面接官としての経験も豊富なので、模擬面接などをお願いすることもできます。また、新卒だけでなく、転職をしようか迷っている学生の方にもおすすめです。

志望していた企業での就業経験がある＋キャリアの道筋の引き方について聞きたかったので、依頼を決めました。

依頼のステップって？

HFunさんとのやり取りでは、依頼から対面までこんなステップがありました。

①相談
②購入
③相談内容を具体的に明記
④対面

①相談
相談では、自分の依頼が対応可能かを質問します。
日時・予算など、自分の疑問を「見積もり・カスタマイズの相談をする」ボタンから、簡単に質問できちゃいます！

依頼文のテンプレートはこちら

１，問い合わせ
始めまして、○○です。○○をお願いしたいと考えています。○月○日までに対応していただくことは可能でしょうか。
また、○○もお願いしたいと思いますが、定価の範囲内で対応していただくことは可能でしょうか？

私は相談の段階で、
・日時の擦り合わせ
・話したい内容の相談
をしました。

②購入
相談のやりとりが終わって購入が完了すると、出品者とのトークルームが開きます。
ここでは挨拶と、もし細かい要望があったら伝えましょう。

購入のテンプレートはこちら

サービスを購入しました○○です。○○をお願いしたいと思います。大変たのしみにしておりますので、やりとり完了まで、どうぞよろしくお願いいたします。

OB訪問当日！

④対面

30分間みっちりキャリア相談に乗ってもらいました！受けていた企業のことだけでなく、今後のキャリアの描き方も知ることができ、不安が少し減りました。

ココナラのOB訪問メリット・デメリット

ココナラでOB訪問をするメリットは、スケジュール調整のしやすさと業界の幅の広さです。

海外の大学に通っていたこともあり、国内の大学生ほどアプリやサービスが充実していなかったので、OB訪問は自分で訪問したい相手を探し出して声をかけるしかありませんでした。
数ある企業の中で希望している業界＋特定の企業で働いているOBを探し出すのは、大学の友人同士のクチコミしかなかったので、時間もかかりました。
また、社会人の方は忙しいので、気を遣ってスケジュールを組まなければならなく、お互いの日程が中々合わないこともありました。

その点ココナラは、検索キーワードから特定の企業で働いているOBを簡単に割り出すことができるので、探し出すまでの時間が圧倒的に短縮されます。
また、業界も日系〜外資まで幅広いので、自分の希望している業界で働いているOBが必ず見つかります。

デメリットは金額面。

ビズリーチ・キャンパスやMatcherなど、OB訪問は無料で出来るサービスも充実しています。
お金がない学生にとって、ココナラでサービスを購入してまでOB訪問をするのはと感じるかもしれません。

ですが、就活シーズンは特に日程調整や人気企業で働く社会人を捕まえるのは難しいです。
人生の一大イベントの就活では、とにかく出来ることは全て行なって、臨んだほうが後悔が少なくなるので、お金を払ってでもOB訪問はする価値があると筆者は感じています。

HFunさん、今回はありがとうございました。キャリア相談もできたので大満足です！