昨今の情勢で、企業は採用に対して非常にネガティブになっています。それはインターン採用も例外ではありません。学生の皆さんは、今まで以上にインターン選考に対して、戦略的な対策を立てる必要があるかも。本記事ではその道筋と共に、学生の皆さんをサポートするアドバイザーをご紹介します!
目次
まずはこれを準備しよう
インターンをしたい!と思ったら、まずは3つの準備をしましょう。
最近のインターン採用市場の倍率は、例年の数倍〜数十倍とも言われています。
売り手市場から一転した今の状況の中では、いかに厳しい選抜なのかお分かり頂けるはず。
それを戦略的に攻略するための対策が必要、というわけです。
また、準備を念入りに行いつつ、スピードも担保しなくてはいけません。
「そんなのキャパオーバーだよ!」という方のために、本記事では就活に精通したアドバイザーを自信を持ってご紹介しています。
こんな状況だからとにかく戦略的に、ともに頑張りましょう。
①過去の経験・やりたいことの棚卸し
今の状況下では、アルバイト感覚の軽い気持ちでインターン採用に応募しても、受かる確率はほとんどあません。
ここで大切なのは「企業があなたを採用する理由」を明確にすることです。
まず、やりたいことを棚卸しすることで、あなたの「あなたがインターンする目的」を明確にしましょう。
その上で過去の経験を棚卸しし、“こういう経緯で御社のインターンがしたいのです”と表現できるようにしておきましょう。
これは「目的の裏付け」となります。
『企業があなたを採用する理由=あなたがインターンする目的』となったとき、きっと採用チャンスに近づくはずです。
②志望動機を明確に
志望動機を深めるために、「その企業でないといけない理由」を見つけましょう。
「その企業でないといけない理由」を、前述した「あなたがインターンする目的」と掛け合わせることで、強固な志望動機になります。
なぜなら企業は目的を聞いた段階で、“その目的は他社でも叶うのでは?”と深堀りをしてくるから。
志望動機を明確にするには、次のような方法が効果的です。
- 初級編:会社HPから情報を得る
- 中級編:色んなメディア記事をから情報を得る
- 上級編:現役社員と会って情報を得る
たくさんの情報を収集すると、自然と「その企業でないといけない理由」が明確になってくるでしょう。
あとはそれを言語化して、文章にするだけです。
志望動機の言語化に心配がある……という方に向けて、とっておきのアドバイザーをご紹介します。
この方は、今まで多くの学生の就職活動をサポートし、総合商社やデベロッパーの内定実績を作った方です。
もし気になる方は、ダイレクトメッセージでお話しを聞いてみてください!
新卒/転職・競合調査:企業の分析方法お伝えします 早稲田大学商学部を副総代として卒業。お役に立てたら嬉しいです
③自己分析を固めよう
たくさんの人が怠りがちな自己分析ですが、非常に重要な要素です。
「①過去の経験・やりたいことの棚卸し」を難なくできたました!という人はきっと自己分析が完成しているでしょう。
しかし多くの場合、過去の経験・やりたいことが棚卸しできない、もしくはできたつもりでいます。
「①過去の経験・やりたいことの棚卸し」を完成させるために、最後に自己分析を入念に行い、自信を持ってESを書いていきましょう。
また、自己分析は面接対策の一環でもあります。
自己分析には、多くの時間を割くべきだと筆者は考えています。
それでも上手くいかない……という方は、一度自己分析をサポートするアドバイザーに相談してみてはいかがでしょうか?
差がつく★就活における自己分析の極意お教えします 自己分析は就活の基礎!内定を叩き出す近道は自己分析にあり!
【例文付き】ESの書き方をまるっと伝授
さて、事前準備は入念に取り組めそうでしょうか。
ここから一緒に、ESの書き方を勉強していきましょう。
ちなみにここでご紹介するESの例文は、筆者が作文した一般的な例です。
あくまで参考までにして、自分の文章でESを書いて頂けたらと思います。
次章では、ESを添削してくれるアドバイザーをご紹介しているので、ぜひそちらもご覧ください!
書くべきこと・書くべきでないこと
まずはESに書いて欲しいものを列挙します。
ここでご紹介する(ex. )は自己PRを想定しているものです。
ただし書くべきこと・書くべきでないことは、その他志望動機や長所短所など、あらゆるESで本質的に共通するものですので、ぜひ一例として参考にして下さい。
- 定量的に評価できるもの(ex. 大会で◯位になった)
- それを裏付ける根拠(ex. 1日◯時間のトレーニングを◯年続けた)
- だからどうなったのか、どうしたいのか
- 他人の成果(ex. 団体戦に◯位になった)
- 自分の感想(ex. ◯位になって嬉しかった)
自己PRの例文
前述した「書くべきこと・書くべきでないこと」を参考に、こんな風に自己PRを作ってみましょう。
私は高校3年生の夏、陸上競技の東京都大会で個人優勝をして、東京都代表として全国大会に進出しました。
中学までは文化部に所属していた私ですが、陸上部の顧問から「みんなより毎月1.1倍の練習をすると良い」とのアドバイスを頂き、毎日の部活ではみんなより筋トレを1回1秒でも多く行うことを意識しました。
実はこの1.1倍という数字ですが、毎月1.1倍を1年間(12ヶ月)続けると、3.14という数字になります。
1日で人の2倍の練習することは現実的に難しいですが、日々のコツコツとした積み重ねがやがて大きくなることを知り得ました。
そしてその結果、東京都大会で個人優勝、全国大会進出を果たしました。
今はその教えを大学での勉強に応用したり、また大学の陸上部では主将に就任し、高校の顧問の教えを後輩に伝え、チームの躍進に寄与しています。
- 結論ファースト
- ですます調を統一
ES添削してくれるアドバイザーをご紹介します
ここまで筆者がみなさまにESの書き方やコツを伝授しましたが、実はそれらを鵜呑みにして欲しくはありません。
この本意は、「自分もしくは1人に頼った主観的なESは良くない」ということです。
あなたが書いたESを評価するのは企業の人事担当者であり、それは他人であり、なおかつ1人とは限りません。
そこであなたが書いたESを色んな人に見てもらい評価を頂き、それを元に改善して欲しいと考えています。
評価する人は家族でも良いですし、友人でも良いでしょう。
さらにプラスαを望む方は、評価&添削してくれるアドバイザーを紹介しますので、ぜひ頼ってみて下さい。
海外インターン経験者
博士によるES添削を提供します 海外でのインターン経験もある企業で活躍する博士が添削します。
ベンチャー企業での新卒採用責任者
サマーインターンのES添削します サマーインターン/就活に悩んでいる人向け
ココナラがPRO認定した信頼あるアドバイザー
就活・公務員試験のES・面接回答の添削をします 【面接指導のプロが添削】応募先・経歴に応じてカスタマイズ!
いよいよエントリー、そのコツは?
ESの書き方を習得した方へ、さくっとエントリーのコツをご紹介します。
職種選びのコツ
「あなたがインターンする目的」が明確になって自己分析をしっかり行えた方は、自ずと職種を絞れると思います。
少しアドバイスをするとしたら、「将来就きたい職業」や「興味のある分野」を参考に希望職種を選ぶと良いでしょう。
企業選びのコツ
最初は大きく、ベンチャー・スタートアップか大手企業の二択で選ぶと良いでしょう。
このときのポイントは、「何を求めるか」です。
- 少数精鋭の企業で働いてみたい
- 「学び・成長」や「同じ目標を持つ人と出会う」を求めている
- 長期・有給インターンでお金を稼ぎたい
- 大手企業で働く人を間近にみてみたい
- 業界・会社のことをよく知りたい
エントリーする方法もチェック
筆者が上記記事でおすすめしているエントリー方法は以下の3つです!
現在30,000社を超える企業が登録している、ビジネスSNSをテーマしたプラットフォーム。
DeNAやサイバーエージェント、メルカリといったメガベンチャーを始め、IT系のベンチャー企業が中心に登録されています。
Wantedlyのプロフィールが履歴書や職務経歴書の代わりとなっており、文字数を気にぜず自分をアピールできるのがポイント!
(WantedlyのHPはこちら)
このサイトは、圧倒的な検索条件の多さが特徴です。
職種や業界のみならず、身に付くスキルやシフト・働き方、求人の特徴など、計8つの大カテゴリーで条件を選択でき、さらにそれらが小カテゴリー分けされています。
また学生の会員数50,000人以上を誇り、難関国立大学・早慶MARCHクラスが6割以上を占めるということで信頼性も抜群。
(キャリアバイトのHPはこちら)
意外かもしれませんが、最近は社長や人事担当がTwitterでインターンを募る、「Twitter就活」というものも盛んに行われております。
募集している企業は様々で、スタートアップから外資系のベンチャーまでとても幅広い印象です。
職種の選び方や企業の選び方の詳細は、以下の記事でも解説しているので、こちらもご参照下さい。
まとめ
ESとは、企業とあなたをマッチングさせる唯一のツールです。
あなたがどんなに優れた学生であったとしても、ESを通してあなたの魅力を企業に伝えられなかったら、とても残念ですよね……。
当然ですが、魅力や想いが伝わらなければ、企業は振り返ってくれません。
これはまさに、俗に語られる『就活≒恋愛』ということです。
本記事を通してESのより良く書けるようになり、そしてインターン採用に合格することを心から祈っています。